食費が節約できる上手な買い物術!無駄遣いを減らすコツは?

買い物をする主婦

節約をしようと思い立った時にまず思いつくのが毎日かかる「食費」だと思います。食費を抑えるためには、まず「買い物の仕方」から見直すのがおすすめです。

スーパーでお得な品をみてる内に買う予定がなかったのについつい商品に手が伸びてしまったり、多く買いすぎて結局使う機会がないまま廃棄してしまったりといった経験はないでしょうか。

こうした無駄な出費は、スーパー等での毎日の買い物を少し変えるだけで抑えることができるんです。

今回は、「買い物前に準備すること」「買い物の時に気をつけること」「帰った後に行うこと」の3点にわけて食費の節約テクニックをお伝えします。

食事代を安くできないか考えている主婦の方はぜひ参考になさってください。

食費の節約は、買い物前の準備で決まる!

食費の節約は、買い物前の準備段階がとても大切です。ここでは、買い物前にやるべき準備事項を解説します。

冷蔵庫の整理をする

「特売の野菜を買ったけど、家の冷蔵庫を開けたら前に買った野菜がまだ残っていた」「冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材が…」こんな経験はありませんか?

冷蔵庫の中身を把握しておかないと、何を買うべきで何が不要なのか、判断することができません。まずは、買い物前にしっかりと冷蔵庫の食材をチェックしましょう。

できれば、普段から常に冷蔵庫の中を把握しておけるとベターです。その際は、食材を紙にメモして冷蔵庫に貼っておき、使い終わったら線で消す、といったやり方をすると上手に管理することができますよ。

献立を決めておく

買い物に行く前は、献立を決めてから行きましょう。予めどんな料理をどれくらいの量作るか把握しておけば、必要最低限の食材を買うだけで済みますね。

中には、スーパーに行って当日の特売品をチェックした方がお得なんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。しかし、傷みやすい野菜をたくさん買ってしまったり、使い道が少ない食材ばかり買ってしまうこともありえます。

どんな献立にするか買い物前に決めておくことで、特売品の衝動買い防止にも繋がります。

すぐに実践できる買い物テクニック9選

①1週間分の食材をまとめ買いする

スーパーでお得なお魚やお肉、野菜などが売ってるとついつい手が伸びてしまいますよね。こうした誘惑を断ち切るためにも、スーパーで買い物する回数は必要最低限にするのがおすすめです。

買い物は1週間に1回にして、まとめ買いをした方が何度も買い物に行かず、無駄な出費も減らすことができます。

ただし、食材によっては腐りやすいもの等もありますので、まとめ買いをする際にはストックに適した食材を選ぶ必要があります。使い道が多いものや賞味期限が長いものを選ぶと良いと思います。

②セール・特売でも不要なものは買わない

前述の繰り返しになりますが、食費がかさむ要因の1つにセールや特売で不要なものを買いすぎてしまう。という点があります。

だからお得なセール品だからといって、ぽんぽん買っていては知らぬ間に食費もかさんでしまいます。

③プライベートブランドを探してみる

プライベートブランドとは、スーパーやコンビニが独自に開発したオリジナル商品のこと。大手メーカーが出す商品と品質は変わらず、価格が安いことが多いです。

というのも、自社開発した商品をそのまま自分たちの店舗で売ることができるので、余計な広告費・プローモーション費や卸業者への手数料などがかからないからです。

最近では、各社が力を入れてプライベートブランドの開発に取り組んでいるため、種類も充実してきました。プライベートブランドを活用して、安い商品を選ぶのも節約の1つの手です。

④賞味期限が長いものを買いだめしない

カップラーメンや調味料などの賞味期限が長いものは、いつか消費するものだからと思って買いだめをする人が少なくありません。

しかし、ストックがあるからという余裕から必要以上に調味料を使ってしまったり、結局ストック品だけ増えて手付かず状態、なんてことも起こり得ます。

⑤宅配サービスを活用する

宅配サービスときくと余計なお金がかかるのでは?と思う方も多いと思います。たしかに、宅配サービスは送料がかかるため、その分は上乗せになってしまいますが、活用の仕方次第ではお得に買い物することができます。

宅配サービスを使う一番のメリットは、「購入前に合計金額を確認できること」です。

スーパーで買い物をする際も予算を決めてだいたいの購入金額を想像する人は多いと重ますが、思ってたより高くてちょっと予算がオーバーしてしまった、、という経験もあるのはないでしょうか。

宅配サービスでは、ネット上で商品を選択し、不要であればすぐに入れ替えをすることができます。スーパーでレジに並んでいて、金額が出てからやっぱりあれを買うのは辞めとけばよかった、、と思っても「やっぱり辞めます」とは言いづらいですよね。

宅配サービスを活用するときは、1回の利用金額を決めて、その範囲内に収まるように商品選択をすると良いでしょう。野菜やお肉、魚は新鮮なものを届けてくれるのもうれしいですね。

⑥支払いはクレジットカードを使う

みなさんは、普段の買い物の支払いは現金とクレジットどちらにしていますか?

もちろん、どちらの支払い方法にも良さはありますが、結論からお伝えすると、支払いはクレジットカードがおすすめです。

カード払いにすれば、毎回の買い物で1%〜3%のポイント還元を受けることができます。

例えば、二人以上の世帯の月平均の食費、57,836円(2017年度総務省家計調査報告)を全てカード払いにするとします。ポイント還元率を1%だとすると、1か月で約579円分、1年間で6,948円の節約になります。

ポイントはまた買い物で利用することができますので、使えるお金が増えてお得ですね!

現在では多くのスーパーマーケットの系列会社がクレジットカードを発行しています。それぞれのカードが提携しているスーパーを利用することで、通常より多くのポイントをもらえたり、割引が受けられるなどの特典もあります。

いつも買い物をするスーパーが決まっているという方は、系列のクレジットカードを作るのがおすすめです。

以下に主婦でも作れるおすすめクレジットカードをご紹介していますので、宜しければ参考になさってください。

⑦帰ったら賞味期限を確認する

「賞味期限が切れてしまって食材を使いきれなかった」というのは非常にもったいないですよね。特にまとめ買いをすると、どの食材がいつまでの賞味期限なのか忘れてしまいますよね。

そこで、買い物から帰って商品の賞味期限をメモして冷蔵庫に貼っておくことで、賞味期限が近い食材から使って、無駄をなくすことができます。

⑧当日調理するもの以外は冷凍保存する

肉や魚などの生ものはすぐに悪くなってしまいます。家に帰ったら、その日に食べる分だけとっておき、残りは冷凍保存するのがおすすめです。

1回ずつ使う分を小分けにして、ラップで包んでおくと調理が楽になります。冷凍保存をすることでお肉や魚も1か月ほど持つようになります。また、冷凍した日をラップに書いておくと、使う順番などを考える時に役立ちます。

⑨家計簿をつける

買い物が終わったら、その日いくら使ったのか、家計簿に残しておきましょう。記録をつけることで無駄な買い物はなかったのか、予算の範囲内に収めることができたのかを見直すことができます。

家計簿で毎月の経費をまとめてみると、今月の食費と前月の食費を比較して、節約効果がどれくらいあったのか効果検証をすることも可能です。

食費を安く抑えるその他の節約方法

飲み物はマイボトルで持参する

毎日コンビニで500mlのお茶を買うとすると、1か月2,640円の出費になります。しかし、家で麦茶を作って、マイボトルを持参にしていけば費用はかかりません。

1本数百円の飲み物ですが、毎日買い続けると、1か月で2,640円、1年間では31,680円もかかることになります。お茶を毎朝用意するだけなら、気軽に始めることができますのでまだの方はぜひ明日から実践してみてください。

ランチは極力お弁当にする

ランチはコンビニや外食が多くなってしまう、という共働き夫婦の方も多いのではないでしょうか?「忙しい朝に1からお弁当を作ってる時間なんてない。」そんな方におすすめなのが、作り置き食材で作るお弁当です。

やり方は簡単!前の日の夕飯をお弁当に詰めて、冷凍しておいたご飯を使えば時短になります。またお弁当用に小さなサイズのハンバーグを焼いて冷蔵庫に入れて、当日の朝お弁当に詰めるだけにしておくことで、忙しい朝の時間でもしっかりとお弁当を作ることができます。

無理な我慢は禁物。健康と節約を両立しよう!

今まで節約をしてこなかったご家庭だと、急にお菓子を控えたり、外食の回数を減らすとお子さんや旦那さんはストレスを感じてしまうかもしれません。

また、食費を無理を安く収めることばかり考えていると、おなかも心も満足できなくなってしまいます。健康を維持できず、病気にかかってしまったら医療費もかかり、元も子もありません。

健康的な食事を心がけつつ、無駄な出費を控えることで食費の節約は可能です。焦らず、無理のない範囲でやりくりをするようにしてください。

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