五大商社の業界研究!特徴や仕事内容・年収を紹介!


商社という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、どのような仕事をしているのかいまいち分からない人が多数だと思います。

今回は、商社の歴史やその仕事内容、気になる年収について見ていきたいと思います!

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総合商社の成り立ちと現在

成り立ちとは?

日本で初めての商社は坂本龍馬が設立した「亀山社中」であると言われています。

その目的は外国との貿易の仲立ちにありました。

しかし、インターネットの普及に伴い、仲立ちを介さずに取引をすることが多くなりました。

そのため業績が低迷するようになったため、商社は事業投資へと乗り出すようになったのです。

現在の商社の姿

商社とは、文字通り「商いを行う会社」のことを言います。

特に総合商社は幅広い商品の輸出入を担当しています。

 

高度成長期には、各種資源を日本に調達しそれを加工して世界へ販売する加工貿易を行うことで利益を上げてきました。

しかしその後、各メーカーの競争が起こり独自で海外企業とつながることで商社の利益が減少していき「商社冬の時代」と呼ばれる時代が到来します。

 

それを乗り越えるために流通網を整備したり国内外企業へ事業投資を行ったりと様々な戦略で回復することに成功しました。

外国の接点が多いのでグローバルな環境で働きたいなら商社がうってつけですね。

 

事業内容とは?

事業内容は大きくトレード事業投資に分かれます。

トレードとは

トレードとは、旧来的なものを右から左に流すことです。

売主と買主の仲介するようなイメージです。

売り手の販売機会の拡大、買い手のニーズを満たすことを目指しています。

また、ただ流す物流の役割だけでなく、バリューチェーンを構築して製品に付加価値を付けています。

海外から資源を調達し、製造・加工をして各メーカーへの販売までを行っているのです。

事業投資とは

前述のバリューチェーンを構築するのに必要なのがこの事業投資です。

事業投資とは、国内外の企業に対して出資して人材を派遣し経営に関与させることです。

トレードビジネスで培ったノウハウを生かして企業の成長を促して企業価値の増大や配当金から利益を上げるというものです。

バリューチェーンの構築に価値のある企業に対し経営資源を投資し、長期的に経営をサポートし企業価値を高めるのが目的です。

五大商社を紹介!三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅

三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅の5つを五大商社と呼ばれます。

ここに豊田通商、双日を加えて、7大商社と呼ばれることもあります。

今回は、5大商社について違いを見ていきましょう!

三菱商事

三菱商事は、国内と海外に200以上の拠点を持ち、約1200社の連結対象会社と協同しながらビジネスを展開しています。

  1. 地球環境・インフラ事業
  2. 新産業・金融事業
  3. エネルギー事業
  4. 金属
  5. 機械
  6. 化学品
  7. 生活産業

の7グループ体制で幅広い産業を事業領域としています。

「ローソン」の株式を31.9%と一番多く保有し、筆頭株主となっています。

各分野に魅力的な事業や企業を保有しているのでどこに配属になったとしてもやりがいのある企業と言えます。

チャレンジの機会が多数あり事業バランスがよいと言えますね。

三井物産

日本初の総合商社であり、商事会社という言葉がなかった明治初期に自らを「物産」と称しました。

後に「総合商社」という企業形態の原型を作ったのが三井物産です。

日本の近代化を牽引した伝統と歴史のある企業であると言えますね。

事業分野は

  1. エネルギー
  2. 金属
  3. 機械・インフラ
  4. 化学品
  5. 生活産業
  6. 次世代・機能推進

の6つがあります。

特にエネルギーと金属分野が利益の約80%を占めています。

 

「セブン&アイ・ホールディングス」の株式を約1.8%所有しています。

また、電力会社から高圧の電気を買い取り、低圧に変換してセブンイレブンへの販売も行っています。

「人の三井」呼ばれ、個人のパフォーマンスが重視されるのが特徴です。

厳しい困難を克服でき、活躍できる人材になれるようにしましょう!

住友商事

事業分野は

  1. 金属
  2. 輸送機・建機
  3. インフラ
  4. メディア・ICT
  5. 生活・不動産
  6. 資産・化学品

の6つに分かれていて幅広い事業をグローバルに展開しています。

「住友の事業精神」として「信用・誠実」「浮利を追わず」があり約400年間受け継がれています。

伝統的な事業精神をもとにしつつ事業を展開しているのが特徴です。

伊藤忠商事

みずほグループの大手総合商社であり、東京の青山に本社を構えています。

かつては世界最大の繊維商社であり繊維部門の売り上げは他の商社と比べても群を抜いています。

また、非財閥系商社の最大手であることから「非財閥系の雄」と呼ばれています。

事業内容は

  1. 繊維カンパニー
  2. 機械カンパニー
  3. 金属カンパニー
  4. エネルギー・化学品カンパニー
  5. 食料カンパニー
  6. 情報・金融カンパニー
  7. 住生活カンパニー

の7つで特に繊維カンパニーが強みです。

研修では登山を行うなどかなり体育会系の社風を持っていることも特徴ですね。

 

「ファミリーマート」の株式を約35.8%保有し筆頭株主となっています。

 

2014年5月1日から朝型勤務制度を導入しました。

勤務時間帯は9時から17時15分とし、20時以降の残業は原則禁止22時以降の深夜勤務は禁止となりました。

一方、5時~8時の早朝勤務には深夜勤務と同様の割増賃金を支給し、8時より前に始業した社員には朝食が支給される仕組みがあります。

一見、残業が多いイメージの商社ですが、このような取り組みによって残業は削減されているようです。

 

丸紅

伊藤忠商事と同根で、みずほグループの大手総合商社です。

創業者も伊藤忠商事と同じ伊藤忠兵衛という人です。

一人の人がふたつの商社を立ち上げるなんて驚きですね。

本社は東京の日本橋に構えています。

事業内容は

  1. 食料グループ
  2. 生活産業グループ
  3. 素材グループ
  4. エネルギー・金属グループ
  5. 電力・プラントグループ
  6. 輸送機グループ

の6つに分かれています。

求める人物像は?

求める人物像として

 

①リーダーシップがある。

②コミュニケーション能力が高い。

③決断力と行動力がある。

 

の大きく3つが挙げられます。

商社という特性上、自社が直接モノを作るのではなく、中間卸というポジションにいます。

そのため、メーカーと販売店の両方とのコミュニケーションを図っていく必要があります。

また、ビジネスマンとして新しいアイディアを生み出すことが求められます。

固定観念にとらわれない柔軟な発想ができると良いですね。

部署によって異なりますが、語学力が必要な部署もあります。

各企業のホームページには経営理念が書いてありますのでぜひ見てみると良いでしょう。

気になる年収は?

 

従業員数(人) 平均年齢(才) 平均勤続年数 平均年収(円)
三菱商事 6,233 42.5 18年5ヶ月 13,862,987
三井物産 6,006 42.4 18年10ヶ月 13,633,000
住友商事 5,162 42.8 18年4ヶ月 12,551,416
伊藤忠商事 4,279 41.5 16年7ヶ月 13,829,954
丸紅 4,458 41.4 16年6ヶ月 12,213,137

有価証券報告書より引用

 

どこも同じくらいの年収で優劣が付けられないですね。

しかし、どの商社も年収は他の企業と比べて高いことは明確です!

まとめ

いかがでしたか?

今回は五大商社について解説してきました!

身近なコンビニですが商社が後ろ盾になっているのですね。

年収が高くとても魅力的な企業ですが、入社のハードルは高いようです。

しっかりと企業を分析してどの企業が自分に合っているのかを確認しましょう。

 

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