メルカリvsヤフオク、手数料や出品の手間を徹底比較!主婦に人気の商品は?

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使わなくなったものを捨ててしまうのはもったいないですね。最近は主婦の方々も簡単にメルカリやヤフオクに出品しています。いざ始めてみようと思っても、どのサービスを使ったらよいか?、手数料は?どんなものが売れるの?価格設定は?など意外と知られていないことも多いですね。

そこで今回はメルカリとヤフオクをいろいろな側面から比較していきたいと思います。それぞれのサービスでかかってしまう手間などを考えて、利用方法を決める参考になさってください。

メルカリVSヤフオク! 5つの違いを徹底比較

①出品者が負担する利用料・手数料

  • メルカリの利用料と手数料は以下の通りです。
利用料無料
手数料商品落札金額の10%

メルカリは利用料が無料なのがうれしいですね。ただし商品を出品した場合、出品した商品の売り上げの10%が手数料として売り上げから引かれます。

例えば10,000円の商品が売れた場合、1,000円が手数料として引かれ、9,000円が手元に残ります。

  • ヤフオクの利用料と手数料は以下の通りです。
Yahooプレミアム会員非Yahooプレミアム会員
利用料無料無料
手数料8.64%商品落札金額の10%

ヤフオクはYahooプレミアム会員と非会員で利用料と手数料が異なります。また、Yahooプレミアム会員でない場合、オークションの出品しか行えないことに注意が必要です。もしオークションで落札する場合はプレミアム会員になる必要があります。

例えば、Yahooプレミアム会員の方は、月会費が498円かかりますので、10,000円の商品が売れた場合、1,362円が月会費・手数料として引かれ、8,638円が手元に残ります。

非プレミア会員の方は、10,000円の商品が売れた場合、1,000円が手数料として引かれ9,000円が手元に残ります。

10,000円の商品を売る場合はプレミア会員よりも非プレミア会員の方が手数料として引かれる額は小さいですが、高額な商品を出品する場合や月に複数の商品を出品する場合はプレミア会員になったほうがお得になる可能性もあります。

②商品発送にかかる手間

商品発送にかかる手間がどんなものがあるのかについては、利用する前に知っておきたいですね。

メルカリ、ヤフオクどちらも、サイトやアプリ内でサービスが完結するようになっています。しかし取引の方法が少々異なっています。どちらの方法の方が手間がかからないのでしょうか?

メルカリでは、出品者と購入者の間にメルカリが仲介しています。メルカリにはらくらくメルカリ便という独自の配送サ―ビスがあり、らくらくメルカリ便での配送が指定されています。

メルカリ便は、通常の宅急便よりも送料が安く万が一の場合の補償もついています匿名配送で送ることができる便利なシステムです。

一方ヤフオクでは取引は「取引ナビ」という掲示板のような非公開チャットを使います。そこで自分から相手の住所・氏名・連絡先・振込先を聞く必要があります。匿名配送も自分で設定することはできます。

メルカリ便は宛名書きが不要で、自分で設定しなくても匿名発送ができるシステムです。ヤフオクでは、チャットで相手の個人情報を聞く手間がかかると考えると、発送にかかる手間はメルカリの方が小さいといえます。

③購入者からの評価方法

メルカリでも、ヤフオクでも取引が終わった後、商品を買った側が売る側に対して評価をつけます。ヤフオクでは評価について「取引した出品者と落札者が、お互いの満足度を採点する機能」と説明しています。

入札や取引をするときに、どんな取引相手かを知る参考することができます。その評価が一定以下に下がると商品を出品できなくなったり、商品を購入できなくなったりします。

ヤフオクの場合、総合評価(評価ポイントの合計)がマイナスになってしまったり、悪い評価(悪い・非常に悪い)の割合が20%を超えてしまった場合、出品が制限されてしまいます。

例えば、取引した人が10人いて、非常に良い・良いが8人、悪い・非常に悪いが2人いた場合、入札の制限の対象になります。

では、メルカリの評価はどのようになっているのでしょうか?評価をつける人次第となっています。

少し商品に不備があったとしても、「普通」、「良い」をつける人もいれば、何も不備なく取引が終わったのにもかかわらず「悪い」をつけられたことがあるという利用者もいました。

ヤフオクのように決まった規則は厳格にあるわけではなく、ペナルティーは運営側の判断になっているようです。

④購入ユーザーの年別・性別

メルカリとヤフオクのユーザーに特徴はあるのでしょうか?2017年のスマートフォンでのメルカリ、ヤフオクの利用者を調査したものによると、メルカリでは女性の利用者が多くなっています。特に18~29歳、30~39歳の女性の利用者数が他の層と比べて非常に多くなっています。

これに対してヤフオクでは、どこか特定の年齢層、性別だけが突出して高くなっているということはありません。しかし利用率を見ると、30~39歳男性、40~49歳男性の利用率が高くなっています。

ここからわかる通り、メルカリは20代、30代の女性のユーザーが多く、ヤフオクは30代、40代の男性の利用が比較的多いことが分かります。

また2018年度のちょうさによると、ワンショット消費が20代、30代で拡大していることが分かりました。「新品で購入したものを1回使ってフリマアプリで売ったことがある」、「新品で購入したものを数回使ってフリマアプリで売ったことがある」と答えた人の割合が増加しており、20,30代で顕著でした。若年層において、「まだ使える、新品に近いものをフリマで売る」という文化が近年定着しつつあることが分かります。

⑤値段の決定方法

自分にとって価値がないと思うものなら、買ってもらいやすい価格に思い切って設定できますが、ある程度高く売りたいと思うものの価格設定は悩ましいですね。どのようにして値段を決めたらよいでしょうか?

ヤフオクはオークションですので買いたいと思う人いればどんどん高くなっていきますが、メルカリでは自分で価格を設定しなければいけません。

メルカリでカテゴリーやブランドなどを絞り込んで、あらかじめ似たような商品がどれくらいの価格になっているのか調べておくことをおすすめします。また、商品によっては出品時の画面でアプリが「売れやすい価格」を提案してくれる場合もあります。

ここで忘れてはいけないのは送料を加味することです。メルカリは送料が売上金から引かれるシステムになっています。

重いものやかさばるものを売る際に送料を考慮せずに値段を決めてしまい、赤字になってしまっては元も子もありません。商品の値段を決める際には、1番安い送料を調べておきましょう。

フリマアプリやオークションで主婦に人気の商品とは?

メルカリの売上ランキング

メルカリが発表した年代・性別別の売り上げのランキングは以下のようになります。(調査期間 2018年1月~12月)

  • 売上ランキング(女性)
1位2位3位
10代タレントグッズおもちゃCD
20代おもちゃタレントグッズバッグ
30代バッグおもちゃトップス
40代バッグトップスアクセサリー
50代バッグトップスアクセサリー
60代以上バッグ浴衣・着物食器

メルカリで売却されるもののジャンルは年齢・性別で大きく異なっています。

30~50代女性では、バッグやアクセサリーなどの装飾品が上位になっており、10~20代の女性はおもちゃ・タレントグッズを販売する人が多くいることが分かります。

商品① ベビー用品

メルカリの出品数でみると、3番目に出品が多いカテゴリーになります。使わなくなったベビーカーや子供服を出品する人が多いです。「せっかくブランド物のベビー服を買ったりもらったりしても、子供の成長が早すぎて、もう着られなくなってしまった。」という方も多いのではないでしょうか?

状態の良いものであればより高く売れる可能性があります。

商品② おもちゃ

ゲームやおもちゃは需要が高いカテゴリーの1つです。中でも、知育玩具はよく見られるカテゴリーとなっています。

メルカリのサイトによると、「こどもちゃれんじ」に代表される、子供の学習ワークや絵本、つみきや100だまそろばんなどの木製のおもちゃ、LEGOが未就学児のママから人気があります。

おもちゃの箱がとってあったり、新品に近いものがより売れる可能性が高いです。

商品③ トップス

メルカリで売られている商品の中で最も多くの割合が占められているのがレディースの服になります。メルカリのユーザーの中心が20代、30代女性であるので、それだけレディースの服の需要が高くなります。

高く売るためのポイントは新品に近いことです。新品でタグ付きの服は一番高く売れますが、メルカリで服を高く売るコツは新品に近づけることです。

洗濯してアイロンを伸ばす、床に広げたりせずハンガーにかけて写真を撮るなど、その服が1番きれいに見える状態で写真を撮ることが重要です。写真は何枚か載せることも重要です。着用した写真を載せるとよりイメージがつきやすいでしょう。

また、シミや汚れ、毛玉などの商品のマイナスポイントも隠さず伝えましょう。このように細かいところもしっかり伝えないと、販売後のトラブルにつながる可能性があります。

メルカリとヤフオクどっちがおすすめ?

メルカリの利用がおすすめの人

  • できるだけ早く売りたいとき・・・メルカリは価格を自分で設定しているので、売れるスピードがヤフオクより速いことが多いです。
  • スマホだけで簡単に販売、発送まで行いたい場合・・・商品の出品~売り上げ金を受け取るまですべてスマホで完結します。

ヤフオクの利用がおすすめの人

  • 生産数の少ないものを売る場合(初回限定版、プレミア版など)・・・オークション形式なので自分が思っていたより、値段が跳ね上がる可能性があります。
  • 時間をかけてでも高く売りたいとき・・・オークションのため、スピードはメルカリには負けますが、より高く売れる可能性が高いです。

どちらにも一長一短があるので、完全にどちらがおすすめということはできません。

メルカリは比較的初心者にも簡単に始めることができますが、無理に値下げ交渉をされてしまったり、交渉の際に連絡が取れなくなるなどのトラブルが多いと言われています。

また、ヤフオクは高く売れる可能性が高いですが、取引が終わるまでに、メルカリよりも時間がかかってしまうなどの難点があります。

メルカリ・ヤフオク以外のフリマアプリサービス3点

メルカリ以外にも多くのフリマアプリがありますので、いくつかご紹介します。

  • ラクマ・・・楽天グループ運営のフリマアプリ。販売手数料が3.5%と安いのが特徴です。ラクマもメルカリと同様に女性のユーザーが多く、洋服や子供用品を売りたいと考えている方にはおすすめです。
  • ブクマ・・・に特化したアプリ。簡単に要らなくなった本を売ることができます。使わなくなった絵本や教科書、参考書が大量にあって処分に困っているというママさんにおすすめです。
  • minne・・・ハンドメイド作品に特化したアプリ。副業として行っている主婦も多く、月に数十万円売り上げていることもあります。デザイン性の高いアクセサリー、洋服、食器などが良く売れています。手芸やアクセサリー製作がお好きな方におすすめです。

このようにヤフオク、メルカリ以外にも多くのサイトやアプリで中古品を売ることができます。それぞれに特徴がありますので、サイトを眺めてみるのも面白いかもしれません。

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