債券投資のメリット、リスクを解説!債券購入の利点や注意点は?

 

多くの人が債券投資や債券購入という言葉を聞いたことがあると思います。

 

投資はリスクを伴うから思い切りがつかないや怖くてできないと考えている人もいるかもしれません。

しかし、しっかり投資の仕組みや社会、国、会社の動向をおさえることで投資を行えば、安定的な資産運用が可能になります。

 

その一つが債券投資です。

後ほど説明しますが、債券投資は安定した収益性や安全性などがメリットとして挙げられます。

つまり、安定した資産運用が可能です。

 

もちろん一方でリスクも存在します。

リスクを事前に把握することは、安定的な資産運用を行うために非常に重要です。

リスクを知り、上手く回避できるようにしたいですよね。

 

ぜひこの機会に、債券投資、債券購入について学び、賢い投資ができるようになりましょう!

 

債券の基本をおさらい

 

まずは、簡潔に債券の基本を解説していきます。

債券とは?

債券とは、国や企業などが資金調達の際に発行するものです。

国や企業が資金が一時的に大きな額のお金が必要な際に、投資家からお金を広く集めるために、債券を発行します。

つまり、国や企業は支給お金が必要な際に「借金」という形で債券を発行し、投資家に購入してもらうことで、資金を調達しています。

発行された債券を投資家は購入することで、利子や売買により利益を得ることができます。

 

 債券の種類は?

主な債券として以下の5つが挙げられます。

 

国債・・国が発行する債券

地方債・・地方公共団体が発行する債券

社債・・一般企業が発行する債券

金融債・・金融機関が発行する債券

外国債券・・発行体、通貨、市場のいずれが外国の場合の債券

 

一口に債券といっても発行体や発行されている市場、通貨などにより違いがあります。

 

債券投資のメリットとは?

 

まずは、債券投資のメリットを紹介します。

債券投資のメリット

債券購入のメリットは大きく3つあります。

 

①安全性

債券は、多くの投資商品と比較すると安全性が高い投資商品です。

償還期間まで債券を保有し続けると、たとえその間に債券の価格が変動したとしても、債券購入時の額面の金額がそのまま返ってきます。

さらに、債券を保有し続けている間は、利子も支払われ続けます。

 

ただし、一点だけ安全性に関して注意点があります。

上記に書いたものは、あくまで発行元の組織や企業が倒産などにより債務不履行に陥らない前提での話です。

発行元が債務不履行になる可能性がないかを事前に入念に調べておく必要があります。

その一つの指標として、債券投資に関する専門機関が発表している格付けがあります。

専門家が安全性を評価しているものです。

 

この格付けなどを参考にしながら、信用度の高い発行元の債券を購入することで安全な投資を行うことができます。

 

②収益性

債券投資は安定した収益性が見込まれます。

 

一度購入した債券は、償還日まで保有することで、金利の変動や債券自体の価格変更があっても償還日に額面通りの金額を受け取ることができます。

さらに、保有している間は、確実に利子収入が入ってきますので、安定して収益を上げることができます。

 

償還日まで債券を保有していない場合でも、債券を購入した後に債券価格が上昇した場合に途中売却を行うことで収益を確保できます。

安定した収益性を確保できる点から、投資初心者の方にとって債券は投資しやすい商品だと言えるでしょう。

 

③流動性

3点目のメリットとして高い流動性が挙げられます。

 

債券は、償還日まで待つことで確実に額面通りの金額が返還されます。

しかし、償還日前に債券を市場で売却することができます。

債券の価格は日々変動しているので、市場の動向を見ながら償還日前に売却することで収益を得ることができます。

 

また、買収側にとっては、債券が発行されたタイミングで債券を買わなくても、債券が後々市場に出回った際に、最適なタイミング、価格で債券を購入するこでより大きな収益を得ることも可能になります。

市場に流動性があることで、このような売買が可能になり、より大きな収益を得ることができます。

 

一般的には、信用度・知名度が高く、発行量が多い債券は市場での流動性が高い傾向にあります。

 

債券のリスクとは?

 

債券購入にはメリットも存在ますが、当然リスクも存在します。

主なリスクとして以下の4つが挙げられます。

 

債券の4つのリスク

債券には「価格変動リスク」「信用リスク」「流動性リスク」「為替変動リスク」などがあります。

その中でもより一般的なリスクとして価格変動リスク、信用リスクの2つがあります。

 

「価格変動リスク」

価格変動リスクとは、市場の金利変動の影響を受けて、債券の価格が変動するリスクのことです。

金利が上昇、下降することで想定していた収益をあげられない、利回りが低くなるなどがあります。

以下に金利が上昇した場合、下降した場合の債券価格、利回りの関係性をまとめました。

金利上昇 金利下降
債券価格 ⤵︎ ⤴︎
利回り ⤴︎ ⤵︎

 

価格が変動することはリスクではありますが、裏を返せば市場の金利動向にしっかり目を向けることで債券売買で収益を上げることもできます。

「信用リスク」

信用リスクとは、債券の発行元の組織や企業が倒産や資金不足に陥ることで元本や利子の支払いが遅れる、もしくは支払われないリスクのことです。

 

債券の発行元が債務不履行になってしまっては、元本や利子支払いはなされません。

 

上記でも紹介しましたが、債券発行元の信用度を格付けしている専門機関があるので、そこで評価されている情報を参考に投資先を選ぶ必要があります。

主な格付け機関としては、「S&P」や「ムーディーズ」などがあります。

 

格付けは、信用リスクが低い(信用度が高い)順にAAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC、C、Dとなっています。

AAA〜BBBをの債券を投資適格債といい、信用度の高い債券と見なされます。

BB〜Dの債券は投資不適格債と呼ばれ、信用度が低く、投資先として不安のある債券です。

 

一般に信用度が高くなればなるほど、債券価格は上がり、利回りは低くなります。

おわりに

 

債券投資のメリットやリスクを紹介してきました。

債券投資は、特に収益の安定性の観点から投資初心者の方でも比較的始めやすく、かつ安全なものだと言えます。

他の投資、資産運用活動とも比較しながら自分にあった投資を見つけてみてください!

 

他にも債券投資に関して書いた記事がありますので、こちらにも目を通してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、①債券の基本②利回りについて③債券投資から得られる収益の計算方法について書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください!

債券を徹底解説!債券投資をした場合の利回りは?実際に計算!

2018.11.15