年末調整の期限はいつまで?間に合わないとどうなる?

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そろそろ2018年もおわり、勤務先では年末調整に関する書類を記入したり、提出したりした方も多いのではないでしょうか?

しかし一方で、会社から言われていた期日に間に合わなくて困ってしまっている方もいらっしゃると思います。

まず初めに申し上げたいのは、仮に年末調整を会社で行ってもらえなくともすぐにまずいことになるというわけではありません。

というのも、結局自分で確定申告をすれば大丈夫だからです!

今回は、年末調整はいつまで間に合うのか、もし間に合わなければどうなるのかを簡単にご紹介していきます!

場合によっては年末調整では対応してもらえず、確定申告がそもそも必要な方もいらっしゃるので、心当たりのある方は以下のリンクで紹介している条件に照らし合わせてみてください!

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年末調整の期限はいつまで!?必要な書類は?

雇用されている立場の期限は会社によって異なるので注意!

アルバイトやパート、サラリーマンとして働いている方の場合には個人で税務署の方とやり取りすることはなく、勤め先の会社で一括して手続きをしてもらうことができます。

ですので、年末調整に関する書類を提出する期限は会社の経理の方のスケジュール次第ということになります。

とはいえ、経理の方もなるべく余裕を持って準備をなさると思うので、一般的には11月後半から末にかけて提出を求められることが多いです。

そのため、勤め先から必要書類の記入や提出を求められた場合には、のちほど修正や書き直しを余裕をもってできるようになるべく早く提出するとよいですね。

会社としての期限は!?

これから先は企業の経理担当への期限となります。

会社としてはおおよそ10月くらいから年末調整の準備を開始します。

11月に入ると年末調整に必要な書類を従業員に配布し、12月頭くらいまでには回収を終えます。

回収が済んだら、従業員の年間の所得税や住民税を計算し、還付金や追徴課税をチェックします。

こうした一連の手続きの最終的な期限は1月31日とされています。

年末調整に必要な7つの書類とは!?

年末調整では概ね7つの書類を扱うことになります。

ただし、従業員の方はこれら全てを提出したり記入したりする必要はなく、特別な控除を受ける場合などに限定されます。

  • 源泉徴収票
  • 給与支払報告書
  • 所得税徴税高計算書
  • 法定調書合計表
  • 扶養控除等申告書
  • 保険料控除申告書
  • 住宅ローン控除申告書

この中で実際にアルバイトやパート、サラリーマンとして働いている従業員の方が記入するのは、扶養控除等申告書、保険料控除申告書、住宅ローン控除申告書の3つです。

多くの人が記入するであろうものは扶養控除等申告書ですが、こちらは配偶者や扶養家族などがいない場合には、名前や住所、マイナンバーなど基本事項を記入するだけでOKなのでそれほど難しくはありません。

年末調整に遅れてしまったら!?罰則などはあるの?

まずは会社の経理の方にお願いしてみましょう!

会社として守るべき年末調整の期日は1月31日までです。

そこまでは理論上は年末調整は間に合いますが、先述のように経理の方のスケジュールや手続きの予定などを考慮し、従業員の方には早めの提出が求められています。

つまり、もし会社からいわれていた期日に間に合わなかった場合には、経理の方に今からでも間に合うのかを確認しましょう!

そしてもし、追加で対応してもらえるのであればしっかりと感謝しなければなりませんね。

もしも会社で年末調整できなかったら!?自分で確定申告をしましょう!

上のようにうまくいくケースもあれば、もう会社では年末調整はできないといわれてしまうこともあります。

そうなると自力で確定申告をするしかなくなります。

確定申告をしなければ多く払いすぎた税金の還付が受けられなかったり、支払うべき税金が未納になってしまいます。

また年末調整と確定申告は若干時期が離れているので、確定申告も忘れるとなるとかなりまずいことになります。

例えば、レンタルビデオ店で返却する期日を破ったときに発生する延滞料のような、延滞税を追加で支払う必要が生じたり、申告していないことへの加算税として、無申告加算税というものが追加で徴税されます。

さらに詳しく確定申告に遅れるとどうなるのかは、以下のリンクで解説しているので是非ご覧ください!

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おわりに

今回は年末調整の期限はいつまでか、期限に遅れてしまうとどうなるかなどを解説していきました。

仮に年末調整に間に合わなくとも確定申告をすれば大丈夫ですが、確定申告も遅れてしまうとかなりデメリットを大きく被ることになります。

お金のカタチでは実際に確定申告書類の書き方もわかりやすく解説しているので、もし自分で確定申告をしようと考えられている方は以下のリンクを参考にしてみてください!

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