35歳の平均年収・手取り額はいくら?税金の計算方法や生活水準を解説

計算機

35歳は、大学を卒業して10年以上が経過し、中堅社員や、早い場合は管理職として期待される年齢ですね。

 

働き盛りの35歳だと年収はいくらくらい貰っているのでしょうか?本記事では35歳の年収を男女や、業種別に記載しました。

 

また、平均年収だけでなく、手取り金額を知るための税金の計算方法も解説しています。

 

国税庁『平成28年度分民間給与実態統計調査』、厚生労働省『平成29年賃金構造基本統計調査の概況』doda『年齢別平均年収ランキング』を参考に作成しました。※『賃金構造基本統計調査の概況』、『民間給与実態統計調査』は、5歳区切りでデータを取っているため、業種別35~39歳の平均年収を参照しています。

35歳の平均年収はいくら?男女別・業界別で解説

アイデア

35歳の平均年収を貰っているのでしょうか?

平均年収を算出したところ35歳の平均年収は465万円です。

35歳全体の平均年収 465万円

それでは、以下で35歳〜39歳世代・男女別・業種別の年収をチェックしていきましょう。

30代後半の平均年収

35~39歳全体の平均年収 433万円

国税庁『平成28年度分民間給与実態統計調査』を参考に作成しています。

年齢 平均年収
全体 男性 女性
19歳以下 131万円 157万円 106万円
20~24歳 258万円 275万円 241万円
25~29歳 351万円 383万円 309万円
30~34歳 403万円 457万円 315万円
35~39歳 433万円 512万円 300万円
40~44歳 460万円 563万円 302万円
45~49歳 494万円 633万円 299万円
50~54歳 504万円 661万円 296万円
55~59歳 494万円 649万円 288万円

民間給与実態統計調査は、5歳区切りでデータを取っているため、35~39歳の平均年収を参照しています。

 

男女別の平均年収

35歳男性の平均年収 502万円
35歳女子の平均年収 387万円

doda『年齢別平均年収ランキング』を参考に作成しています。

以下は男女別の年齢ごとの年収です。

年齢 平均年収
全体 男性 女性
30歳 414万円 439万円 367万円
31歳 429万円 457万円 375万円
32歳 439万円 467万円 382万円
33歳 451万円 483万円 387万円
34歳 459万円 497万円 381万円
35歳 465万円 502万円 387万円
36歳 474万円 512万円 392万円
37歳 481万円 525万円 390万円
38歳 489万円 535万円 394万円
39歳 494万円 540万円 399万円

業種別の平均年収

30代、業種別の平均年収についてまとめました。気になる業種の年収をチェックしてみてください。

doda『業種別平均年収』を参考に作成しています。

業種 平均年収
金融 543万円
総合商社 518万円
IT・通信 505万円
メーカー 478万円
メディカル 468万円
建設・プラント・不動産 453万円
インターネット・広告・メディア 446万円
専門商社 442万円
サービス 410万円
小売・外食 388万円

 

より実感値に近い数字を知りたいなら中央値をみよう!35歳の年収中央値は?

本の上で話す人々

次に35歳の年収の中央値をみていきましょう。

 

平均年収は、一部の富裕層によって平均額が上がっている為、実感値と乖離しやすいです。例えば、年収2,000万円の人1人と年収400万円の人3人がいたとしたら、平均は「800万円」となり、年収400万円の人からみたらだいぶ差がある結果になってしまいます。

 

そんな時に役立つのが、「中央値」の考え方です。中央値はデータを順番に並べて上から数えた時にちょうど真ん中に位置する人の金額を指し、平均年収よりも実感値に近いと言われています。

 

先ほどの例でも中央値は400万円となり、実態に近い結果となりますね。

 

以下が35歳の年収中央値です。

35歳全体の年収中央値 450万円
35歳男性の年収中央値 480万円
35歳女子の年収中央値 360万円

doda『平均年収ランキング2012』を参考に作成しています。

年齢 平均年収
全体 男性 女性
30歳 400万円 400万円 350万円
31歳 400万円 420万円 347万円
32歳 400万円 430万円 350万円
33歳 410万円 440万円 351万円
34歳 430万円 450万円 350万円
35歳 450万円 480万円 360万円
36歳 450万円 500万円 360万円
37歳 460万円 500万円 370万円
38歳 480万円 504万円 360万円
39歳 500万円 530万円 400万円

35歳年収465万円の毎月の手取り額はいくら?

社会人

35歳の平均年収年収465万円、年収が465万円だと手取りでいくらもらえるのか、気になりますね。

 

35歳の平均年収465万円の手取り金額

年間の手取り 毎月の手取り
約352万円 約29万円

 

交通費などの非課税所得にもよりますが、年収465万円の会社員だと、一年間の手取り金額は約364,7万円ボーナスを考慮しないで計算すると、毎月の手取りが約30万円前後です。

 

手取りの計算方法!所得税や住民税、社会保険料を算出!

tax

先ほどは465万円の手取り額を算出しましたが、ここでは好きな年収の手取り額が求められるように計算方法をご紹介します。例として、年収465万円で計算をしています。

STEP1 年収をもとに控除額を調べる

税金というのは年収全額にかかるわけではありません。

年収からいくつかの控除を行なった後で課税は行われます。給与所得控除は年収によって異なるので、下の表を参考に控除額を調べます。

 

収入金額 控除額
〜180万円 収入×40%
180万円〜360万円 収入の30%+18万円
360万円〜660万円 収入の20%+54万円
660万円〜1000万円 収入の10%+120万円
1000万円〜 220万円

 

つまり、今回の場合は控除額は年収の20%+54万円ということになります。

よって年収465万円では給与所得控除は147万円となります。

STEP2 社会保険料の計算

社会保険料は地域によって若干異なりますが、概ね15%ほどと考えられます。

よってこの場合には、465万円×15%=約70万円が社会保険料となります。

 

STEP3 基礎控除の確認

先ほどの給与所得控除に並んで、所得税や住民税に対する控除をここで確認しておきます。

所得税の基礎控除:38万円

住民税の基礎控除:33万円

 

STEP4 課税所得の計算

ここまで、給与所得控除・社会保険料・基礎控除を求めるところまで完了しました。

では実際に、課税対象となる所得をそれぞれ計算していきます。

 

所得税の場合には、

課税所得=465万円−(基礎控除38万円+給与所得控除147万円+社会保険料70万円)=210万円

住民税の場合は、

課税所得=465万円−(基礎控除33万円+給与所得控除147万円+社会保険料70万円)=215万円

が課税所得となります。

 

STEP5 課税所得をもとに税金額を計算する

まずは所得税から計算していきます。

所得税の税率は課税所得に応じて変わるので下の表を参考にすると、課税所得210万円の場合の税率は10%となります。

課税所得金額 税率 控除額
〜195万円 5% 0円
195万円〜330万円 10% 9万7500円
330万円〜695万円 20% 42万7500円
695万円〜900万円 23% 63万6000円
900万円〜1800万円 33% 153万6000円
1800万円〜4000万円 40% 279万6000円
4000万円〜 45% 479万6000円

 

よって今回の所得税の金額は、

課税所得210万円×税率10%=21万円

となります。

 

一方住民税は所得税とは違い累進課税生ではなく、所得割均等割の2つの部分に分かれていまず。

所得割の部分は基本的に全国一律で10%です。

均等割も基本的に5000円前後です。

これは自治体によって金額が多少異なることがあるので、実際の計算を据える際には地元自治体のホームページをご確認ください。

よって、今回は

住民税額=215万円×10%+5000円=22万円

となります。

 

よって所得税額と住民税額を合わせると、

21万円+22万円=43万円

となります。

STEP6 手取りの月収を計算

では実際に月当たりの手取り額はどうなるのでしょうか。

年収465万円−(社会保険料70万円+税金額43万円)÷12ヶ月≒29万円

となります。

控除の種類などによって多少変わることはありますが、社会保険料や税金を支払うことを考えると、手取りとして受け取れる金額はおおよそ額面の8割と考えておくと良いでしょう!

 

高卒・大卒で給与は変わる?大企業と中小企業で給料に違いは出る?

資料とグラフ

学歴別の平均月収

学歴によってどれくらい月収が変わるかご存知ですか?

 

学歴による平均月収の違いを、大学・短大・高校卒の男女別でまとめました。

 

『平成29年賃金構造基本統計調査の概況』を参照に作成しております。

最終学歴 男性 女性
大学・大学院卒 約37万円 約30.3万円
高専・短大卒 約30万円 約25.3万円
高校卒 約28.3万円 約21.1万円

学歴が上がるにつれて平均年収が高くなっている事が表からわかります。

 

企業規模別(大企業・企業・小企業)の平均月収

大企業・中企業・小企業での年収の差はどれくらい格差があるのか、男女毎に月収を比較してみました。

 

厚生労働省『平成29年賃金構造基本統計調査』を参考に作成しています。

年齢(男性) 月収
大企業 中企業 小企業
30~34歳(男) 約31.8万円 約27.6万円 約26.5万円
35~39歳(男) 約36.4万円 約30.8万円 約29.3万円

 

年齢(女性) 月収
大企業 中企業 小企業
30~34歳(女) 約26.2万円 約23.8万円 約21.8万円
35~39歳(女) 約28.1万円 約24.8万円 約22.9万円

 

35歳平均年収の生活水準!家賃や食費、貯蓄に回せる金額は?

紙とペンとコーヒー

平均年収465万円だと生活水準はどれくらいでしょうか?

 

今回は、35歳・一人暮らし、夫婦二人、夫婦と小学生以下の子供がいる場合の3パターンでシュミレーションします。

シュミレーションの際月々の生活費は、手取りの364.7万円を12(月)で割った30万円を生活費の上限として計算しています。

 

また、以下は夫または妻がどちらかだけ働いている場合で算出しています。共働きなどで世帯年収が変わる場合は、合計額や内訳が変わることをご了承ください。

 

一人暮らし単身者の場合

食費 5.4万
住居費 8.4万
水道光熱費 1.8万
通信費 1.8万
保険料 1.2万
趣味・娯楽・交際費 2.7万
被服費 0.9万
日用雑貨 0.9万
その他 1.8万
貯蓄 5.1万
支出計 30万

 

夫婦二人の場合

食費 4.5万 
住居費 7.5万 
水道光熱費 1.5万 
通信費 1.8万 
保険料 1.2万 
趣味・娯楽・交際費 1.5万 
被服費 0.9万
日用雑貨 0.6万
小遣い
3.6万
その他 0.9万 
貯蓄  6万
支出計 30万 

 

今回は、35歳の平均年収を年齢・業種別にご紹介しました。

ご自身の現在の年収と比べていかがだったでしょうか、本記事を参考に生活水準も合わせて見直してみてください。