2018年の酒税法改正!税率やビール・発泡酒は値上げ?


夏が近づきビールが美味しい季節になってきました。

スーパーやコンビニに行くと様々なお酒が売っています。

ビールの値段が高いので今日は発泡酒で我慢するという人も多いかもしれませんね。

そのような人にとっては朗報かもしれません。

なぜならビールが安くなるからです!

さて今回は、ビール税について解説していきます!

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

ビールの種類について

そもそも酒税法でいうお酒とはアルコール分1%以上の飲料のことを指します。

それぞれの定義を知らない人が多いんじゃないでしょうか。

ビール

ビールの定義は、麦芽の使用比率が原料の3分の2以上であることです。

原材料には麦芽やホップが使われています。

発泡酒

発泡酒の定義は、麦芽の使用比率が3分の2に満たないものです。

原材料には麦芽やホップの他にも大麦、米、コーンスターチ、糖類が使われています。

麦芽使用率が3分の2以上であっても、酒税法でビールの原料として認められていないものが含まれている場合(外国産ビールなど)、その国の法律でビールとなっていても日本では発泡酒扱いになります。

第3のビール

第3のビールの定義は、麦芽を用いず、穀類、糖類などの原料を用いて作られたものです。

麦芽が全く入っていないのが特徴です。

 

スーパーなどに行って商品の裏面を見てみるのも面白いかもしれませんね

酒税について・ビールが安くなる?

酒税とは?

酒税は酒造メーカーが納税していて、レシートに記載される消費税のように消費者が目にすることはないと思います。

しかし、商品の価格に含まれているので負担するのは消費者であると言えますね。

日本でビール類にかかる税金は、酒税法で3種類に分かれています。

一缶当たりどのくらいの税金が含まれているのか見てみましょう!

小売価格で350ml缶あたり

  • ビール:205円のうち77円
  • 発泡酒:152円のうち47円
  • 第三のビール:133円のうち28円

 

ビールの約4割が税金ということになりますね。

なぜ、ビールだけが高い?

 

日本におけるビール酒税は、諸外国と比べて、ドイツの17倍、アメリカの9倍と極めて高くなっています。

醸造酒であるビールに対し蒸留酒より高い酒税を課しているのは主要諸国のなかで日本だけのようです。

なぜビールだけが高いかというと、ビールはもともと輸入品であったからです。

つまり、贅沢品であるため高い税をかけても良いだろうということになりました。

以来、ずっと高い税率のまま今日まで続いているのです。

他の酒類と比較!

アルコール分1度1リットあたりの酒税額で比較すると

  • ビール(5度):44.4円
  • 清酒(15度):8.0円
  • ワイン(12度):6.7円
  • 焼酎(25度):10.0円
  • ウイスキー(40度):10.0円

このように他のお酒と比較してもビールだけが高いことが分かりますね。

ビール税の税額を一本化!

政府は税率格差をなくすために2020年10月から2026年にかけて、異なる3つの税額を段階的に一本化していく方針です。

いずれのビール類の酒税を350ml缶で「55円」に一本化していきます。

ビール類の酒税が統一されると350ml缶一本あたり

  • ビール:22円の値下げ
  • 発泡酒:8円の値上げ
  • 第3のビール:27円の値上げ

 

まとめると次の表のようになります。

現在 一本化後 増減
ビール 77円 55円 -22円
発泡酒 47円 55円 +8円
第3のビール 28円 55円 +27円

ビールの税額は下がり、発泡酒・第3のビールの税額は上がります!

なぜ一本化した?

与党は、ビール類の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与え、それが酒税の減収につながっていると指摘しました。

各メーカーがビールよりも税率が低い発泡酒、第3のビールを販売したため、ビールが売れにくくなり税収が減っているため、増税する必要があると考えられます。

 

そもそもビール系飲料の出荷量は13年連続で減少しています。

08年、リーマンショック以降、1本で安く早く酔え、コストパフォーマンスが高い商品が求められるようになりました。

そのような背景の中から、ビールに代わる商品が生まれたのです。

 

増税されることで果たして税収の増加につながるのか、気になるところはありますね。

安いお酒を求める消費者が増加していることから、焼酎やチューハイなどの他のお酒に顧客に流れてしまう可能性も懸念されます。

増税後の市場はどうなる?

 

増税により安さが売りであった発泡酒や第3のビールはなくなってしまうのでしょうか。

発泡酒・第3のビールは価格だけでなく、機能性を求めている消費者をターゲットにしているという。

例えば、糖質オフやプリン体ゼロといったビールには無い特徴のことです。

健康志向が高まっているので機能性のニーズは高いだろうと考えます。

 

そもそも、ビールは苦手だけど発泡酒なら飲めるといった味そのものを好んでいる人も少なからずいると思います。

 

しかしながら、増税後の発泡酒・第3のビールの売れ行きは縮小していだろうと思われます。

ビール類の税率統一後は、ビールはビール本来の味、発泡酒・第3のビールはビールには無い価値で勝負していくことが必要になってくるでしょう。

まとめ

 

今回は、ビール税について取り上げました。

ビール類の税額一本化により、ビール市場はどうなっていくのか、動向を見守っていきましょう!

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう