国債投資のメリットやデメリットは?海外の利回りや買い方を解説!

日銀がマイナス金利政策を発表してから銀行預金の金利も下がっています。

 

この記事を読んでいる方の中には、100万円を銀行に預けても10円しか利子がつかないなんて馬鹿げているとお考えの方もいるでしょう。

 

自分の資産を銀行預金以外の方法で殖やしてみたいけど株式投資やFXはリスクが高いし、投資の勉強なんて面倒臭いという方には国債投資がおすすめです。

 

この記事では国債投資のメリット・デメリット、日本と主要国の国債の利回りランキング、国債購入までの流れを初心者にもわかりやすくお教えします。

国債投資のメリットとデメリットは?

まず、国債とは国が財政上の理由から資金を調達するために発行する債券のことです。(コトバンクから引用)

 

みなさんは昔、学校の授業で国が借金を返すために借金をしているという話を聞いたことがあるかもしれませんが、国が借金を返すためにする借金こそがこの国債の正体なのです。

 

国債投資はいわば国の借金を肩代わりする見返りとして利息が与えられることを利用した投資なのです。

メリット

  1. ローリスクである
  2. 普通預金・定期預金よりも金利が高い
  3. 少額から行える

①ローリスクである

国債は発行元が国であるためその国の信用が高ければ元本が戻ってこない可能性は極めて低く、ローリスクであります。

 

銀行と比べて元本が保証されているわけではないのですが、銀行の元本保証も1000万円であることを考慮するとそこまでリスクに差はありません。

②普通預金・定期預金よりも金利が高い

メガバンクの一角を占める三菱UFJ銀行の定期預金の金利は0.01%であり、普通預金に関しては0.001%とさらに低いです。

 

例えば100万円預けた場合でも定期預金では100円、普通預金であれば10円しか利子は付きません。

 

それに比べて個人向け国債の金利は最低でも0.05%となっているため、定期預金と比べても高い金利で資産運用ができます。

③少額から行える

株式投資では信頼のおける有名企業の株を購入しようとするとまとまった資金が必要になります。

 

例えばトヨタ自動車の株を購入するには最低でも約69万円必要です。(2018年12月9日現在)

 

また、不動産投資をするには銀行から融資を受けるのが一般的です。

 

それに比べて国債は一万円から購入できるため少額での投資も可能となっています。

デメリット

  1. 換金がしにくい
  2. ハイリターンは期待できない

①換金がしにくい

個人向け国債は最低でも1年間は途中解約ができません。

 

また、一年が経過しても途中換金する場合には一定金額が差し引かれます。

 

ですので、国債投資を完全に余剰資金で行うのならば問題ないのですが、そうでない場合にはこれは大きなデメリットになります。

②ハイリターンは期待できない

国債投資はハイリターンが期待できる株式投資などとは違ってローリターンであり非常に地味な投資です。

 

目に見える形で資産を増やしたい人には向いておらず、向いているのは余剰資金が非常に多いがハイリスクな投資は怖い人ぐらいです。

主要国の国債利回りランキング!日本の順位は?

 

ここではG7を構成するアメリカ・ドイツ・イタリア・日本・イギリス・フランス・カナダに中国を加えた8か国の国債投資2・5・10年間の利回りランキングを紹介します。

2年間

  1. 中国(2.792%)
  2. アメリカ(2.719%)
  3. カナダ(2.002%)
  4. イタリア(0.804%)
  5. イギリス(0.704%)

 

〜利回りがマイナスなのは〜

 

・日本(-0.140%)

・フランス(-0.481%)

・ドイツ(-0.619%)

5年間

  1. 中国(3.090%)
  2. アメリカ(2.701%)
  3. イタリア(2.218%)
  4. カナダ(2.010%)
  5. イギリス(0.884%)
  6. フランス(0.015%)

 

〜利回りがマイナスなのは〜

 

・日本(-0.125%)

・ドイツ(-0.289%)

 

となっています。

10年間

  1. 中国(3.324%)
  2. イタリア(3.130%)
  3. アメリカ(2.858%)
  4. カナダ(2.075%)
  5. イギリス(1.273%)
  6. フランス(0.698%)
  7. ドイツ(0.247%)
  8. 日本(0.058%)

当然ですが、一般的には財政状況が健全であり、債務不履行(デフォルト)に陥る可能性が低い国の国債ほど利回りは低くなっています。

 

ここで紹介した国は先進国であり、全体的に利回りも低くなっていますが、例えばブラジルの10年の利回りは10.050%になっているなどハイリターンを期待できる国債もあります。

 

※ここで利回りがマイナスになっているのは利回りと金利・利率という言葉の定義には違いがあるからです。

 

一般的には金利がマイナスにならなければ利回りはプラスになるはずですが、国債投資の場合は金利がマイナスであっても利回りがマイナスになることがあります。

 

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国債ってどうやって買うの?

 

購入までの流れ

①口座開設をする証券会社を決定する

国債投資をするには証券会社に口座開設をする必要があります。

 

選ぶ際には手数料の高さとキャンペーンの有無を比較しましょう。

②口座を開設する

口座開設をする際には本人確認ができる書類印鑑等が必要になります

③購入する

国債を購入する際には格付けと呼ばれる国家の総合的な債務履行能力を示し、信用度の尺度になる指標を使いましょう。

 

また、国債は年中いつでも購入できるわけではないので、証券会社のホームページを見て確認するようにしましょう。

おわりに

 

この記事を読んで国債投資についての理解を深められたでしょうか。

 

国債投資以外にも投資の種類は様々あり、それぞれの投資にはメリット・デメリットが存在します。

 

投資をする上で最も大切なことは、自分の将来計画から逆算して自分に一番合った投資を見つけることです。

 

ですので、何か投資を始めたい方は、この記事を読んで終わりにするのではなく他の投資についても大まかな知識を得ることが求められます。

 

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