株式投資の際に着目すべき指標を解説!投資の判断基準を紹介!

 

様々な情報をもとに株式投資を行いますよね。

しかし、参考にすべき情報は非常に多いです。

さらに、各情報に優先順位をつけることも難しいことです。

 

そこで今回は、株式投資を成功させるために注目すべき指標を解説します!

これらの指標に注目することで株式投資で収益をあげられる可能性が高まります。

 

株式投資を行う際に注目すべき指標を解説!①

 

まずは、株価純資産倍率、株価収益率、自己資本利益率について解説していきます。

株価純資産倍率(PBR)

株価が1株あたり純資産の何倍になっているか

つまり、1株あたり純資産の何倍の値段が株価に付けられているのかをみる指標です。

 

【計算公式】

PBR(倍)=株価/1株あたり純資産(BPS)

 

PBRは、Price Book-value Ratioの略です。

PBRが低い(1倍に近い)場合は、その銘柄は割安、高い場合は割高と判断されます。

 

例)株価が200円、純資産が10億円、発行済み株式が1,000万株の場合

BPS=10億円/1,000万株=100円

PBR=200円/100円=2倍

株価収益率(PER)

株価が一株あたり純利益の何倍になっているか

つまり、1株あたり純利益の何倍の値段が株価に付けられているのかをみる指標です。

 

【計算公式】

PER(倍)=株価/1株あたり純利益(EPS)

 

PERは、Price Earnings Ratioの略です。

PERが低い場合は、その銘柄は割安、高い場合は割高と判断されます。

 

利益を伸ばしている会社の株ほどPERは高くなります。

しかし、PERの数値によって何かが決まるといった明確な基準はありません。

業界や業種、経営状態・規模が類似している場合でなければ、数値の比較にはほとんど意味はありません。

業界や業種、経営状態・規模が類似している企業同士を比較する際に用いる指標です。

 

例)株価が200円、純利益が1億円、発行済み株式が1,000万株の場合

EPS=1億円/1,000万株=10円

PER=200円/10円=20倍

自己資本利益率(ROE)

株主が出資した資金(自己資本)を使って、会社はどれだけの利益を出したのかを測る指標です。

 

【計算公式】

ROE(%)=(税引後当期純利益/自己資本)×100

 

ROEは、Return on Equityの略です。

株主はこの指標により、自らの投資効率を知ることができます。

ROEが高い会社は、効率的に収益を上げている儲けるのが上手な会社です。

 

例)税引後当期純利益が10億円、自己資本が50億円の場合

ROE=(10億円/50億円)×100=20%

 

株式投資を行う際に注目すべき指標を解説!②

 

次に、配当利回り、配当性向、自己資本比率について解説します。

配当利回り

株価(投資額)に対する会社からの配当金の割合を配当利回りといいます。

株を購入した額に対して、1年間でどれだけのリターン(配当)があるのかを知ることができる指標です。

 

【計算公式】

配当利回り(%)=(1株あたり配当金/株価)×100

 

配当利回りのパーセンテージが高ければ高いほど、株主に大きな割合のリターン(配当金)があるということになります。

会社によって当然、株価と配当金はそれぞれ異なります。

そこで、この指標を参考にすることでよりお得な株を見つけることができます。

 

例)株価が200円、1株あたりの配当金が5円の場合

配当利回り=(5円/200円)×100=2.5%

配当性向

純利益に対する配当金の割合のことを配当性向といいます。

会社があげた純利益の内、どれぐらいの割合が株主にリターン(配当金)されているのかを知ることができます。

 

【計算公式】

配当性向(%)=(配当金総額/税引後当期純利益)×100

 

配当性向のパーセンテージが高ければ高いほど、会社は稼いだお金の大きな割合を株主に配当していることになります。

 

しかし、単に配当性向が高い会社の株が良いとは言い切れません。

 

特に成長企業に見られる傾向ですが、あげた利益の多くを会社の成長のために投資にまわす場合があります。

この場合、利益が株主に配当される割合は下がります。

しかし、長期的な視点で見ると、会社が成長することで株価が高くなったり、純利益額が大きくなったりすることで株主はより大きなリターンを得ることができます。

 

成長企業に対して、成熟企業の株は配当性向が高くなる傾向があります。

 

これらの事実を考慮して、直近の配当性向だけではなく、長期的な事業計画、成長性なども考慮した上で買うべき株を判断すると良いでしょう。

 

例)税引後当期純利益が10億円、年間配当金総額が2億円の場合

配当性向=(2億円/10億円)×100=20%

自己資本比率

会社の総資本(総資産=純資産+負債)に対する自己資本の割合を自己資本比率といいます。

その会社が、返済が求められる他人資本ではなく、どれくらいの割合で返済不要の自己資本で経営を行なっているかを知ることができます。

 

【計算公式】

自己資本比率(%)=自己資本(純資産)/総資産(純資産+負債)×100

 

自己資本比率が高いほど外部の状況に左右されず安定した経営を行うことができます。

他人資本は、返済の義務がありますし、外部の組織や環境に依存するので、安定した経営を行いづらくなります。

 

自己資本比率は、業界や業種、会社の歴史の長さ、経営戦略などによって良いとされる水準が異なります。

そこで、自己資本比率は同業界、同業種、同程度の歴史の長さ、似た経営方針をとっている会社同士を比べる際に特に役立ちます。

 

例)自己資本(純資産)が10億円、総資産が50億円の場合

自己資本比率=(10億円/50億円)×100=20%

おわりに

 

株式投資を行う際に確認しておくべき指標を紹介してきました。

みなさんの株式投資を行う目的にあわせて、それぞれの指標を参考にしてみてください。

 

上記に挙げた指標を組み合わせることでより深い分析ができます。

さらに、これらの指標以外にも会社の経営戦略や詳しい財務状況、株式市場のトレンドなども見ながら、株式投資を行うことで安定した収益をあげられる可能性が高まります。

 

初心者の方は、まずは上記に挙げた指標を参考に少額から株式投資にチャレンジしてみてください!