マスターズゴルフの賞金が破格!優勝者の獲得額は?何位まで貰える?

ゴルフバック

2019年4月には、四大大会の一つであるマスターズが開催されます。

今年のマスターズには、特別招待枠として、日本人賞金王の今平周吾選手も出場が決定!

これは石川遼選手以来の快挙で、初の日本人選手の優勝が期待されています!

そうなってくると気になるのは優勝賞金ではないでしょうか?

本記事ではマスターズの優勝賞金について記載しております。他にもマスターズ以外の4大大会の優勝賞金についても解説しております。

ゴルフのメジャーな大会ではいくら稼いでいるのか?気になる方はぜひ参考にしてください!

マスターズ2019の賞金はいくら?過去の優勝金額は?

2019年度のマスターズの優勝賞金はまだ発表されていません。

なぜ事前に優勝賞金を発表されないかというと、マスターズでは、賞金が大会最終日までの入場収入やグッズなどをもとにして算出される仕組みになっているからです。その為、大会が開催されるまで賞金額が決まっていないのです。

ちなみに直近3年の優勝賞金は以下のようになっています。

年度優勝賞金
2018約2億1918万円
2017約2億1918万円
2016約1億9926万円

マスターズ優勝者にはこの賞金以外に、グリーン・ジャケット、そしてもう1つ、会員になることが世界中のゴルファーの夢である「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」の名誉会員となる権利が与えられます。

賞金の配分は?何位入賞者まで貰える?

ここからは賞金の配分について説明します。

マスターズ出場選手が獲得する賞金は、賞金総額に対して配分率が決定します。その分配率は海外ツアー男子の賞金配分に準じます。

  • 1位=18.0%
  • 2位=10.8%
  • 3位=6.8%
  • 4位=4.8%
  • 5位=4%
  • 6位=3.6%
  • 7位=3.35%
  • 8位=3.1%
  • 9位=2.9%
  • 10位=2.9%
  • 20位=1.3%
  • 30位=0.68%
  • 50位=0.252%

ただし、一点だけ他の大会と違う点があります。それはマスターズでは、50位タイの予選カットライン以下だった選手にも賞金(最下位は 0.1%)が出るようになっているという点です。出場した選手全員に優勝賞金が出るのは珍しいですね。

ゴルフ4大大会で最も賞金総額が大きい大会は?

マスターズの賞金について説明しましたが、マスターズ以外にも全米オープンなどの主要な大会があります。

マスターズと比較すると優勝賞金はことなるのでしょうか?

この章では、そういった疑問に応えるべく、マスターズ以外の4大大会の主な特徴と優勝賞金について記載します。

※優勝賞金については2018年を参考に記載しています。

全米オープン

開催時期:6月

優勝賞金:約2億4000万円

全米オープンでは、大会の5年以上前にコースが決定され、大会に向けてコースを調整していきます。2019年はカリフォルニア州ペブルビーチにあるペブルビーチ・ゴルフリンクスで開催されます。

開催コースの特徴として、優勝スコアがイーブンパーとなるように設定されるため、非常に難しいです。

全英オープン

開催時期:7月

優勝賞金:約2億1000万円

全英オープン第1回大会は1860年開催と、主要な大会の中で最も古い大会でもあり、4大大会唯一のアメリカ以外で開催される大会です。

開催コースは、海岸に立地する場所に限られており、数か所のコースをローテーションで開催されています。また、ゴルフ発祥の地として知られ「ゴルフの聖地」と言われている“セント・アンドルーズ”で5年に1度開催されるのが慣例になっています。

全米プロゴルフ選手権

開催時期:5月

優勝賞金:約2億1000万円

昨年までは、8月に開催されていましたが。2019年からは5月開催に変更されました。開催コースは、毎年地区を変えておこなわれています。また、4大大会で唯一、プロ選手しか参加できない大会となっています。

今まで数多くの日本人プロゴルファーが4大大会に挑戦してきましたが、いまだにその栄冠に輝く人は現れません。

マスターズ優勝1回で日本人ゴルファー賞金王になれる!?

昨季国内男子ツアーの賞金王に輝いた今平周吾選手は24大会に出場し、総獲得賞金は約1億3912万円です。しかしその金額よりも四大大会の1大会の優勝賞金の多いのが現実です。

世界で活躍するのがどれだけ厳しく、マスターズが偉大な大会なのか分かります。
下記の表は2018年度国内男子 賞金ランキング
順位選手名獲得賞金
1今平周吾約1億3912万円
2S.ノリス約1億394万円
3稲盛佑貴約8530万円
4市原弘大約8225万円
5池田勇太約7967万円
6小平智約7598万円
7星野陸也約7358万円
8B.ジョーンズ約7298万円
9時松隆光約6953万円
10崔虎星約6948万円

今平周吾選手、特別招待で「マスターズ」に初出場!

マスターズの出場権は、世界ランキング50以内と決まっており、2018年度賞金王今平選手の当時の世界ランキングは53位で、出場資格はありませんでした。

しかし、マスターズの委員会から特別招待枠の資格が付与され、今回出場することが可能になりました。

今回の特別招待について、マスターズ委員会のフレッド・リドリー会長は以下のようにコメントをしています。

「(創始者である)ボビー・ジョーンズとクリフォード・ロバーツは世界的なスポーツイベントとしてマスターズを作った。私たちの歴史において優秀な海外選手の特別招待は常に注視されてきた。この伝統を引き継ぎ、ここ12カ月間、印象的な活躍を見せている今平周吾を今年のフィールドに加えられたことは喜ばしい。4月に彼や他の選手を迎えることが楽しみです」

今年のマスターズでは今平選手や日本人選手の活躍が楽しみです!

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