みなさんは毎月どのくらい新しい服や靴を買いますか?
最近では、ボタン一つで洋服を注文し、次の日には自宅に商品が届いてしまうほど便利な時代になりました。
その反面、便利で快適に買い物が可能になったことで、ついついお財布の紐が緩くなっている方も多いのではないでしょうか!?
洋服のお買い物はいい気分転換にもなりますが、タンスの中には1度も着ないまま放置されているものも少なくないでしょう。
そこで今回は、毎月の洋服にかける費用はどのくらいが適切なのか、服飾代を節約するにはどうすると良いのかを詳しく解説していきます!
1ヶ月の洋服代の平均額はいくら!?性別・年収ごとに紹介!
世の中の人がどのくらい衣服代にお金を充てているのかはなかなかわかりませんよね。
賢く家計をやりくりするためには、自分が人と比べて服をあまり買っていないのか、はたまた人よりも買いすぎているのかを知っておく必要があります。
そこで今回は、総務省が実施した家計調査(2017年)を参考に、世帯状況や男女別などで1ヶ月あたりの洋服費用について紹介していきます!
まず、今回の統計での全世帯平均の月あたり洋服購入金額は9,129円となりました。
世帯人数は2.33人となっているので、一人分に換算すると3,918円ということになっています。
ですから、9,129円という数字よりは、一人当たり4,000円前後であるというところを目安にしてここから考えていくと良いでしょう。
もう少しわかりやすいように、単身世帯での服飾費用の状況を見ていきます。
先ほどのデータでは小さなお子様や高齢者の方も多く含まれていたため、単身世帯に限定すると次のような結果が得られました。
単身世帯の種類 | 1世帯あたりの服飾費用(1ヶ月あたり) |
男女合計 | 5,661円 |
男性 | 4,358円 |
女性 | 6,957円 |
データとしても、やはり女性の方が洋服や靴などにかける費用は多めとなっていますね。
また、性別とともに年収の大きさも、毎月かける洋服代には影響しています。
年収 | 1世帯あたりの月の洋服代 | 一人当たりの月の洋服代 |
〜238万円 | 3,799円 | 2,945円 |
238万円〜354万円 | 5,484円 | 2,886円 |
354万円〜496万円 | 7,784円 | 3,326円 |
496万円〜727万円 | 10,602円 | 3,669円 |
727万円〜 | 17,978円 | 5,516円 |
データとしてもわかるように、年収が高くなれば高くなるほど、毎月衣服に充てることのできる金額は増えていきますね。
これらのデータをまとめると、基本的には男性であれば4,000円〜5,000円、女性であれば6,000円〜7,000円が日本における1ヶ月の洋服代の平均と言えるでしょう。
今日から実践できる!洋服・衣類にかかるお金を節約する3つのコツ
買った時には気に入っていたり、安いと思って飛びついて買ったけれども、結局それほど着ることのなかった服はありませんか!?
その時の気分によって、洋服をいいなと思ったり、欲しいと思って購入してしまった結果、お金を無駄にしてしまうことは人間の性なので、ある程度は仕方のないことだと言えます。
しかし、いくつかのポイントを押さえておくと、衝動買いをして無駄遣いに繋がったり、高く洋服を買ってしまうことを防ぐことが可能になります。
①複数のサイトや店舗で価格を比較する
最近では、お店に直接出向かなくともインターネットで簡単に洋服を購入できるようになりました。
例えば、ZOZOTOWNなどのECサイトや楽天市場などが有名ですね。
他にもメルカリなどで中古の品を買うという手段もあります。
フリマアプリとは言え、商品の状態を未使用のものに限定して検索することもできますので、「人が使ったものには抵抗がある」「中古品はなんとなくイメージが良くない」という方であっても意外と受け入れられるかもしれません。
このように利用するサービスや商品の質によって、同じ商品でも値段が変わってきます。
欲しい商品が決まっている場合はいくつかのサイトを比較して最安のものを選ぶのがおすすめです。
②:ファッションレンタルサービスを利用する
最近では、ファッションレンタルサービスと呼ばれる定額制で洋服が借り放題のサービスが注目を集めています。
例えば、25万人以上の会員数を誇り、テレビ等多数のメディアで取り上げられている国内最大級のファッションレンタルサービス「エアークローゼット」では、毎月プロのスタイリストがあなたの好みにあった洋服を選んで送ってくれます。
ライトプランでは、月額6,800円から毎月3着の新しい服を試すことができ、「あまり洋服にお金をかけられないけどおしゃれがしたい!」という女性の方にはぴったりです。
気になる方は、公式HPをチェックしてみてください。
③:いらなくなった洋服を売ったり回収に出してお金をGETする
先ほどメルカリの話をしましたが、もし家にしばらく着ていない服があるようであれば、そうしたフリマアプリ等を利用して新たな洋服代にあてるという方法もあります。
保存状態が良かったり、有名なブランドのものでしたら意外と高値で売れる可能性もあります。
あまりに安物で売りに出しても売れなさそうなものであれば、古着回収サービスに出すとよいでしょう。
例えば、H&Mでは古着を回収に出すと店舗で使うことのできる500円クーポンがもらえるので、ただゴミに出してしまうよりはずっとお得になりますね。
その他宅配買取サービスなどもありますので、ブランド洋服などが家に眠っている方は一度査定してみてはいかがでしょうか。
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