ビットコインを中心とした仮想通貨の知名度はよくも悪くも上がっています。
よく話題になるのがビットコインの価格が上がったか下がったかではないかと思います。
でも少し立ち止まって考えてみてください。
仮想通貨は「通貨」の名前の通りモノを買うこともできるはずです。
日本には既にビットコインで決済できる店舗が1万店舗あると言われています。
この記事では代表的なビットコインでの支払いに対応した企業についてまとめました。
ビットコイン対応企業
ビックカメラ
ビックカメラは2017年4月からビットコイン決済を始めています。
当初の利用限度額は一会計当たり10万円ほどでしたが、2017年12月には30万円まで上限を引き上げています。
また対応店舗も当初の2店舗からビックカメラ全店舗を含む59店まで拡大しています。
またオンラインショッピングサイトのビックカメラ.comでもビットコイン決済に対応しています。
ヤマダ電機
2018年1月末からヤマダ電機はビットコインを開始しています。
30万円を上限に都内の2店舗で始め、状況を見て他店に広げることを検討するそうです。
ヤマダ電機の他にソフマップやコジマなど家電量販店では続々とビットコイン対応店舗が増えています。
購入金額が大きい家電量販店はビットコイン決済と相性がいいのかもしれませんねん。
HIS
2017年9月からビットコイン決済に対応。HISの首都圏38店舗で申し込みの際にビットコインで支払えるようになっています。
一件につきビットコインで200万円まで決済できるそうです。
ビットコインが値上がりしたおかげで普段よりもちょっといい旅行先を選ぶ人が増えているのかもしれませんね。
ハウステンボス
ハウステンボスはビットコインではなく自前で仮想通貨を発行します。
その名も「テンボスコイン」。
テンボスコインはただの仮想通貨ではなく、昔の貨幣と同じように「同等の金で裏付けられるシステム」になっているそうです。
その価値の裏付けのために金1トンを50億円で購入したりモンゴルで金鉱山を購入するなどアミューズメント施設とはおも。
現在は社内1300人ほどで実証実験を行っているところだそうです。
「世界初の金本位制に基づく仮想通貨」というなにがしたいのかよくわからないハウステンボスの試みですが、今後どのように展開していくのか楽しみですね。
ビットコイン対応予定企業
現時点でビットコイン決済に対応しているお店について見てきました。
多くのお店でビットコイン決済が始まっていますが、一方でまだ使い勝手は良いとは言えないかもしれません。
しかしビットコインの導入に向けて着々と準備を進めている企業も実はたくさんあります。
ここではそんな企業を紹介していきたいと思います。
メルカリ
大手フリマアプリのメルカリも仮想通貨決済できるようにするそうです。
同時に子会社を設立して仮想通貨取引所の解説もするそうです。
メルカリではあらゆるモノが買えるのでビットコイン対応になれば利用の幅がグッと広がることになるでしょう。
ライン
ラインも同様に金融子会社を設立して仮想通貨取引所を設立すると同時にビットコイン決済を始めるそうです。
ラインも「LinePay」と呼ばれる支払い機能がラインアプリに搭載されるなど使い勝手がよくなっています。
今後様々なラインペイに対応したお店の支払いの際にもビットコイン決済が使えるようになるかもしれません。
ピーチ
格安航空会社のピーチもビットコイン決済を導入へ向け検討が進められているそうです。
価格競争が激しい格安航空業界で付加価値を高めるための戦略の一つだそうです。
ビットコインで気軽に旅行にも行ける時代というのも楽しそうですよね。
ビットコインで支払う際の注意点は?
税金がかかる(値上がりしている場合)
一番のハードルといえば税金がかかることではないでしょうか。
ビットコインが値上がりして利益が出ている場合、その分だけ税金が課されるのです。
例えば10万円で購入したビットコインで50万円分の買い物をした場合、40万円分の税金をあとで確定申告しなければならないのです。
これはちょっと面倒ですよね。
コインチェック決済が停止
日本でビットコイン決済を提供しているのは主にビットフライヤーとコインチェックです。
ご存知の通りコインチェックはハッキングによって仮想通貨約580億円分が盗み出されました。
この余波でコインチェック決済もサービスを停止しています。
「リクルート」がコインチェックと提携して提供している「モバイル決済 for Airレジ」ではビットコインの受付を停止しています
眼鏡の量販店「メガネスーパー」も停止しています。
このように取引所がダウンしてしまうと買い物もできなくなるというリスクが常に付きまとっています。
こうしたことにも注意を払わなければいけません。
まとめ
この記事ではビットコインが支払いに使えるお店についてまとめました。
皆さんもぜひ一度体験してはいかがでしょうか。
少しだけ未来を感じることができるかもしれません。
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