世界で最も時価総額の高い会社ランキング!日本企業は?


 

現在世界で1番時価総額が大きい企業がどこか知っていますか?

時価総額は企業の現在の利益と将来の成長性を考慮して得られるその企業を買収するのに必要な金額を示しています。

簡単に言えば「その企業の値段」です。

この記事では世界の企業の時価総額トップ10についてまとめました。

どんな企業がランクインしているのでしょうか?

また日本企業はランクインしているのでしょうか?見ていきましょう。

 

BITPOINT

時価総額ランキングTOP10

 

この記事では2018年1月末の各企業の株価に発行済み株式数をかけた時価総額を比較しています。

また為替レートは2018年2月時点での数値を使っています。

 

それではランキングを見ていきましょう!

10位 JPモルガン・チェース 4010億ドル(42.6兆円)

業種:金融

第10位にはアメリカ最大の銀行、JPモルガン・チェースがランクインしました。

アメリカ全土に支店網を持つとともに、強力な投資銀行部門も持つ総合金融グループです。

日本では投資銀行部門のJPモルガンが営業を行っています。

 

9位 中国工商銀行(ICBC) 4250億ドル(45.1兆円)

業種:金融

第9位には中国最大の規模を持つ中国工商銀行がランクインしました。

中国には4大国有銀行と呼ばれる中国銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、そして中国工商銀行があります。

中国建設銀行は11位の約40兆円、中国農業銀行は28位の約25兆円、中国銀行も30位の約25兆円にそれぞれ巨大な企業となっています。

 

ちなみに日本で最大の銀行である三菱UFJ銀行の時価総額が約10兆円ほどなので、アメリカや中国の銀行の巨大さがよく分かります。

8位 アリババ 5170億ドル(54.9兆円)

業種:IT

第8位には中国のEコマースサイト「タオバオ」を展開するアリババがランクインしました。

「タオバオ」は中国のオンライン購入シェアの約7割を占める圧倒的な存在です。

その他にもオンライン決済サービスの「アリペイ」や少額融資サービス「アントフィナンシャル」など中国のオンラインショッピング市場を支配しています。

 

ちなみに日本のソフトバンクは創業初期のアリババに出資しその含み益が10兆円ほどに達しています。

7位 バークシャー・ハサウェイ 5300億ドル(56兆円)

業種:金融

7位には保険を中心とした投資会社、バークシャーハサウェイがランクインしました。

伝説の投資家ウォーレン・バフェットが会長を務めていることでも知られています。

顧客から集めた保険料をもとに企業へ投資し、莫大なリターンを手にしてきました。

90近い年齢のバフェットが会社を去った後も成長を維持し続けられるか注目されています。

6位 フェイスブック 5430億ドル(57.4兆円)

業種:IT

第6位には同名のSNSやインスタグラムを展開するフェイスブックがランクインしました。

マークザッカーバーグがハーバード時代に作ったフェイスブックは世界最大のSNSに成長しました。

2004年に創業された会社が僅か10年ちょっとで時価総額50兆円を超えています。

世界の企業時価総額ランキングTOP5

 

5位 テンセント 5580億ドル(59兆円)

業種:IT

第5位には中国のSNS「Wechat」などを展開するテンセントがランクインしました。

またアリババと同様に決済サービス「Wechat pay」は幅広く利用され、中国の猛烈なキャッシュレス化を後押ししています。

また、世界最大のゲーム会社でもあり、「クラッシュオブクラン」や「リーグオブレジェンド」などは日本でも人気があります。

4位 アマゾン 6990億ドル(74.9兆円)

業種:IT

第4位にはアメリカのアマゾンがランクインしました。

言わずと知れたEコマースの巨人です。

日本でもアマゾンは楽天と肩を並べる規模を誇り多くの人々に利用されています。

最近ではショッピングにとどまらず、ミュージック、ビデオ、さらにはリアル店舗など多種多様なサービスへと事業を広げています。

3位 マイクロソフト 7320億ドル(77.4兆円)

業種:IT

第3位にはマイクロソフトがランクインしました。

ウィンドウズやオフィスソフトなど従来から続く製品群に加え、企業向けクラウドサービス「Azure」が収益に大きく貢献しているようです。

企業のIT化が進む中で今後も成長が見込めます。

検索サイトBingはシェアは小さいものの、グーグルにアメリカや日本で唯一グーグルに対抗するサイトになっています。

2位 アルファベット(グーグル) 8170億ドル(86.4兆円)

業種:IT

第2位には検索サイト「グーグル」の親会社アルファベットがランクインしました。

グーグルは世界の多くの国で大きなシェアを誇っています。

日本ではグーグルは6割以上の検索シェアを占めていて、2番手のヤフーもグーグルのアルゴリズムを採用していることから、実質9割以上はグーグルに支配されていると言えます。

圧倒的なシェアから得られる広告収入を使って、人工知能やロボットの開発など最先端技術の研究にも力を入れています。

1位 アップル 8600億ドル(91兆円)

業種:IT

時価総額第1位に輝いたのは「IPhone」、「Mac」、「iPod」などの大ヒット商品を世に送り出したアップルです。

IPhoneは現在も利益率の高い高価格帯のスマートフォン市場では圧倒的なシェアを占め、多くのファンを生み出しています。

スティーブジョブスが亡くなった後も「アップルウォッチ」など革新的な製品を世の中に届けていますが、今後はどのような戦略でこの世界最大の市場価値のある企業を維持していくのか注目です。

上位企業の共通点は?日本企業は?

 

時価総額の高い企業の共通点は何でしょうか?

探っていきましょう。

TOP10はITと金融のみ

業種別でみると金融が3社、ITが7社とこの2業種で占められていました。

金融は伝統的に規模が大きいため昔からしばしばランクインしてきました。

最近の変化として特筆すべきなのがIT企業です。特にTOP5はすべてIT企業が並んでおりその強さが垣間見えます。

ITが社会を変えるということはかなり前から言われていましたが、人々に普及していくにつれてIT企業が急成長しています。

また、ITは普及コストが低くある特定のサービスが圧倒的なシェアを獲得するケースが多いです。

そのことも時価総額の膨張に拍車をかけています。

日本企業は43位が最高

日本企業は世界でどこに位置づけられるのでしょうか?

日本で一番時価総額が高かったのはトヨタ自動車の2050億ドル(21.7兆円)でした。

世界の上位50社に入ったのはトヨタ自動車だけでした。トヨタ自動車も日本企業の中では断トツで次が三菱UFJ銀行の10兆円だと考えると日本企業の世界での存在感はそこまでないと言えるのかもしれません。

 

ちなみにバブル絶頂期の日本が世界経済の中心だった1989年3月末の「世界」時価総額ランキングは以下のようになっています。

 

順位 社名 時価総額
1位 NTT 日本 1830億ドル
2位 住友銀行 日本 760億ドル
3位 日本興業銀行 日本 739億ドル
4位 第一勧業銀行 日本 695億ドル
5位 富士銀行 日本 684億ドル
6位 IBM アメリカ 652億ドル
7位 三菱銀行 日本 652億ドル
8位 エクソン アメリカ 605億ドル
9位 東京電力 日本 599億ドル
10位 三和銀行 日本 542億ドル

なんとTOP10の中で8社が日本企業でした。

現在TOP10の中に0社、TOP50社の中でやっと1社がランクインしているのと比べると隔世の感がありますね。

日本経済の低迷ぶりがよく分かります。

まとめ

 

世界時価総額ランキングについてまとめました。

創業して10数年でランクインしている企業があるのが分かるようにこのランキングも数年後にはまた変わっている可能性が高いでしょう。

どんな企業が急成長を遂げるのか、日本企業はそこに食い込めるのか楽しみですね。