母子家庭の住宅ローンはいくらまで?審査に落ちないコツは?

最近では母子家庭やシングルマザーとして頑張っているご家庭も増えてきています。

 

一般的に母子家庭と聞くと、「経済的に苦しいのではないか?」「お金のやりくりが大変そう」というイメージがあるかもしれません。

 

シングルマザーのみなさんの中には、マイホームを購入することを諦めてしまっている方も多いかと思います。

 

しかし、しっかりと審査のポイントを押さえていれば、審査を通過し住宅ローンを受け取ることも可能なのです。

 

そこで今回は、「母子家庭でも住宅ローンの審査に通るための秘訣」「実際に借り入れることのできる金額」の2つを中心にご紹介していきます。

 

母子家庭・シングルマザー世帯で住宅ローンの審査は通る?落ちない秘訣とは?

メモ帳

もしかすると、読者の方の中には「すでに住宅ローンの審査に落ちてしまった」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

その理由としては、

  • 借り入れ金額が大きくなっていること
  • 他の金融機関からも借り入れがあること
  • 勤続年数が短いこと
  • 過去の借り入れの返済の遅延や延滞があること

 

などが考えられます。

 

ここでは、この4つの理由で審査に落ちてしまった場合に、どのように改善することで審査に合格できるのか、その秘訣をご紹介していきます。

その1:借り入れ金額の縮小

今回、テクニックとして改善が期待できるのは一つ目の借り入れ金額についてです。

 

当然ですが、お金を貸す側の心理としては高いお金を貸すにはそれだけ返済を確実にしてくれるような人を選びたいというのが普通です。

 

借りたい金額が高くなれば高くなるほど、借り入れをする際に越えなければならない審査の基準は厳しくなっていきます。

 

物件の価格が一定である場合には、頭金を増やして借り入れ金額を抑えていくと審査基準は緩くすることができます。

 

「母子家庭でそこまで余裕がない」というご家庭も多いかと思いますが、親などから援助を受ける際にはまとまったお金にして頭金に入れるのも、住宅ローンを受ける上での作戦の一つと言えますね。

 

その2:他の金融機関からの借り入れを無くす

お金を借りる際に何よりもたいせつなのは、「信用」です。

 

色々なところからお金を借りてしまうと、「この人は本当に返済能力があるのか」「お金ができてもウチの返済は後回しにされるのではないか」と判断されてしまい、金融機関からも懐疑的に見られてしまいます。

 

ですから、住宅ローンのように大きなお金を借りたい際には、他に借り入れがない真っ白な状態でいることが大切です。

 

その3:勤続年数が十分になるまで我慢する

年収などに加えて、その人自身にこれからも安定的な収入があるのかどうかも審査ではチェックされます。

 

一概に何年以上務めていれば審査に通るとは言えませんが、同じ勤務先に3年以上は最低でも勤めておくと信用度は高くなると言われています。

 

ですから、正社員だからといって信頼されないというわけでは決してありません。

 

仮に非正規雇用であっても3年以上、可能であれば5年以上勤め続けている方であれば、十分信頼されるはずです。

その4:返済の遅延や延滞をしない

4つ目のポイントは、あくまで過去の話なので万が一すでに返済の遅延や延滞をしてしまった場合には、他の3つを徹底的に気をつけるしかありません。

 

しかし、これから住宅ローンの申請を考えている方であれば、当たり前のことですが借りたお金はしっかり期日中に返すということをしっかりと行いましょう。

 

母子家庭・シングルマザーが借りられる住宅ローンの金額はいくら!?

デスク

 

母子家庭・シングルマザー世帯の収入状況

母子家庭とはいっても、家庭の経済状況は様々です。

 

お母さんの年収が1000万円を越えているバリバリのキャリアウーマンのご家庭であれば、普通のご家庭と同じように住宅ローンを受けることができます。

 

しかし、実際には多くの母子家庭では経済的に厳しい状況にあるとされています。

 

厚生労働省の調査によると、平成23年度の母子世帯の平均年間就労収入は181万円となっています。

 

こちらはかなり古いデータなので、一般的な賃金上昇の傾向と合わせると、現在では200万円前後が母子家庭の平均世帯年収なのではないかと想定されます。

 

一般的な日本の平均年収は400万円〜500万円と言われている時代なので、やはりデータとしても母子家庭では経済的に厳しい状況があると見てとることができますね。

 

母子家庭・シングルマザー世帯が借りられる住宅ローンはいくら?

先ほどは母子家庭の一般的な世帯収入がいくらなのかを見ていきました。

 

では、そうした母子家庭の経済的状況であればどのくらい住宅ローンの借り入れを受けることができるのでしょうか。

 

ここでは、楽天銀行の借り入れ可能額のシミュレーションを元に、*フラット35というプランで住宅ローンを組む際の借り入れ可能金額を紹介していきます。

 

世帯年収 借り入れ可能金額(35年返済) 毎月の返済金額
100万円 8,41万円 24,974円
150万円 1,262万円 37,476円
200万円 1,683万円 49,978円
250万円 2,104万円 62,480円
300万円 2,525万円 74,983円
350万円 2,946万円 87,485円
400万円 3,928万円 116,646円

 

※こちらは2019年2月時点での楽天銀行フラット35プランの金利を反映したものです。金融機関やプラン、時期によって金利の変動がある場合があるので注意してください。

 

一般的な母子家庭の年収である200万円という水準であれば、借り入れ金額としては1,600万円前後、毎月の返済額は5万円ほどという住宅ローンが現実的なラインとなるようですね。

 

また、住宅ローンの際には必要な分だけ借りるというのが鉄則です。

 

「意外と大きな金額を借りられそうだから借りてしまおう!」といった考えではなく、むしろ借りるお金はなるべく少なく済ませるつもりで計画すると良いですね。

補足:フラット35ってなに?

フラット35とは、返済までの期間が最大で35年間に設定されている住宅ローンです。

 

また、特徴として全期間で金利が固定となっているので、変動リスクが抑えれているので、計画的な返済プランを立てやすい住宅ローンといえます。

 

おわりに

カフェ

今回は、母子家庭・シングルマザー世帯で住宅ローンを借りる際にネックとなる審査を突破する秘訣や、実際に借り入れをすることができる金額はいくらくらいなのかをご紹介していきました。

 

統計として、母子家庭では7世帯のうち1世帯は持ち家に住んでいるというデータもあります。

 

親の家にそのまま住んでいるというケースもあるかと思いますが、母子家庭やシングルマザーだからといってマイホームを諦める必要はありません。

 

まずは、「住宅ローン以外に借り入れをしないこと」「しっかりと職場で勤め続けること」「余裕ができたお金は頭金としてまとめること」の3つをしっかりと行ってみると、思いのほか住宅ローンを受けられるでしょう!