通信費を節約したい方必見!格安スマホで携帯料金をお得にする方法を紹介

スマホやインターネットの通信費は毎月かかるものですので、ばかになりませんよね。

最近では格安スマホが浸透し、ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアから乗り換えるという人も増えてきました。

UQモバイルや楽天モバイル、LINEモバイルなどテレビCMやネットメディア、雑誌などで様々な格安スマホが紹介されています。

実際のところ、格安スマホに乗り換えるとどのくらい通信費を抑えることができるのか、デメリットはないのだろうかと疑問に思っている人もいるはずです。

そこで今回は、そもそも平均的な通信費はどのくらいであるか、そして、格安スマホのメリットとデメリットについてご紹介していきます!

通信費の平均額はいくら?世帯人数別にご紹介!

まずは、通信費の全国平均を世帯人数別で見ていきましょう!

数字は、総務省が発表している2017年度平均月額通信費を参照しています。

全世帯での通信費の平均:14,705円

全世帯における平均は、世帯人数2.34で通信費14,705円でした。

内訳は次のようになっています。

  • スマホなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHSなどを含む)・・・10,656円
  • インターネット接続料・・・3,185円
  • スマホ・携帯電話・PHSの本体価格・・・864円

この数字はあくまで平均なので、当然のことながら、通信・通話料は契約しているプランによっても大きく異なってきますし、スマホの本体料金も機種によって様々です。

一人暮らし世帯の通信費の平均:8,361円

内訳は以下のようになります。

  • スマホなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHSなどを含む)・・・5,827円
  • インターネット接続料・・・2,010円
  • スマホ・携帯電話・PHSの本体価格・・・524円

先ほどの全世帯の平均通信費を、平均世帯人数2.34人で割って1人当たりに換算すると、6284円となります。

なので、一人暮らしの通信費は複数人で暮らしている世帯よりも割高になっていることが分かります。

夫婦二人暮らし世帯の通信費の平均:11,510円

内訳は以下のようになります。

  • スマホなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHSなどを含む)・・・7,903円
  • インターネット接続料・・・2,973円
  • スマホ・携帯電話・PHSの本体価格・・・634円

一人暮らしの通信費の平均と比べて2人暮らしの場合、3,149円しか増えていません。これはスマホなどの通信・通話使用料が2,076円しか増えていないことが要因の1つです。

多くのケータイ会社では「家族割」と呼ばれるサービスを実施しています。家族で同じケータイの会社と契約することで、基本使用料の割引、家族間の電話料金の割引など通信・通話料がお得になるというものです。このサービスを利用して、通信料が割安になっている家族が多いです。

三人家族の通信費の平均:19,252円

内訳は以下のようになります。

  • スマホなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHSなどを含む)・・・14,050円
  • インターネット接続料・・・4,092円
  • スマホ・携帯電話・PHSの本体価格・・・1,110円

世帯人数が増えるにつれ次第にかさんでくるのは、スマホなどの通信・通話使用料であることが分かります。

スマホなどの通信・通話使用料は1人当たりの料金が高額ですので、家族が増えるにつれて家計の負担は増えてしまいます。

四人家族の通信費の平均:24,942円

内訳は以下のようになります。

  • スマホなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHSなどを含む)・・・18781円
  • インターネット接続料・・・4632円
  • スマホ・携帯電話・PHSの本体価格・・・1529円

やはりスマホなどの通信・通話使用料がますますかさんできており、通信料全体の75%以上を占めていることが分かります。

五人家族の通信費の平均:27,207円

内訳は以下のようになります。

  • スマホなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHSなどを含む)・・・20,973円
  • インターネット接続料・・・4,708円
  • スマホ・携帯電話・PHSの本体価格・・・1,526円

五人家族になると、通信費の平均は2,7000円を超えます。そのうち77%がスマホなどの通信・通話使用料です。

それだけ通信・通話料が大きな割合を占めていることを考えると、家族が多いほど、通信料をできるだけ安く抑えたくなりますね。

格安スマホで通信費を節約!格安スマホのメリットやデメリットとは?

先ほど、格安スマホにすることで通話・通信料を抑えることができるとご紹介しました。

では大手キャリアと比べて、実際どのくらい安くなるのでしょうか?

格安スマホの料金は大手キャリアと比べて毎月いくら変わる?

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを利用している場合の平均金額は、月々9,000円程度です。これは機種料金の支払いが残っている場合で、残っていない場合は月々7,000円程度となります。

そして格安SIMにした場合、平均の通信・通話料は月々4,600円程度に抑えられます。これは機種料金の支払いが残っている場合で、機種料金支払いが残っていない場合は月々1,600~2,500円程度まで抑えられます。

ここからわかる通り、格安スマホにした場合は月々4000~5000円程度安くなります。

格安スマホのメリット

格安スマホのメリットは何といっても、その料金の安さです。

格安スマホを扱う会社は、自社で通信回線を持っていません。三大キャリアの回線を使用することで大きくコストを抑え、格安な基本料金になっています。

また、かけ放題のプランをつけるか、SMSをつけるか、といったように細かくプランが設定されているので、自分に合ったサービスを見つけることが可能です。

大手キャリアの場合、基本サービスでついているものをオプションにすることで、さらに料金を抑えることができます。

そして格安スマホにしても、利用する回線が変わらない場合などは、お手持ちの機種から変更しなくても良い場合もあります。なので、「機種変更はしたくないけど、料金は安くしたい」という方にも格安スマホはおすすめできます。

格安スマホのデメリット

先ほどご紹介した通り、格安スマホでは大手キャリアの回線をレンタルしています。

なので、アクセスが集中する時間帯には通信速度が遅くなったり、動画視聴がスムーズにできない可能性があります。

この通信速度に関しては、格安スマホの会社によって大きく差がありますので、どの会社にするか考えるうえでポイントになってきます。

また、格安スマホの場合、かけ放題はオプションであることが多いので注意が必要です。

しかも格安スマホのかけ放題は、時間無制限ではなく、5分または10分のかけ放題になっています。長電話してしまう方は高額な通話料がかかってしまう可能性があります。

このほかにもキャリアメール(「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」など、それまで使用していたメールアドレス)が使用でできなくなる、キャリア決済が使えなくなるなどの不便なこともいくつかあります。ゲームの課金やミュージックアプリなどをキャリア決済で行っている方は注意が必要です。

格安スマホに向いている人

  • 基本料金を安く抑えたい人
  • 通話時間が短い人
  • 低容量のデータ通信でも十分な人

格安スマホは基本料金を安く抑えられるものですので、SMSやキャリアメールを使用しなくても困らないという方にはとてもおすすめできます。また、電話よりLINE電話の方がよく使うという方も格安スマホに乗り換えても、通話料金が高くなることはないでしょう。

通信速度について心配している方もいると思いますが、回線が混み合うのは、スマホを見る人が集中する、お昼どきと18時以降~20時頃になります。

家ではwifiを使うという方は、外出する時間帯の通信が混み合わなければ、通信速度が遅くて困ってしまうこともなくなります。

格安スマホに向いていない人

  • 長時間の電話が多い人
  • キャリア決済を利用している人
  • 設定を自分で行うのが苦手な人

格安スマホにする場合、多くはAPN(アクセスポイントネーム)と呼ばれる接続情報の設定などを自分で行う必要があります。

格安スマホでも実店舗を持っている会社もあるので、相談することもできますし、説明書があるので、それを見ながらタップ、入力すればすぐに設定できるようになっています。

また、長電話をする方で、LINE電話やSkypeを使わない方も、通話料が高くなってしまうのでおすすめできません。また夜の時間にスマホを使うけれど、家にwifiがないという方も通信速度が遅くなってしまう場合があるので、注意が必要です。

格安スマホと併用したい!ポケットWi-Fiのメリットや料金って?

格安スマホを使う際の通信速度が気になるため、ポケットwifiとの併用をしようと考える方も多いのではないでしょうか?

ここでは、ポケットwifiのメリット・デメリットをみていきましょう。

ポケットWi-Fiのメリットとは?

ポケットwifiの最大のメリットは外出先でも通信容量を気にせず、インターネットを使えることです。

また、各キャリアで無制限のデータ通信プランもありますが、基本料、通話料とは別に6,000円程度かかってしまうのでかなり高額です。

また、工事が不要で光回線よりもポケットwifiは安価なため、自宅用としても使うことができます。

光回線はプロバイダ料込みで、月額5,000円~6,000円程度が相場となっています。それに比べると月間無制限でも4,000円ほどですので、2,000円ほどお得になります。

このように光回線や無制限のデータプランよりもコストパフォーマンスが高いのがポケットwifiのメリットといえます。

ポケットWi-Fiのデメリットとは?

ポケットwifiは、電波状況によって通信のつながりやすさが大きく変動してしまうのがデメリットになります。

例えば、厚い壁に覆われた室内や、ビルに電波を遮られた場所などでは、ネット接続がうまくできない場合があります。

最近のポケットwifiの通信速度はかなり上がっていますが、電波の環境には注意が必要です。

また、通信無制限のプランにも実質的には通信制限があります。

例えば、1か月使い放題となっていても、3日で10GBの通信制限がかかっていたりします。

毎日長時間動画を見るなど通信量が多い方は、ポケットwifiを買う前に確認しておく必要があるでしょう。

ポケットWi-Fiにかかる費用はどのくらい?

先ほどご紹介した通り、ポケットwifiの月々の料金は3,000円~4,000円程度です。

ポケットwifiは自宅でインターネット回線をつないだりする時に必要な工事なども不要で、即日使うことができます。

スマホの通信料とは別に料金がかかっていきますので、家族で共有するのであれば安く済みますが、場合によっては格安スマホ+ポケットwifiにした方が、キャリアを乗り換えるよりも高くなってしまう可能性もあります。

以上、今回は格安スマホへの切り替えを中心に通信費の節約方法をご紹介しました。

格安スマホの中には、IIJmioや楽天モバイル、UQ mobile、mineoのように家族で使うとより料金がお得になる格安SIM事業者もあります。

これを機に家族全員で格安スマホに乗り換えるという方法もおすすめです。

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