家計の見直しをする時にまず取り組みたいのが食費の節約。毎日かかる費用だからこそ、賢く節約することで負担を大きく減らすことができます。
そして、食費を抑えるためには節約に適した食材を選び、まとめ買いすることがポイントです。まとめて買い物をすること買い物の回数を減らし、無駄な出費を抑えることができます。また何度も買い物に行かなくてもよいのは、忙しい主婦の方々の時間の節約にもなりますよね。
しかし、うまく食材を選ばらないと、食材を使いきれずに腐らせてしまったり、日持ちはするけどあまり料理には使えないものを買ってしまうかもしれません。
そこで、今回は、値段が安くて、1年を通して値段があまり変わらないおすすめの食材をご紹介します。調理の観点から、茹でる・焼く・煮るなど調理の幅がたくさんある食材を選んでいますので、ぜひ主婦の皆さんは参考になさってください。
まとめ買いで節約!人気のストック食材14品
いったいどのような食材をまとめ買いし、1週間やりくりしたらよいでしょうか?おすすめな食材を一挙にご紹介します。
①卵
ただし、卵は熱を加えると細菌を殺す成分が失われてしまうため、卵料理の作り置きはおすすめできません。
また、卵を保存する際には、とがっている方を下向きに並べましょう。尖っている方が殻が厚いので割れにくく、さらに黄身を保護しやすいと言われています。
②納豆
さらに、納豆は栄養価も高い節約食材です。納豆1パックには牛肩ロース45g分のタンパク質、ニンジン1/2本分の食物繊維、牛レバー40g分の鉄分、トマト1/2個分のビタミンEなどが含まれています。
③豆腐
3パック100円程度で買うことができる豆腐も定番の節約食材の1つ。冷奴や湯豆腐など簡単に食卓に出すことができて、主婦からも人気の食材です。
豆腐料理のレパートリーは豊富で、豆腐サラダや白和え、マーボー豆腐、揚げ出し豆腐などたくさん挙げられます。温めた豆腐にキノコのあんかけをを掛ければ、もう1品の完成です。ハンバーグやシュウマイのつなぎにすれば、ヘルシーで、かさましにもなります。
④魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージの値段は1本100円前後で、その安さが魅力です。開封前であれば、3か月と長期間保存がききます。さらに、栄養価が高く、ローカロリーなのも魅力です。魚の白身が主成分ですので、カルシウムやタンパク質も多く含まれており、カロリーは低くなります。
そのままでもおいしく食べられますが、野菜サラダに混ぜたり、炒飯の具にしたり、野菜炒めにしたり、甘辛く炒めてお弁当のおかずにするのもおすすめです。
⑤ホットケーキミックス
粉物は節約の定番食材です。ホットケーキは朝ごはんやおやつにぴったり。アメリカンドックやカップケーキ、クッキー、蒸しパンなどのおやつにアレンジすることもできます。
他にもアメリカンドックやチヂミ、トッポギを作ったり、簡単にパンを作ることもできます。子供たちのおやつにしても、お休みの日のランチにしてもよさそうですね。
⑥鶏むね肉
肉の中でもお手頃価格でありばがら、低糖質かつ高たんぱくな鶏胸肉。チキンカツや照り焼きなどのお弁当のおかずにしたり、茹でた鶏むねで、棒棒鶏やサンドイッチの具、パスタの具などアレンジ方法も多岐に渡ります。
鶏むねはゆでるとパサつきが気になるという方も多いと思います。そんな時は、沸騰したお湯で10秒間茹でて、すぐ火を消して30分待てば、簡単にふんわりとした茹で鶏作ることができます。
⑦ジャガイモ
日持ちがして、レパートリーもたくさんあるのであって困ることはない王道の節約食材。じゃがいも料理は、カレーやポテトサラダ、コロッケ、肉じゃがなどが定番ですが、オムレツに混ぜて、スペイン風オムレツにしたり、甘辛煮にすれば料理の使い道は増えます。ポトフを作って、次の日にカレーにリメイクすれば1度で2度おいしく、しかもガス代の節約にもなりますね。
保存する際は、日に当てないように注意しましょう。日に当てると、じゃがいもの芽に含まれる毒素・メラニンが生成されて変色してしまいます。
⑧キャベツ
1玉買って、外葉や芯まで使えば、たくさんの料理を作ることができます。また、キャベツは外葉や芯にもビタミンCやカルシウムがたっぷり含まれている栄養豊富な食材です。スープ、サラダ、炒め物、鍋など食卓には欠かせませんね。
1年を通して販売されているキャベツですが、春キャベツは葉が柔らかく、みずみずしいのが特徴です。ですのでサラダ、マリネなど生食にするとよいでしょう。漬物やコールスローにしておけば常備菜にも使えます。
⑨豆苗
豆苗は水耕栽培など工場で作られていて、通年安定した生産が可能であるため、スーパーなどで安く販売されています。豆苗のツナマヨサラダやナムル、卵と炒め物にしたり中華スープにしたり、パスタの具材にしてもシャキシャキとしておいしいと評判です。
根っこ付きの豆苗は茎の部分をカットして、残って根の部分を水に浸しておくと、約1週間から2週間ほどでもう1度収穫することができます。1度買えば2回食べられるのは嬉しいですね。
⑩こんにゃく
賞味期限が長く、まとめ買いに向いている食材です。低カロリーでかつ食物繊維が豊富なので、使わない手はありませんね。
こんにゃくのピリ辛炒めや豚バラこんにゃくなど単体でも食べられますし、他の食材と混ぜ合わせても良いでしょう。
⑪油揚げ
油揚げは、1パック100円以下で買うことができます。みそ汁や煮物に入れるのが定番ですが、焼いてネギや鰹節をまぶせば簡単なおつまみになります。そして餃子の皮の代わりにしたり、中にチーズを入れて揚げたり、ピザ―ソースとチーズを使ってピザにしたりと意外と主役にもなるんです!
冷凍しておけば長期保存も簡単にすることができます。
⑫切り干し大根
カリウム、食物繊維が豊富で栄養価が高いです。アレンジしづらいように見えますが、パスタの代わりにしてナポリタンを作ったり、マヨネーズとあえてサラダにしたりと意外と調理の幅は広いです。
切り干し大根は戻し方も簡単です。たっぷりの水に切り干し大根を入れ、ほぐすように洗ったら、水にい浸して20分待つだけです。戻し汁も活用して、みそ汁やスープ、煮物に加えるとうまみがアップします。
⑬玉ねぎ
長期保存できるので、まとめ買いするときにはぜひ買っておきたい一品。玉ねぎを保存する際は、乾燥を保つことが大事です。かごや網の袋に入れて、風通しの良い、直射日光の当たらない場所につるしておくとよいでしょう。
玉ねぎも調理方法が多い、万能食材です。カレー、ミネストローネやクラムチャウダーなどのスープやオニオンサラダなどレシピはたくさんあります。そして新玉ねぎはみずみずしく、辛みが少ないため、サラダやマリネなど生食にするとよさが引き立ちます。
⑭うどん
生・乾燥・冷凍など様々なタイプがありますが、冷凍うどんがおすすめです。
冷凍うどんは賞味期限が長く、茹でるだけで簡単に食べられて便利ですね。
家事・育児と忙しいママには節約食材がおすすめ
節約をするためには買い物の回数を減らすことが重要になってきます。しかしまとめ買いをする際、食材選びに迷ってしまうという方も多いと思います。
すぐに傷んでしまうものや、調理が難しい食材ばかり選んでしまうとかえって食材を余らせて、節約するどころか無駄な買い物になってしまうかもしれません。
今回まとめ買いに適した食材を 個ご紹介し、調理方法やおすすめのレシピについてもいくつかピックアップしました。
是非、献立を作る際の参考にしてみてください。
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