2019年7月〜9月の調剤薬局・ドラッグストア業界M&A動向!

ビジネスマン

2019年7月から9月期の調剤薬局・ドラッグストア業界のM&A動向をお知らせします。

2019年上半期には、2008年以降のM&A件数で過去最高を記録しましたが、下半期最初の四半期はどのように推移したのでしょうか。

M&A件数・金額や重要トピックスをまとめてご紹介します。

本記事の情報は、上場企業の適時開示情報を基に経営権の異動を伴うM&A案件(グループ内再編を除く)について、M&A仲介のストライク(M&A Online)が集計したデータをもとにしています。

2008年以降の12年間で4番目のM&A件数を記録!

2019年7月〜9月の調剤薬局・ドラッグストア業界のM&Aは5件となり、前年同期比で2件増加する結果となりました。

これは2008年以降の12年間では、4番目に多い件数です。

【7月〜9月期調剤薬局・ドラッグストア業界M&A件数】

件数
20083
20098
20102
20116
20124
20136
20143
20151
20164
20172
20183
20195

同業界では、薬剤師不足や競争激化などを背景に、企業の合従連衡が続いている点、日銀による金融緩和などがM&A活性化に寄与していると考えられます。

ただし、M&A金額は6億2700万円と12年間では7番目となりました。これは大型の案件がなかったのに加え、非公表が2件あったため、金額が抑えられたことが影響しています。

【7月〜9月期調剤薬局・ドラッグストア業界M&A金額】

金額(億円)
200860.1
200915.1
20100
20118.9
20120
201347.5
20140
201556.4
2016 13
20170
20183.74
20196.27

2019年7月〜9月期の調剤薬局・ドラッグストア業界M&A金額ランキング!

2019年7月〜9月期の調剤薬局・ドラッグストア業界のM&Aは、以下の5件です。

【2019年7月〜9月期の調剤薬局・ドラッグストア業界M&A詳細】

1ソフィアホールディングス、茨城県日立市で調剤薬局2店舗を営むメリーコーポレーションを子会社化(取得価額は3億240万円)
2ソフィアホールディングス、メディプランが運営する調剤薬局事業を譲受(同2億3300万円)
3ソフィアホールディングス、調剤薬局の盛徳商事を子会社化(同9200万円)
4クオールホールディングス、薬局のセラ・メディックを子会社化(同非公表)
5キリン堂ホールディングス、京都府内で調剤薬局1店舗を取得(同非公表)

金額が最も多かったのは9月12日発表のソフィアHD。

茨城県日立市で2店舗の調剤薬局を営むメリーコーポレーション(茨城県日立市)の全株式を取得し子会社化する案件となりました。メリーコーポレーションの2019年3月期は売上高2億9100万円、営業利益689万円。取得価額は3億240万円。

ランキング2位は、8月29日発表のソフィアHDが、調剤薬局事業や訪問看護事業などを手がけるメディプラン(大阪市)が運営する調剤薬局事業(大阪市内2店舗、大阪府大東市1店舗)を取得する案件。対象事業の2018年10月期は売上高8億1800万円、経常利益7100万円。取得価額は2億3300万円。

3番目は、7月2日発表のソフィアHDが、東京都内で調剤薬局3店舗を経営する盛徳商事(東京都世田谷区)の全株式を取得し子会社化する案件となりました。盛徳商事の2018年8月期は売上高2億9100万円、営業利益1125万円。取得価額は9200万円。

このほか金額非公表の案件として、8月8日発表のクオールホールディングスが薬局運営のセラ・メディック(堺市)の全株式を取得し、同日付で子会社化した案件、8月16日発表のキリン堂ホールディングスが京都府内で調剤薬局事業(1店舗)を取得することを決めた案件もありました。

M&Aが活発化する調剤薬局・ドラッグストア業界。2019年最後の四半期はどのような動きを見せるのでしょうか?

お金のカタチでは、引き続きM&A動向を定期的に発信していきます。

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