公共料金の支払いはクレジットカード払いと口座振替、どっちがお得?

電気・ガス・水道等の公共料金の支払い方法は、現金払い、クレジットカード、口座振替の3種類があります。

 

クレジットカードを使うとポイントが貯まる、口座振替にすると割引があるとなんとなく知ってはいるものの、結局どちらがお得なの!?というのが気になるところではないでしょうか。

 

今回は、電気代・水道代・ガス代の3つについて、クレジット払いと口座振替どちらが節約になるのか見ていきたいと思います。

 

支払い方法を変えるだけで簡単にできる節約術なので、本記事を参考にしてぜひご家庭に合った方法を見つけてください。

口座振替とクレジット払い、節約になるのはどっち?電気・水道・ガス代毎に比較してみた

お得な支払い方法は、「口座振替で得られる割引金額」と「クレジットカードで得られるポイント」のどちらが高いかによって違います。

 

基本的に口座振替割引は、使用料に関わらず割引金額は一定です。対して、クレジットカードのポイント還元は、使用料が増えるほど高くなります。

 

つまり、一定の支払い金額以上であれば、クレジットカードの方がお得で、一定金額未満であれば、口座振替がお得になります。

 

以下では、電気代・水道代・ガス代ごとにお得な支払い方法をご紹介していきます。

 

なお、クレジットカードのポイント還元率はカード毎に異なりますが、ここでは、標準的なポイント還元率0.5%と高還元率カードと言われる還元率1%の2つのカードを参考にしています。

電気代の場合

2016年の電力自由化に伴い、事業者を自分で選択することができるようになったのですが、今回は以下の各都道府県管轄の電力会社の場合を紹介します。

 

以下に、各都道府県管轄の電力会社が実施している口座振替の割引額をまとめましたので、お住まいのエリアに割引制度があるか調べてみてください。

 

【電力会社別の口座振替割引の金額】

電力会社 割引額(月) 割引額(年)
北海道電力 なし なし
東北電力 なし なし
東京電力 55円 660円
北陸電力 55円 660円
中部電力 55円 660円
関西電力 55円 660円
中国電力 55円 660円
四国電力 55円 660円
九州電力 55円  660円
沖縄電力 なし なし

(割引額は、2019年11月から適用分を参照しています。)

(金額は税込です。)

 

以下に口座振替割引とクレジットカード払いのお得度を比較しました。

 

【電気代の利用料金別:口座振替割引金額とクレジットカードポイント還元の比較】

月間の電気利用料 口座振替割引 還元率0.5%クレカ 還元率1%クレカ
8,000円 660円 480円 960円
9,000円 660円 540円 1,080円
10,000円 660円 600円 1,300円
11,000円 660円 660円 1,420円
12,000円 660円 720円 1,540円
13,000円 660円 780円 1,660円
14,000円 660円 840円 1,780円

※割引額およびポイント還元は年間の金額です。

 

上記から、ポイント還元率0.5%のクレジットカードと比較すると、月間利用料が11,000円より少なければ口座振替の方がお得になり、11,000円より高ければクレジットカードを選んだ方がお得です。

 

ポイント還元率1%のクレジットカードと比較すると、上記の表の金額であればクレジットカードを使った方がお得です。

ちなみにポイント還元率1%のカードの場合、月額利用料5,500円未満であれば口座振替の方が得になります。

 

総務省家計統計の世帯人数別の電気代をみると、

  • 一人暮らし 3,362円
  • 二人暮らし 9,559円
  • 三人暮らし 11,024円
  • 四人暮らし 11,719円
  • 五人暮らし 12,846円

となっていますので、一人暮らしであれば口座振替、二人暮らし以上の世帯ならクレジットカード払いがおすすめになる可能性が高いですね!

 

水道代の場合

水道局の場合、口座振替割引を実施しているところやクレジットカード払いに対応しているところなどお使いの水道局によってまちまちです。

以下に主要都市の水道局の口座振替割引額とクレカ払いの有無をまとめますので、利用中の水道局を調べてみてください。

 

【主要水道局の口座振替割引額とクレジットカード支払いの有無】

水道局 割引額(月) 割引額(年) クレカ払い
札幌水道局 なし なし
仙台市水道局 なし なし
宇都宮市水道局 25円 300円
東京都水道局 55円 660円
名古屋市水道局 なし なし
大阪市水道局 なし なし
京都市水道局 44円 528円
広島市水道局 なし なし
松山市水道局 55円 660円
福岡市水道局 なし なし
那覇市水道局 なし なし

(金額は税込です)

 

以下で口座振替とクレジットカード払いの比較をしました。今回は、東京都水道局をモデルにしています。

 

【水道代別:口座振替割引金額とクレジットカードポイント還元の比較】

月間の水道代 口座振替割引 還元率0.5%クレカ 還元率1%クレカ
2,000円 660円 120円 240円
3,000円 660円 180円 360円
4,000円 660円 240円 480円
5,000円 660円 300円 600円
6,000円 660円 360円 720円
7,000円 660円 420円 840円
8,000円 660円 480円 960円
9,000円 660円 540円 1,080円

 

ポイント還元率0.5%のクレジットカードを利用する場合は、上記の表の料金内であれば、口座振替がお得です。目安として、月額料金が11,000円より高ければカード払いの方がポイントが貯まります。

 

ポイント還元率1%のクレジットカードを利用する場合、月額利用料が5,500円より高ければ、クレカ払いがお得になり、5,500円より安ければ口座振替がお得になります

 

総務省のデータおよび水道局のデータによると、世帯人数別の毎月の平均水道代は、

  • 一人暮らし 3,209円
  • 二人暮らし 4,160円
  • 三人暮らし 5,371円
  • 四人暮らし 6,044円
  • 五人暮らし 6,932円

でした。

 

東京都水道局をお使いで、還元率1%のクレジットカードを利用した場合、1〜3人暮らしは口座振替が、4人暮らし以上はクレジットカード払いがお得になる可能性が高いです。

 

ただし、水道代は電気料金と異なり各水道局によって、割引額やクレジットカード払いの有無が異なりますので、まずは、お住まいの地域の水道局に確認することをお勧めします。

 

ガス代の場合

ガス会社の場合、東京ガスは毎月55円、年間660円の口座振替割引を実施していますが、それ以外のエリアのガス会社では、口座振替割引を実施していません

 

東京ガス以外をご利用の方は、クレジットカード払いの方がお得です。

 

東京ガスをご利用の方は、以下の口座振替、クレカの割引額・ポイント比較表を参考にしてください。

【ガス利用料別:口座振替割引金額とクレジットカードポイント還元の比較】

月間のガス代 口座振替割引 還元率0.5%クレカ 還元率1%クレカ
3,000円 660円 180円 360円
4,000円 660円 240円 480円
5,000円 660円 300円 600円
6,000円 660円 360円 720円
7,000円 660円 420円 840円
8,000円 660円 480円 960円

 

東京ガスをお使いの方は、ポイント還元0.5%のクレジットカードと比較すると上記の料金内であれば、口座振替の方がお得です。目安として月額利用料11,000円を超える家庭は0.5%還元のカードをしようした方が節約になります。

 

ポイント還元率1%のクレジットカードを利用した場合、月額のガス代が5,500円未満の場合は、口座振替がお得で、それ以上の場合はクレジットカードカードがお得です。

 

総務省データによると、世帯人数別のガス代の平均金額は、

  • 一人暮らし 3,307円
  • 二人暮らし 5,125円
  • 三人暮らし 6,083円
  • 四人暮らし 6,190円
  • 五人暮らし 6,003円

となっています。

 

還元率1%カードを使う場合、一人〜二人暮らしでは口座振替が、三人暮らし以上の世帯ではクレジットカードがお得になる可能性が高いといえますね。

 

一番お得な支払い方法をおさらい!

電気代・水道代・ガス代のそれぞれの決済方法ごとのお得度を改めてまとめます。

 

ポイント還元率0.5%クレジットカードと口座振替の比較

  • 電気代・・・月額11,000円が目安。少なければ口座振替が、高ければクレジット払いがお得。
  • 水道代(東京都水道局の場合)・・・※利用料に関わらず口座振替がお得
  • ガス代(東京ガス以外の管轄ガス会社を利用の方)・・・利用料に関わらずクレジット払いがお得
  • ガス代(東京ガスをご利用の方)・・・月額利用料11,000円が目安。少なければ口座振替が、高ければクレジット払いがお得。

※水道代は、各水道局によって口座振替割引がないところやクレカ払いができないところがあるので、お使いの水道局によって異なります。

 

ポイント還元率1%クレジットカードと口座振替の比較

  • 電気代・・・月額5,500円が目安。少なければ口座振替が、高ければクレジット払いがお得。
  • 水道代(東京都水道局の場合)・・・※月額5,500円が目安。少なければ口座振替が、高ければクレジット払いがお得。
  • ガス代(東京ガス以外の管轄ガス会社を利用の方)・・・:利用料金に関わらずクレジット払いがお得。
  • ガス代(東京ガスをお使いの方)・・・月額5,500円が目安。少なければ口座振替が、高ければクレジット払いがお得

※水道代は、各水道局によって口座振替割引がないところやクレカ払いができないところがあるので、お使いの水道局によって異なります。

 

上記の通りとなりました。

 

ご家庭の毎月の使用料を調べて、各料金ごとに適切な支払い方法を選択するのがベストと言えますね。

 

今あるクレジットカードをお使いになる場合は、ポイント還元率を調べるのも忘れないようにしましょう。カードの還元率は利用実績に応じて変動しますので、カード会社のマイページなどで最新の情報を調べるのをおすすめします。

口座振替割引・カード払いに対応してないエリアでも使えるお得な支払い方法を紹介!

上記で見てきた通り、お住まいの管轄会社によっては口座振替割引がなかったり、クレジット払いに対応していなかったりします。

 

そうしたエリアにお住まいの方でもできるお得な支払い方法が、「nanaco」を使った払込用紙でのコンビニ払いです。

 

nanacoは、セブンイレブンで使えるプリペイド型の電子マネーサービスですが、実はnanacoクレジットチャージという機能を使えば、nanacoとクレジットカードを連携させて、チャージの度にクレカのポイントを貯めることができます。

 

お近くのセブンイレブンに払込用紙を持っていき、支払いをnanacoにすれば、クレカ対応していない電気・水道・ガス会社の方でも間接的にメリットを受けられます

 

また、nanacoは、公共料金だけではなく、所得税・住民税・自動車税・固定資産税・国民年金保険料などの支払いにも使えます。

 

ただし、クレジットカードの種類によってnanacoチャージ時にポイントが貯まるものとたまらないものがあるので注意が必要です

 

以下に主要カードのnanacoチャージ時のポイント還元の有無をまとめましたのでご参考になさってください。

 

クレジットカード nanacoチャージポイント 通常時ポイント還元率
JCBカード ×
三井住友カード ×
楽天カード ×
リクルートカード 1.2%
Yahoo!JAPANカード 0.5%
dカード ×
ファミマTカード 0.5%
セディナカード 0.5%
オリコカード  ×

 

nanaco払いを考えている方は、まずお手元のクレジットカードがnanacoチャージポイント還元に対応しているか確認してみてください。

クレジット払いをするなら、高還元率カード!nanacoにも対応しているおすすめクレカは?

公共料金のクレジット払いやnanacoチャージを使った払込用紙での支払いを検討している方は、通常時のポイント還元率が高い高還元率カードがおすすめです。

 

公共料金のクレカへの切り替える手間はどのカードを選んでも一緒なので、どうせならより多くのポイントが貯まるカードを選択したいですよね

 

高還元率カードとは、通常時のポイント還元率が1%以上のカードをさしますが、中でもポイント還元率1.2%と他の高還元率カードと比べて高く、nanacoのポイント還元にも対応しているのが「リクルートカード」です。

 

公共料金の支払いは毎月発生するものなので、普段は別のカードを使っているという方も公共料金の支払いをリクルートカードにしておくだけで、自動的にポイントをザクザク貯めることができます。

 

リクルートカード年会費永年無料なので、一切損はありません。リクルートカードをまだお持ち出ない方は、この機会に作ってみてもいいかもしれませんね。気になった方は以下から詳細を確認してみてください。