5分でわかる!投資の種類をリスクとリターンで徹底比較!

 

「日本人は世界一預貯金が好きな民族」というように言われているのを知っている人はいますか?

 

その言葉が表すように日本人は投資に対してとても消極的です。

 

しかし、消極的な理由には預貯金という選択肢しか頭の中にない、あるいは、みんながそうしているからというものが多そうです。

 

視野を広げてみると資産運用の方法は預貯金以外にも様々あることが分かります。

 

この記事を読んでくれている人の中には、現在の超低金利時代にお金を銀行に預けることに対して疑問に感じている人が多いでしょう。

 

最終的に投資をせずとも、資産運用の種類・特徴を知っておくだけで知らない人よりも優位に立てます。

 

この記事では代表的な投資の種類をリスク・リターンの観点から三つのカテゴリーに分け、それぞれの特徴を分かりやすく説明します。

リスク・リターンの三分類

 

ローリスク・ローリターン ①債券投資、(銀行預金)
ミドルリスク・ミドルリターン ②不動産投資、③投資信託
ハイリスク・ハイリターン ④株式投資、⑤FX、⑥仮想通貨

キャピタルゲインとインカムゲインとは

まずはじめに知っておいてほしいこととして、投資における収益は大きくインカムゲイン、キャピタルゲインの二つに分けられます。

 

インカムゲインとは金利や配当、不動産投資の賃貸収入などで得る利益のことを指します。

 

日本人に一番馴染みのある銀行預金もこれに当たります。

 

キャピタルゲインとは売買価格の差により生まれる利益のことです。

 

株式投資であれば株式の購入時と売却時の株価の差によって生まれる利益、不動産投資であれば購入した物件の売却時に得られる利益のことです。

 

ローリスク・ローリターンが良いならばインカムゲインを狙う投資を、ハイリスク・ハイリターンが良いならばキャピタルゲインを狙う投資をするのがおすすめです。

 

一般的にはリターンが大きい投資はリスクも大きく、リターンが小さい投資はリスクも小さいです。

 

なぜなら、リスクが小さくてリターンが大きい投資があればみんながやろうとして今頃は資産運用のメジャーとなっているからです。

 

これは日本で今でも銀行預金が最もメジャーなのからも明らかでしょう。

 

初心者にはローリスク・ローリターンの投資、または極少額でハイリスク・ハイリターンの投資を行うのをおすすめします。

 

今から銀行預金を除いた主要な投資を低リスク・低リターンのものから紹介していきます。

 

*同じカテゴリーに分類されるものの紹介の順番は考慮していません。

①債権投資

 

債券投資はローリスク・ローリターンな投資で分類としては銀行預金と同じです。

 

債券は大きく公債と社債の二つに分けられ、さらに公債も国債・地方債の二つに分けられます。

 

リスク・リターン共に社債>地方債>国債の順番に高くなっています。

 

債券投資の特徴として一度債権を購入すると期間が終わるまでそのお金を引き出せない、また途中で解約することもできないことです。

 

これは大きなデメリットであり、リターンは銀行預金よりは高いですが誤差の範囲内なので、債券投資をおすすめする人は資産は多くて引き出す予定もないけど、株式投資などのリスクが大きい投資はしたくない人などに限定されます。

 

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②不動産投資

 

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンに分類されます。

 

不動産投資で一般的なのは購入した物件を賃貸などに回して得られられる賃貸収入のインカムゲインです。

 

不動産は衣食住の一つに該当するものであり、常時一定の需要があるため価値がゼロになることはなく価格の変動は緩やかです。

 

ですが、空室のリスク、天災・事故などのリスク、現在の日本の人口減少・少子高齢化なども考慮すると①の債権よりはリスクが高くなっています。

 

リターンは株式投資ほどは高くないですが、空室がなければ月々一定の収入を得られるので、サラリーマンの第二・第三の収入源には適しています。

 

 

③投資信託

 

投資信託はプロの投資家に手数料を支払い、自分の資産を運用してもらう投資方法でミドルリスク・ミドルリターンに分類されます。

 

投資信託(ファンド)はプロの投資家に運用してもらえる点、ファンドは個人で投資を行うよりも様々な金融商品に投資を行うためリスクの分散ができる点などを考慮すると株式投資に比べてリスクは小さいです。

 

しかし、投資信託はプロの投資家に運用してもらうため、彼らの人件費分のコストが手数料として購入時・運用時・解約時に反映されます。

 

ですので、自分で運用するよりも成績が良かったとしても手数料を除いたリターンが大きいかどうかには注意が必要です。

 

また、いくらプロが運用すると言っても景気全体が悪い場合には運用成績も悪くなり、期待していた成果が得られないことがあることにも注意しましょう。

 

したがって、投資信託を行う人はプロに運用してもらうから自分は投資の知識はいらないと考えるのではなく、景気がどう動くかの予想を立てる能力は最低限持っておくべきです。

 

また、投資信託を行う際は自分で銘柄や売買のタイミングを考える必要がない分、ファンド選びが非常に重要になってきます。

 

手数料も大事ですが、それに惑わされることなく実績が良いところを選ぶようにしましょう。

 

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④株式投資

 

投資と言ったら株式投資を思い浮かべる人も多いと思いますが、株式投資はハイリスク・ハイリターンな投資です。

 

株式投資では一般的には株式を購入して株価が上がった時に売るという方法で利益を得ます。

 

株式投資では一般に有名な企業の株ほど最低購入金額が高くなっていて、例えばトヨタ自動車は約68万円、資生堂は約75万円(2018年11月22日現在)です。

 

ですので、リスクを分散させ順当に株式投資を行おうとすると100万円以上はかかります。

 

ある程度の軍資金がないと勝負できないというのも株式投資がハイリスクと言われる所以であります。

 

ですが、最悪の場合でも自分が購入した銘柄の会社が倒産して価値がゼロになるだけなので、余剰資金内で行えばイメージほどは怖い投資ではありません。

 

また、アベノミクスの恩恵を受けた人にはわかると思いますが、最近では任天堂の株価が8か月で倍以上になるなどリターンも大きいのが株式投資が人気な理由なのです。

 

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⑤FX

 

FXは正式名称を外国為替証拠金取引といいます。

 

これは各国の通貨の価値が常に変動していることを利用した投資です。

 

例えば1ドル100円のときに1万円を100ドルに換えて、1ドル110円になったときに換えた100ドル分を円に交換することで100(ドル)×(110ー100)(円)=1000円の利益を出すことができるような仕組みです。

 

FXのメリットはレバレッジ効果(証券会社に借金をすることによって自己資金の何倍もの取引を行えること)を利用できることです。

 

しかし、レバレッジ効果を利用するとレバレッジの倍率分大きな利益をあげられますが、損をしたときは借金もレバレッジの倍率で膨れ上がるので非常にリスクは高くなります。

 

初心者がFXを始めるときにはレバレッジ効果はくれぐれも使わないようにしましょう。

 

また、日本の株式市場とは違ってFXは世界の通貨を取引するので24時間チャートは動きます。

 

それによって自分が寝ている間にアメリカで重大な事件が起こり、起きたら自分の資産が半分になっていたということもありえます。

 

これは取引時間が午前9時半から11時半まで(前場)と12時半から15時まで(後場)と決まっている株式投資にはないリスクです。

 

⑥仮想通貨

 

仮想通貨はハイリスク・ハイリターンな投資です。

 

仮想通貨はコインチェックの仮想通貨流出事件などがあり今では盛り上がりはおさまっていますが、一時期大きな盛り上がりを見せました。

 

しかし、仮想通貨の歴史は非常に浅く、今までのデータが少ないため仮想通貨がこれからどのような値動きをするのかを予測するのは容易ではありません。

 

また、他の投資と比べるとギャンブル性が強く投資方法も確立されていないため、勉強時間、経験と比例して利益も増えていく投資ではないことに注意が必要です。

 

そもそも通貨の価値は人々がその紙切れに価値があると信じ込むことによって生まれます。

 

ですので、日本円も国民全員が紙切れだと思い込めば価値はゼロになりますが、日本円の価値は国が通貨を発行しているという信用に支えられているのです。

 

仮想通貨の特徴はその通貨の価値に対する信用の出所が非常に見えずらいことです。

 

これは仮想通貨は作ろうと思えば自分でも作れて発行もできてしまうことに依拠しています。

 

普通の人なら自分でも発行できてしまう通貨の価値を信用しようとは思わないでしょう。

 

しかし、仮想通貨には夢があります。

 

2017年にはRaiBlocksの上昇率が2924倍になるなどその通貨が当たれば凄まじい利益を手にすることができます。

 

それを考慮すると仮想通貨はハイリスク・超ハイリターンな投資と言っても過言ではないでしょう。

 

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おわりに

 

この記事を読んで代表的な投資の種類・特徴を理解できたでしょうか?

 

ここで紹介したのは投資のうちごくわずかにすぎず、世の中にはまだまだたくさんの投資の種類があります。

 

資産運用をするときは多くの人がやっているからなどではなく、しっかりと自分が資産を運用する目的から逆算してその目的に最も合うものを選ぶべきです。

 

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