税金の相談は税務署と税理士のどっちにすべき!?メリット・デメリットは?

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みなさんは確定申告の際に、バタバタした経験はありませんか!?

今年もそろそろ終わりにさしかかってきて、今年こそは早めに税金関係の手続きの準備をしておきたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか!?

しかし、確定申告の準備をしようにも何から始めたら良いのかわからない人がほとんどだと思います。

そんな方を対象に、今回は税務署と税理士のどちらに相談をするのが良いのかを今回は比較していきます!

税務署に相談をするメリットとデメリットは!?

メリット

ではまず税務署に相談をするメリットをご紹介します。

一つ目は無料であることです。

税理士さんでも初回は無料な場合が多いですが、その後の複雑なステップを依頼するのは有料となるのが一般的です。

二つ目は匿名で良いという点です。

税務関連の手続きには自分の年収などの個人情報を晒さなければならない点でハードルがあります。

もちろん確定申告などの正式な手続きの場合は匿名ではダメですが、相談の場合には匿名で相談することができるのは嬉しいですね。

三つ目は基本的なことも気軽に聞くことができる点です。

「こんな簡単なことを税理士さんに聞くのは申し訳ない」とはばかれることも、税務署の職員であれば懇切丁寧に答えてくれます。

デメリット

ではデメリットとしてはどのような点があげられるのでしょうか?

まずは具体的な節税方法などは教えてくれないという点です。

税務署では手続きを正式に行うためにどんなことが必要なのかは教えてもらえますが、どうすれば節税になるかなど具体的な方法は一切教えてもらうことはできません。

また、個別具体的な話はなかなかできない点もデメリットです。

税務署では共通のルールの確認はしてもらうことはできますが、「あなたの場合はこうすると良いですよ」というアドバイスは受けられません。

とはいっても無料ではあり、最近では電話でも相談を受け付けているので、何か気になることがあれば、とりあえず電話をしてみるというのも良い作戦だと思います!

些細な質問でも怖がらずに、ぜひ聞いてみましょう!

相談先は基本的にはどこでも良いですが、できる限りお住いの地域の税務署が好ましいでしょう!

税理士に相談をするメリットとデメリットは!?

メリット

では税理士に相談する際のメリットはどんなことでしょうか。

まずあげられるのが、その人にあった節税方法を提案してくれるという点です。

税務署への相談では個別具体的な解決策を教えてもらうことはできませんが、税理士に相談すればみなさんの財務書類を全てチャックした上で最善のプランを提案してもらうことができます。

また、手続きの代理をしてもらえる点も大きなメリットです。

税金関連の手続きはなかなか素人では完璧にこなすことが難しいものが多いです。

そんな時に税理士さんに相談すれば、代わりに必要書類を揃えてもらえるので、負担を軽くすることができます。

デメリット

デメリットとしてはやはり費用面の負担が大きくなるという点です。

もちろん税理士さんに相談をすれば自分は楽できる反面、お金がかかってしまうのは仕方のないことです。

税理士さんの報酬はそれほど安くはないので、本当にそれは自分ではできないことなのかを把握した上で相談するのが良いですね。

まずは税務署に相談へ!それでもわからなければ税理士さんへ相談しましょう!

ここまで税理士さんと税務署のメリットとデメリットを紹介してきました。

私自身はどちらにも良い部分があると思っているので、両者のいいとこどりをするのが最善の方法なのではないかと思います!

つまり、「簡単な質問は税務署に相談へ行き、そこで解決できなかった部分や難しいと感じた部分だけを税理士さんに相談する」という方法です。

はじめからどちらに相談するかを決めてしまうのではなく、まずは税務署に無料相談をしてみましょう。

そこで疑問が解決できればラッキーですし、そこで解決できなかったものだけを税理士さんのところへ持っていけば、相談料も抑えられます。

税理士さんとしても何も知識がない状態で来られるよりも、税務署で疑問を明確にしてもらっている方がずっと助かるはずです。

まとめ

今回は、税金関係の相談を税務署と税理士のそれぞれにした際のメリット・デメリットを紹介しました。

両者に良い面と悪い面があるので、両方をうまく活用して損のないような確定申告や税金対策が取れると良いですね。

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