ベンチャーキャピタルとは?VCの仕組みやメリット・デメリット

 

最近よく耳にするようになった”ベンチャーキャピタル”という言葉。

 

アルファベット2文字でVCなんて略されたりもします。

 

ベンチャー企業の経営者の方や今後会社設立などを考えている方などは特に、このベンチャーキャピタルのメリットとデメリットは把握しておきたいところだと思います。

 

今回はそんなベンチャーキャピタルとはそもそも何なのか、仕組みをご紹介するとともに、メリットとデメリットをわかりやすく開設していきます。

 

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ベンチャーキャピタル(VC)とは!?仕組みはどうなっている?

 

そもそもベンチャーキャピタル(VC)とは!?

ベンチャーキャピタルとは簡単にいうと、”未上場でありながら大きな成長可能性を秘めている企業に対して、アグレッシブに資金を投資し、大きなリターンを狙う投資ファンドのこと”を指します。

 

こうした積極的な投資を行うことに加えて、投資先の企業に対して経営コンサルタントを配置し、経営環境の向上や、投資先企業の価値を最大化させることを目指します。

 

簡単に言えば、アイデアはいいものの、お金と経営ノウハウがない企業に対して上手い具合にウィークポイントをサポートするのがベンチャーキャピタルなのです。

ベンチャーキャピタル(VC)の仕組みとは!?

ベンチャーキャピタルというのは以下の8つのステップを経て、投資や資金回収を行います。

 

  1. ファンドの形成
  2. 出資
  3. 投資先企業の策定・審査
  4. 投資
  5. 経営支援・情報提供
  6. EXIT
  7. 資金回収
  8. 回収金の分配

 

第一にベンチャーキャピタルというのは組合員がファンドと呼ばれる出資集団を形成し始まります。

 

これが形成されると各組合員が資金を持ち寄って、ファンドに出資をします。

 

この出資金をもとに、今後の成長が見込める企業選びを行っていき、投資対象として良い企業が見つかれば投資を行います。

 

投資が行われた後には、当然ながら投資金を回収するだけでなく、大きなリターンが欲しいので、情報や人材などの経営資源を提供し、投資先企業の上場達成や業績拡大を目指します。

 

この結果、実際に投資先企業が上場を果たせば、ファンドは保有する株式を売却することでキャピタルゲインを得ることとなり、これらを出資した組合員へと分配していきます。

 

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ベンチャーキャピタルのメリット・デメリットは!?

 

ではこうしたベンチャーキャピタルにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

 

今回はVCからの資金提供を受けるベンチャー企業側からの目線で考えてみます。

メリット

ベンチャーキャピタルのメリットというと以下の3つが主に考えられます。

 

  1.  大きな資金提供を受けられる
  2.  経営資源の提供を受けられる
  3.  事業提携先の紹介を受けられる

 

 

  • 大きな資金提供を受けられる

ベンチャー企業の創業期にはなかなか社会的な信用度が得られていないので、金融機関から資金提供を受けることは難しいです。

 

せっかくいいアイデアを持って企業しても、資金が足りずに事業化できない企業はたくさんあります。

 

そんな中で、VCに関しては投資家が面白いと思えば迅速に投資を受けることが可能です。

 

また一度VCによる投資を受けると、「あの企業は伸びそうなんだな」と他の投資主体にも一目置かれる存在になることができます。

 

そのため創業初期にVCから投資を受けることで、会社のスタートダッシュを思い切り切ることができるという利点があるのです。

 

  • 経営資源の提供を受けられる

ベンチャー起業家にありがちなのは、アイデアはいいけれども会社経営に関しては素人で右も左もわからないというパターンです。

 

ベンチャーキャピタルは一度投資したからにはその企業を意地でも成長させる必要があるので、経営のプロである経営コンサルタントなどを派遣して経営面をしっかりとサポートしてくれます。

 

またVCが持っているノウハウなども早い段階で受けられるのも嬉しいです。

 

  • 事業提携先の紹介を受けられる

スタートアップ期には業界で知名度が全くなく、コネクションもない状態でスタートすることとなります。

 

そんな時にVCが業界内の他社に投資を行なっている場合は両者の仲介をし、業界内でのコネクションを築くきっかけを与えてくれる場合があります。

デメリット

ベンチャーキャピタルのデメリットは以下の2つがあります。

 

  1. 出資者の意図を反映しなければならない
  2. 長期的に見た経営ができなくなる

 

  • 出資者の意図を反映しなければならない

そもそもベンチャーキャピタルから出資を受けると、自分の会社なのに自分だけでは物事を決定できない状況が発生します。

 

上記のようにコンサルタントが配置されると、自分のビジネスプランと対立するプランを推し進められたり、やりたい事業ができなくなることもあります。

 

お金を出してもらうけど口は出すな、とは到底言えないので仕方のない部分がありますが、本当に自分がやりたかった形をできなくなってしまうのは難しい面があります。

 

  • 長期的に見た経営ができなくなる

VC側からするとさっさと投資先企業を上場させて、キャピタルゲインを回収したいのが本音です 。

 

そのためその企業の10年、20年後の未来を考えた経営アドバイスはなかなかしてくれません。

 

直近のハードルを越えるためにはVCに頼ることは悪くない手段ですが、初期の意思決定が後々に大きな障壁を産むことの企業経営ではしばしばあります。

 

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おわりに

 

今回はそもそもベンチャーキャピタルとは何なのか、メリットとデメリットを解説して行きました。

 

一長一短、いい面も悪い面もあるのでもし資金調達をVCから考えている方は上記のポイントをしっかり踏まえて考えてみてください!

 

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