ラグビーワールドカップが間近に迫っていますが、世界のトップラグビー選手たちは、どれぐらいの年俸をもらっているのでしょうか?
ワールドカップが近づくにつれて試合も増えますが、そんなにファンではなくとも、見てしまいがちですが、一人一人の選手についてはなかなか知らないことも多いですよね。
そんな時に選手の一つの指標となるのが年俸です。もちろん、年俸がすべてではありませんが、一つの目安となるのではないかと思います。
そこで今回は、Rugby: 2018 world’s top 10 highest-paid playersという、ニュージーランドのニュースサービスNewshubが発表したランキングに基づいて、世界のラグビー選手年俸ランキングトップ10を発表します。
また、2018年8月21日の為替終値である、73.78円/NZドルとして計算します。
世界で最も稼ぐラグビー選手 10位~6位を紹介
それでは、ラグビー選手の年俸ランキングの10位から6位を発表します。
10位 マイケルフーパ― 8130.5万円(1102万NZドル)
年収:8130.5万円
国籍:オーストラリア
生年月日:1991年10月29日
身長/体重:182cm/101kg
ポジション:フランカー
在籍チーム:ワラターズ(オーストラリア)
代表キャップ:89
オーストラリアのマイケルフーパ―選手が第10位となりました。
現在は、代表チームの主将として、2019ワールドカップに出場中です。
代表キャプテンを史上最年少で務めるなど、キャプテンとしての統率力が非常に高いと言われています。
彼は、ワラターズと600万オーストラリアドル(日本円で約4億3000万)で契約し、話題になりました。
9位 ニコラスサンチェス 8255.9万円(1119万NZドル)
代表キャップ:72
第9位はアルゼンチン代表ニコラスサンチェスです。彼は2015年のワールドカップで、97得点を挙げ得点王となり、チームをベスト4に導きました。
2018年から2018年から再びフランスのスタッド・フランセに加入し、2018-19シーズンはカップ戦を含めて16試合に出場し、133得点を挙げています。
身長177cmと小柄ながら、ラン、パス、キックのスキルが高く、チームの得点源となっています。
ワールドカップ1次リーグでフランスには惜敗してしまいましたが、このあとの活躍も期待したいですね。
8位 マア・ノヌー8523.9万円(1156 万NZドル)
年収:8523.9万円
国籍:ニュージーランド
生年月日:1982年5月21日
身長/体重:182㎝/107kg
ポジション:センター、ウィング
在籍チーム:トゥーロン(フランス)
第八位は、ニュージーランド出身のラグビー選手のマア・ノヌーです。
2003年から2015年にかけてニュージーランド代表で活躍し、2015年のワールドカップでは、ニュージーランドの連覇に貢献しました。
2015年のワールドカップ後は、フランスのトゥーロンに移籍し、ニュージーランド代表を引退しました。
7位 ダン・ビガー 8528.9万円(1156 万NZドル)
年収:8528.9万円
国籍:ウェールズ
生年月日:1989年10月16日
身長/体重:188cm/89㎏
ポジション:フライハーフ
在籍チーム:ノーサンプトン・セインツ(イギリス)
キャップ:70
ウェールズ代表のダン・ビガーが第7位でした。
五郎丸選手のルーティンが昨年話題になりましたが、ダン・ビガー選手のキック前のルーティンもかなり変わっています。両肩を撫で、前髪を直してからキックするのが彼のルーティンです。
2007年からケルタックリーグオスプリーズでプレーし、2017年には27歳の若さで200試合出場を果たしました。
その後、イングランドプレミアリーグのノーサンプトン・セインツで活躍しています。
6位 スティーブン・ルアトゥア 9237.2万円(1252万NZドル)
年収:9237.2万円
国籍:ニュージーランド
生年月日:1991年04月29日
身長/体重:196cm/114kg
ポジション:ロック・フランカー
在籍チーム:ブリトル(イギリス)
今回のワールドカップにはルトゥア選手は出場していません。彼は、海外チームに所属しているためです。
ニュージーランドは自国のスーパーラグビーに所属している選手のみを代表の選考対象としています。
このルールから、代表から漏れた選手や引退をを考えている選手は、海外の年俸の高いチームへ移籍するケースがあります。
年俸ランキング、5位~1位を発表!1位は話題のあの人!?
年俸ランキング、5位~1位を発表します。1位は話題のあの人です!
5位 アーロン・クルーデン 9665.1万円( 1310万NZドル)
年収:9665.1万円
国籍:ニュージーランド
生年月日:1989年1月8日
身長/体重:178cm/84kg
ポジション:フライハーフ
在籍チーム:モンペリエ・エロー・ラグビー(フランス)
キャップ:47
第5位にはニュージーランド出身のアーロンクルーデンがランクインしました。
2009年19歳のときに精巣腫瘍と診断され、摘出手術を受けました。その後、病気を克服し、2010年にオールブラックス入りを果たしました。
代表として、2011年のワールドカップ決勝に出場し、24年ぶりのニュージーランド優勝に貢献しました。
その後、2017年モンペリエと年俸80万ユーロ(約1億円)で契約しました。ニュージーランドは国外移籍した選手を代表に選ばない方針で、2019年のワールドカップには出場していません。
いつか、またオールブラックスでプレーする姿が見たいですね。
4位 シアレ・ピウタウ 1億4210万円(1926万NZドル)
年収:1億4210万円
国籍:ニュージーランド
生年月日:1985年10月13日
身長/体重:185cm/97㎏
ポジション: センター・スリークォーターバック
在籍チーム:ブリストル・ベアーズ(イギリス)
現在トンガ代表のシアレ・ピウタウ選手が第4位となりました。現在はキャプテンとしてワールドカップに出場中です。
ピウタウ選手は、2012年から5年間、ヤマハ発動機ジュピロでプレーしていました。
退団の際には、「サヨナラは言いたくありません。むしろSee you soon、また会いましょうと言いたいと思います。みんなに感謝しています。」
と語っています。日本での経験をいかし、ワールドカップでも活躍することでしょう。
3位 マット・ギタウ 1億5640万円(2119万NZドル)
年収:1億5640万円
国籍:オーストラリア
生年月日:1982年9月29日
身長/体重:178cm/86kg
ポジション:センター、スクラムハーフ、フライハーフなど
キャップ:103
在籍チーム:サントリーサンゴリアス(日本)
2017年からサントリーサンゴリアスでプレーするマットギタウ選手が大3位となりました。
2002年~2011年、2015年のワールドカップに出場し、2015年のオーストラリア準優勝に貢献しまし、ラグビー界のレジェンドといわれています。
日本チーム所属の選手で初のトップ10入りですね。1億5000万円越えとは驚異的な数字ですね。
36歳現在も現役として活躍し、2017年のトップリーグ優勝に大きく貢献しました。
3位ダン・カーター 1億5640万円(2119万NZドル)
年収:1億5640万円
国籍:ニュージーランド
生年月日:1982年3月5日
身長/体重:178 cm/96kg
ポジション:スタンドオフ
在籍チーム:神戸製鋼(日本)
キャップ:112
元ニュージーランド代表で、現在神戸製鋼でプレーするダンカーターが同率で第3位となりました。
日本への移籍が決まった際には、大きな話題になりました。しかし、ニュージーランドの英雄がなぜ日本でプレイすることを選んだのでしょうか。
その理由の一つとして、かつてオールブラックスのコーチだったウェイン・スミスが神戸の総監督になっったことが関わっています。「また一緒にラグビーができることがうれしい。」と語っています。
2018年のリーグ戦では、7試合に出場して126得点を挙げました。そのプレーが評価され、カーター選手は年間最優秀選手に選ばれました。
今後もダンカーター伝説の10番のプレーに期待したいですね。
1位 イズラエル・フォラウ 1億6202万円(2196万NZドル)
年収:1億6202万円
国籍:オーストラリア
生年月日:1989年04月3日
身長/体重:193cm/103kg
ポジション:フルバック
在籍チーム:なし(ワラターズと契約後、問題発覚)
キャップ:-
ラグビー選手の年俸ランキングは、イズラエル・フォラウ選手が栄えある1位となりました。
彼は17歳で13人制ラグビーでプロデビューし、世界最高のFBとなりました。これまでオーストラリアの年間最優秀選手に3回選ばれてきました。
ファラウ選手は、ラグビーファンならだれもが知る名プレイヤーですが、今回のワールドカップには出場していません。
敬虔なクリスチャンとして知られるファラウ選手は、同性愛者への差別的な発言が問題となり、オーストラリアラグビー協会から解雇通告されたためです。
9月23日に13人制トンガ代表として、来月のオセアニアカップに出場すると公表しましたが、国際ラグビーリーグ連盟はそれを否定しています。
来年の2月に今回の問題に関して審理が行われます。その結果に注目が集まりますね。
従って、厳密には現在彼は年俸ランキング一位ではありません。
トップラグビープレイヤーの年俸は億越え!これからも見逃せない!
ラグビー選手の年俸ランキングトップ10を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
トップの4人が億越えとなりましたが、ラグビー選手の収入は年俸だけではなく、CM出演料やスポンサー料などあるので、実際に収入が億を超えているプレイヤーはもっといると思われます。
どちらにせよ夢がありますね!日本のラグビーはまだまだこれからといったところですが、ワールドカップを経て、さらに人気が高まっていくといいですね!
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