年末調整に間に合わないとどうなる?税金の還付は確定申告で!

 

年末調整が終わる企業も多くなってきており、中には申請するべきだったのに忘れてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

特に、せっかく控除を受けようと思ったのに申請が間に合わなくてショックを受けている方もいらっしゃると思います。

 

ただ、年末調整に遅れてからといって諦めてはいけません!

 

確定申告を自らすることで、年末調整で申請し忘れた控除を適用し、税金の還付を受けることができます!

 

今回は、年末調整だけで申請できる控除と確定申告で申請すべき控除、また年末調整で申請し忘れた控除への対応などをわかりやすく解説していきます!

ふるさと納税サイト「ふるなび」

 

そもそも年末調整と確定申告は何が違うの!?できる控除とできない控除がある!

年末調整とは

年末調整とは、源泉徴収されていた年間の所得税を取り戻す手続きのことです。

 

アルバイトやパート、サラリーマンなどの給与所得を受け取っている方の場合には所得税を毎月の給与から天引きされている状態になっています。

 

源泉徴収は前年度の収入や控除などをベースに所得税額を決定しているので、その年の納税分と徴収額にズレがある場合に調整する手続きが年末調整になります。

 

 

年末調整では以下の3つの控除を申請することができます。

 

  • 生命保険料控除

生命保険に加入していて、保険料を支払っている方は支払っている保険料に応じて、年間の給与から一定の金額を控除し、課税対象となる金額を減らすことができます。

 

この控除を受けるためには、保険会社から発行されてた「生命保険料控除証明書」を提出する必要があるので注意しましょう!

  • 地震保険料控除

生命保険だけでなく、損害保険などに加入していて保険料や掛け金などを支払っている場合には、同様に一定金額を年間の所得から控除することができます。

 

ただし、地震保険とよくセットになっている火災保険は控除の対象外なので、保険会社から「地震保険料控除証明書」を受け取り、地震保険の分だけを申請する必要があります。

  • 2年目以降の住宅ローン控除(減税)

住宅ローン控除(減税)に関しては、2年目以降であれば確定申告なしで、年末調整で控除を受けることができます。

 

確定申告とは

確定申告とは、1年間の所得を全て計算した上でその金額に対してふさわしい所得税を申告し、納税する手続きです。

 

年末調整ではあらかじめ徴収されていた税金を申告することになりますが、確定申告は払うべきだった税金を申告することになります。

 

多くの給与所得者は年末調整で済みますが、一部の方は確定申告が別途必要になります。

 

確定申告が必要となる条件は以下のリンクで詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください!

 

確定申告が必要となるのはどんな人?年収や職種などの条件は?

2018.12.05

 

確定申告では、年末調整では申請できなかった以下のような控除を申請することができます。

 

  • 医療費控除

年間10万円以上の医療費を負担した場合には、一定の金額の控除を受けることができます。

  • 寄附金控除

ふるさと納税制度を活用し、お住いの地域以外の自治体へ寄付をした場合にも所得控除が受けられます。

 

ふるさと納税を活用した場合の確定申告については以下のリンクをご覧ください!

 

2018年のふるさと納税はいつまで?始め方や仕組みをわかりやすく解説!

2018.12.07
  • 雑損控除

災害や盗難にあった場合には、雑損控除が適用されます。

  • 住宅ローン控除(1年目)

1年目のみ住宅ローン控除を受けるためには確定申告が必要です。

 

2年目以降は年末調整で手続きが完了することも先述の通りです。

 

年末調整で申請し忘れた控除はどうなる!?確定申告で取り戻せる?

保険料控除の申請は確定申告でも大丈夫!

「年末調整の際には認識していなかったけれど、実は受けられる控除がもっとあった」「年末調整には控除の申請が間に合わなかった」といった方は例年多くいらっしゃいます。

 

中には控除を受けないまま、多めに税金を取られることを選択される方もいらっしゃいますが、確定申告をすれば通常通り控除を受けることは可能になります。

 

また、直接所得税の控除とは関係はありませんが年末にかけてお子様が生まれた場合にも確定申告を通して子供が生まれたことを申告しておきましょう!

 

というのも、住民税の扶養の人数の中には生まれたばかりの小さな赤ちゃんも含まれているので、住民税の金額を抑えられるのです。

 

控除を申請しないと何か罰則がある?

確定申告はしたくないという方であれば、結論から申し上げると控除を受けるためだけであれば、確定申告は必要ありません。

 

あくまで控除を受けるかどうかはみなさん自身の税金の負担が軽くなる権利を行使するかの問題なので、納税のように義務ではありません。

 

ですから、「手間がかかるくらいなら税金を払ってしまおう!」というスタンスでも大丈夫です。

 

ただし、本来は確定申告をする義務があるのに確定申告を怠るとペナルティがありますので、注意しましょう!

 

確定申告の期限を過ぎたらどうなる!?遅れるペナルティーは?

2018.03.15

 

おわりに

 

今回は、年末調整で申請をし忘れてしまった控除について簡単にご紹介しました。

 

もしかすると、アルバイトやパートとして働いていながらも、扶養を外れてしまい所得税の計算に不安を感じていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

 

お金のカタチでは、なるべく数式を使わずに、目で見てわかりやすく税金の計算方法や仕組みをご紹介しています。

 

ぜひ、確定申告にチャレンジするという方は以下のリンクで勉強してみてください!

 

パートの所得税・住民税を計算!税金はいくらから発生する?

2018.06.15