結婚・新生活にかかるお金はいくら?全国平均は約500万円!

結婚は人生のなかでも最も重要なイベントではないでしょうか?

女性ならば結婚式に憧れている人も多いと思います。

そんな結婚ですが、一体いくらのお金がかかると思いますか?

この記事では日本の結婚と新生活にかかる平均的な費用についてまとめました。

婚約から新婚旅行までにかかる費用

まずは婚約から新婚旅行までにかかる費用をまとめました。

なお数値については全て結婚情報誌「ゼクシィ」の運営会社リクルートが毎年発表している調査レポート「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」をもとにしています。

結婚は挙式だけでなく様々な場面でお金がかかってきます。

婚約~新婚旅行までにかかる費用は平均484.2万円(首都圏)

それでは首都圏の平均を見てみましょう。

首都圏の場合平均費用は484.2万円でした。

具体的にどのような分布になっているのか見てみましょう。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」より作成

グラフを見ると一番割合が高いのが400万~500万円の価格帯だということが分かります。

全体的に500万円前後に費用が集中していることがよくわかると思います。

結婚費用の内訳(首都圏)

結婚費用の内内訳はどうなっているのでしょうか?

以下に各項目の平均を示しました。

項目費用
仲人へのお礼 4万円
結納式の費用 27.5万円
両家顔合わせの費用 7.1万円
婚約指輪 37.9万円
結婚指輪(2人分) 24.9万円
挙式、披露宴、披露パーティー 370.6万円
結婚旅行 63.6万円
結婚旅行土産 9.7万円

こうしてみると様々な出費があることが分かりますね。

結婚をするということは経済面で大きな負担がかかることが分かります。

北海道なら結婚費用は平均は296.6万円

今までは首都圏の数字を使ってきましたが、他の地方を見ても平均的な費用に大きな差はありませんでした。

ただ唯一結婚費用が大きくかけ離れている地域があります。

それが北海道です。

地域費用
北海道296.6万
青森・秋田・岩手447.1万
宮城・山形466.5万
福島464.5万
茨城・栃木・群馬480.7万
首都圏484.2万
新潟466.5万
長野・山梨469万
富山・石川・福井477.7万
静岡462.6万
東海476.7万
関西447.5万
中国451.8万
四国451.1万
九州475.1万

表を見ると明らかな通り、地域別に比較した際にダントツで結婚費用が少なかったのは北海道でした。

その平均的な費用は296.6万円と首都圏よりも200万円弱も少ないことが分かります。

結婚・挙式・披露パーティーの費用が207.3万円とほかの地方よりも150万円以上低かったのが原因です。

北海道の結婚式は「会費制」という独自の制度があり、結婚式の費用が少なく済むようになっているそうです。

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結婚費用の資金源

平均で500万円近くかかる結婚費用ですが、準備するべきお金はどれぐらいなのでしょうか?

結婚費用の資金源についてまとめました。

夫婦の貯金

調査によると新郎新婦が結婚のために貯めたお金は平均は307.6万円でした。

結構なお金を自分たちで準備していることが分かります。

ただ統計での最頻値、つまり一番割合の大きい世帯は「100~200万円未満」の貯金で全体の23%を占めていました。

最低でも100万円ぐらいは皆さん結婚のための費用として蓄えていることが分かります。

親・親族からの援助

親からの援助を受けている割合は非常に高かったです。

結婚費用に対して親・親族から援助があったのは76%でした。

援助があったと答えた人の内、援助額の平均は189.8万円でした。

割合を見ても100~200万円未満が38%で最大の割合を占めていました。

援助額は両家の合計額なので、一家当たり100万円ぐらいは親から貰えるものなのかもしれません。

披露宴・披露パーティーのご祝儀

結婚式では招待客のご祝儀もとても大事な資金源です。

ご祝儀の総額は平均で227.4万円でした。

なお招待客別の一人当たり平均額は以下のようになっています。

友人・同僚:3万円

上司:4万円

親族:6.6万円

恩師:3.8万円

参考:招待客数平均64.4人

披露宴にかかる費用はとても多いですが、ご祝儀でかなりの部分をまかなえていることが分かります。

たくさん人を招待すればご祝儀だけで費用をまかなうこともできるかもしれません。

お金のかけ具合は新婚旅行で決まる?

結婚式費用の統計を見るとある程度の山があり、平均前後に多くの世帯が集中していました。

結婚式では皆さん同じような金額を使うことが多いことが分かります。

一夫で新婚旅行では世帯によってお金のかけ方にかなりのばらつきがありました。

新婚旅行費用の平均は63.6万円でしたが、分布をみると100万円以上全体の約20%と最も割合が高くなっていました。

経済的に厳しくても披露宴は盛大に行って、新婚旅行は安く済ますことが多い傾向が読み取れます。

このようにどこに費用を配分していくか考えることも大事ですね。

ちなみに新婚旅行の行き先の内、海外が82.4%、国内が18.3%で海外で過ごす割合が圧倒的に高くなっています。

国内もほとんどが沖縄でした。

具体的な旅行先についてはハワイが31%と最も多く次にヨーロッパ、沖縄、インド洋ビーチ、アメリカと続いていきます。

また旅行日数は平均で7日でした。

みなさんもぜひ参考にしてください。

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新生活にかかる費用

結婚にかかる費用について見てきました。

次に新生活にかかる費用を見ていきましょう。

結婚後に同棲を開始するというケースも多いと思います。

家具や家電を購入する費用はどのぐらいでしょうか?

リクルートブライダル総研によると家具家電の購入費用の目安は70万円ほどだそうです。

また出産もお金がかかるイベントです。

出産にかかる費用は地域によって異なりますが、一番高い東京で約62万円、一番低い島根県で約39万円となっています。

ただ出産に関しては健康保険からの出産育児一時金がでたり、自治体の補助金も手厚くなっているのでそこまでお金を準備する必要はないでしょう。

それでもベビー用品の購入などを考えると50万円ほどは必要でしょう。

まとめ

結婚・新生活にかかるお金についてまとめました。

意外とたくさんのお金がかかると感じた方も多いと思います。

計画的に貯蓄をしていくことが大事です。

幸せな結婚生活を送れるといいですね。

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