もう2019年も終わりが見えてきましたね。
毎年この時期になると気になることの一つが、ふるさと納税です。
2019年6月に様々な変更がありましたが、まだまだふるさと納税市場は右肩上がりといっていいでしょう。
今回は、年末の今、駆け込みでふるさと納税をしたいという人のために、ふるさと納税のやり方と、最大限節税ができる寄付金の額を紹介します。
また、一目でわかる、年末ふるさと納税駆け込みカレンダーも用意しましたので、そちらもご覧ください。
ふるさと納税はどういう手順でやればいい?
そもそも、ふるさと納税はどのような手順でやればいいのでしょうか?
ふるさと納税は、大きく分けて以下の4ステップで行います。
- ふるさと納税サイト等から、納税先の自治体に寄付
- 返礼品&受領書の受け取り
- 受領書をもとに確定申告をする
- 税金の還付
確定申告以降は来年でもできるので、年末に駆け込みでふるさと納税をするという人は、自治体に寄付するところまでやってしまいましょう。
自己負担2,000円で済む寄付上限の目安はいくら?
何となく税金が安くなるというイメージがあるふるさと納税ですが、何も考えずに寄付をしすぎると、大した節税効果にならないということもあり得ます。
ふるさと納税の最小の自己負担金額は2000円です。2000円の自己負担範囲内で、できるだけ多く寄付したいですよね。
この自己負担金額が2000円で済む、寄付金額の上限金は家族構成や年収で変わってきます。
目安ではあるものの、自己負担金額が2000円で済む寄付上限金額を早見表でまとめました。
住宅ローン控除や医療費控除等で上限額が下がることもありますが、参考にしてみてください。
ふるさと納税を行う本人の給与収入 | ふるさと納税を行う方の家族構成 | |||
独身又は共働き | 夫婦又は共働き+子1人(高校生) | 共働き+子2人(大学生と高校生) | 夫婦+子2人(大学生と高校生) | |
300万円 | 28,000円 | 19,000円 | 7,000円 | – |
400万円 | 42,000円 | 33,000円 | 21,000円 | 12,000円 |
500万円 | 61,000円 | 49,000円 | 36,000円 | 28,000円 |
600万円 | 77,000円 | 69,000円 | 57,000円 | 43,000円 |
700万円 | 108,000円 | 86,000円 | 75,000円 | 66,000円 |
800万円 | 129,000円 | 120,000円 | 107,000円 | 85,000円 |
900万円 | 151,000円 | 141,000円 | 128,000円 | 119,000円 |
1000万円 | 176,000円 | 166,000円 | 153,000円 | 144,000円 |
1200万円 | 242,000円 | 232,000円 | 219,000円 | 200,000円 |
1400万円 | 355,000円 | 343,000円 | 277,000円 | 267,000円 |
1600万円 | 424,000円 | 412,000円 | 396,000円 | 384,000円 |
1800万円 | 493,000円 | 481,000円 | 465,000円 | 453,000円 |
2000万円 | 564,000円 | 552,000円 | 536,000円 | 524,000円 |
2500万円 | 849,000円 | 835,000円 | 817,000円 | 804,000円 |
上限金額を超えてしまうと、自己負担が大きくなり、節税効果も少なくなってしまうので、特にこだわりがなければ、上限金額以内に寄付金額を抑えるようにしましょう。
いつまでに何をすればいい?一目でわかる年末駆け込みカレンダー
それでは、具体的に年末で駆け込みでふるさと納税をする人は、いつまでに何をすればいいのでしょうか?
年末に駆け込みでふるさと納税をする人のために、カレンダーを作りました。
是非参考にしてみてください。
- 12月30日(月):銀行振込の場合の寄付締め切り(15時等、銀行の営業時間まで)
- 12月31日(火):クレジットカード・コンビニ支払いの場合の寄付締め切り(23時59分まで)
- 1月1日~3日:役所等休業
- ~1月7日(火):ワンストップ特例の申請書準備
- 1月8日(水):ワンストップ特例の申請書の投函期限目安
- 1月10日(金):ワンストップ特例の申請書の締切(必着)
このような感じです。
まず、寄付金の締め切りについてですが、寄付金が年内に決済されてさえいれば、返礼品の到着がいつになろうが、今年の控除の対象として認められます。
また、自治体側が、寄付金の期限を大晦日より早く設定していることもあります。
この場合でも、クレジットカードで支払う場合は、大晦日の年が変わる前に決済が確認できれば、原則その年の控除となります。
ただ、銀行振込や納付書払いでの寄付金の決済は、自治体側が設定した日までで、それ以降は受け取らないというところもあります。
不安な方はクレジットカードで寄付をしましょう。
年末に駆け込みでふるさと納税をする際の注意点を3つ紹介
それでは、年末に駆け込みでふるさと納税をする際に、注意すべきことを3つ紹介します。
締め切りはあくまで決済!申し込みとは違う!
ふるさと納税は、寄付金を年内にすればいいと思っている人が多いです。
それは間違いではないのですが、厳密には申し込みをすればいいのではなく、決済を年内に完了しなくてはならないということです。
以前には、大晦日にふるさと納税が集中したせいで、サーバーがダウンした決済サイトもあるようですので、できることなら余裕をもって決済を完了させておきたいところですね。
同じ自治体でも決済方法によって締め切りが違うことはある
ふるさと納税の決済期限は、自治体によって、さらに決済方法によっても違います。
そもそも、例えば銀行振り込みの場合、年内最後の営業日が終われば、どうあがいても振り込みはできませんよね。
また、現金書留の場合も、役所が閉まってしまえば払いようがありません。
余裕をもって支払うか、事故の少ないクレジットカードで寄付を行うと安心でしょう。
ただ、クレジットカード払いでも、年越しが近づくと、サーバー等が重くなる可能性もあるので、できることなら早め早めにやりましょう。
ワンストップ特例を利用する場合は書類送付期限に注意
ワンストップ特例制度を利用する場合は、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」という書類をを寄付した自治体に送付することが必要です。
この書類は、寄付をした際に自治体に送付をお願いして送ってもらうものですが、年末ぎりぎりにふるさと納税をすると、これがワンストップ特例の申請書締切期限に間に合わない恐れもあります。
ワンストップ特例の申請書の期限は、1月10日で、必着です。
それに間に合いそうもないという方は、総務省や寄付した自治体のホームページ、ポータルサイトなどから申請書をダウンロードして、自治体に送付しましょう。
早速ふるさと納税をはじめてみよう!おすすめサイトを紹介!
まだまだふるさと納税には間に合うことがわかりましたね。
また、ふるさと納税をするのなら、大手ふるさと納税サイトのさとふるがおすすめです。
さとふるは、CMでよく見るように圧倒的な知名度があるうえ、掲載自治体数は700もあり、数あるふるさと納税サイトの中でもトップクラスの掲載数を誇ります。
加えて、ソフトバンクグループが運営していることもあり、安心して寄付ができますね。
ふるさと納税初心者でもわかりやすく、シンプルなホームページのデザインをしているので、ふるさと納税デビューの方にもおすすめです。
気になる方は、以下のHPからチャックしてみてください。
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