2019年のGWは10連休?仕事や経済、生活への影響は?

メモ帳

安倍首相は10月12日に、皇太子さま即位日となる2019年5月1日を来年限りの祝日とする方針を発表しました!

これによって2019年のGW(ゴールデンウイーク)は4月27日~5月6日の10連休となります。

10連休となると、まとまった休みの取りづらいサラリーマンはもちろん、普段から長期休暇の多い学生にも非常にうれしいことではないでしょうか?

しかし、経済界を見渡すと、悲喜こもごもといった様相です。

そこで今回は、来年のGW10連休が与える様々な影響を見ていきましょう!

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企業活動への影響は?

観光業界

この報道を受けて最も喜んだのは観光業界ではないでしょうか?

普段のゴールデンウィークでは、少し期間が足りずに行きづらい海外旅行も今回の10連休では心置きなく行くことができますね!

航空各社や旅行代理店は、来年のGWに向けてすでに猛烈な対策を始めています。

今年は10月上旬時点で海外旅行の予約者数は例年の2倍に達しており、これからも増えていく見通しです。

もし海外旅行へ行こう!と思っている方は例年のように航空券をとってホテルを予約して……というタイミングではすでに予約がいっぱいになってしまっている可能性が高いので、早目に準備しておく必要がありそうです。

国内旅行も同様に沸き立っています。

国内旅行は比較的近距離の場所を複数個所回る、というプランを立てる人が増えるため、国内線や新幹線、長距離バスなどの予約が増加する見込みです。自家用車での移動も増えるため、高速道路の渋滞には例年以上に注意が必要になるでしょう。

物流

物流業界は、ゴールデンウィーク前に需要が増加するのでは?と考えられています。

10連休ともなると、休みに入る前に必要なものをネット通販などを利用して買っておこうという駆け込み需要が生じるからですね!

最近はアマゾンなど大手ECの配達状況の乱れが言及されることも多いですが、来年の連休前は更なる注意が必要になりそうです。

どの業界も人手不足に??

経済的に言えることは「連休前、連休期間中はどの業界も人手不足になる可能性が高い」ということです。

物流や観光業界は前述した通りですが、イベント業界やサービス業も連休に人の動きが活発になり、なおかつ多くの社員が休業してしまっているとなると人手不足は免れません。

この期間を乗り切るために、多くの業界は短期のバイトの求人を多く募集することになります。

例年、連休期間中は約100円ほど時給をあげて募集をかけることも多く、来年の10連休は高時給の短期バイトが多く募集されることが考えられます!

なのでフリーターや大学生には良い稼ぎ時となるかもしれません!

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個人・家族への影響は?

個人や家族への影響も気になるところです。今度は私たちの生活に目を向けてみましょう!

渋滞

連休といったら避けられないのが渋滞です。

今年は当然例年以上にひどいありさまとなるのが予想されます。せっかくの旅行や帰省も渋滞に巻き込まれて予定が台無しに…..なんてなってしまったら興ざめですよね。

そうならないように渋滞予測や渋滞情報をしっかり仕入れて無理のない計画を立てましょう。

特に初日の下り線は1年の中で最も渋滞する特異日となることが予想されますので、有給休暇などを効果的に利用して前後にずらしてみるといいかもしれません。

航空券、新幹線のチケットの価格上昇、入手困難

すでに予約が増加している航空券の価格上昇や入手困難は旅行をしよう!と思う方にとっては大変な問題となるかもしれません。いざ旅行しようとしてみると航空券がもう取れない!となることは十分に考えられます。

LCCを利用する、という手もありますが、LCCも価格の変動が激しいため、GWだと安く利用できるかはわかりません。

仕事や学校などの都合もあり大変だとは思いますが、早目早目の準備が大切となりそうです。

投資の見通しが難しく??

また、投資をしている方にも影響がでしそうです。

ゴールデンウィーク周辺といえば三月期決済発表が本格化する時期です。

今年は5月11日には約600社の決済発表がありましたが、来年はさらに営業日が減るので、その前後に決済発表が集中するのは必須です。

なのでその結果を読み解くためにも例年と違った対応が求められてきます。

また、連休中にポジションに気を使いたくない、という投資家も多く、そのような人は連休前にポジションを畳んでしまったり、整理するなどしますので、その結果引き起こされる値動きにも注目です。

ネットではこんな声も?

ネットでは10連休化の報道をうけ、

「地獄」

「ありえない」

「正直嬉しくない

といった声も聞かれます。

これは、

「人手が足りなくなって自分は職場に駆り出されてどうせ休めないだろう」

といった考えや

「休めてもその前後の仕事が立て込み余計につかれそう」

といった考えによるもののようです。また、人混みが苦手な人からしたら例年以上に外に出たくないGWとなるかもしれません。

また、カレンダー業界や手帳業界など、来年の平日祝日にいろいろ左右されがちな業界からは「発表が遅い」との不満が噴出しました。

すでに製品を印刷にかけてしまったなどの悲惨な声も聞かれます。

確かに半年前に急遽祝日とするのは決定が遅すぎる気もしますね!

まとめ

いかがだったでしょうか?今までにない怒涛の10連休を、どうやって過ごすことになるか少しでも想像する助けになれば幸いです。

いろいろと書きましたが、来年のGWを楽しく過ごすには「早めに計画を立てる」のが一番です。

海外旅行・国内旅行をするのか、帰省をするのか、短期バイトなどでお金を稼ぐのか、それともお家でごろごろして過ごすのか、早目に計画を立てて有意義な10連休にしていきましょう!!

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