寒い季節に入り、エアコンにもお世話になる季節になりました。
家の中は快適で過ごしやすいですが、電気代のことが頭の片隅にあるという方も多いでしょう。
光熱費や水道代は家族構成によってもばらつきがありますし、なかなか他の家庭がいくらくらいなのかは聞きにくいですよね。
そこで今回は、世帯の人数別に水道光熱費用の平均を発表するとともに、簡単にできる節約方法を3つご紹介します!
世帯人数別に水道光熱費と電気料金の平均をご紹介!
単身世帯のケース
総務省の統計によると、2017年の単身世帯における一か月の水道光熱費の平均額は、1万1380円となっています。
内訳としては、水道代が3000円程度、ガス料金が2000円~3000円程度、電気料金は季節によりますが5000円程度でしょうか。
夏場や冬場にはエアコンを利用する機会が増えるため、若干電気代のブレはありそうですね。
2人世帯のケース
2人世帯以上の統計は同様に総務省の2016年における統計結果をもとに解説していきます。
二人世帯の光熱費の月額の平均は、1万8647円となりました。
二人暮らしであれば、単純に一人暮らしの二倍になるというわけではなく、照明やガス代などは共有できる部分も多いので、別々に生活するよりは経済的であるとわかりました。
3人世帯のケース
三人世帯のケースでは、水道光熱費の平均額は2万1835円となりました。
おそらく3人世帯以上の場合には、両親とお子さんという構成が一般的なので、二人世帯の場合に比べて3000円ほどしか水道光熱費は増えていませんね。
4人世帯のケース
4人世帯の月額の平均水道光熱費は、2万2396円となっています。
3人世帯のケースと比べて1000円しか増えていないのも驚きですね。
5人世帯のケース
五人世帯の場合には、水道光熱費の平均額は2万5148円となっています。
では、ここで単身世帯から5人世帯までの平均水道光熱費額を一覧で見てみましょう!
単身世帯から5人世帯までの水道光熱費を一覧形式でご紹介!
世帯人数 | 水道光熱費 |
単身世帯 | 1万1380円 |
二人世帯 | 1万8647円 |
三人世帯 | 2万1835円 |
四人世帯 | 2万2396円 |
五人世帯 | 2万5148円 |
月々の水道光熱費を節約する3つのコツ!
電力自由化を利用して乗り換えを考えてみる!
2016年4月から電力自由化がスタートしました。
従来のルールでは地域ごとの電力会社が独占し、電力をどこで買うかを洗濯することはできませんでした。
しかし、電力自由化によりどこで電力を買っても良いということになりました。
つまりどの電力会社とも自由に契約が結べるようになったということです。
これによって以下のようなメリットを消費者は受けられるようになってます。
- 自分に合ったプランを選択できる!
購入先の選択肢が増えたことで、自分に合った電力会社の料金プランを選べるようになりました。
電力会社が増え、消費者が購入先を選択できるようになると、電力会社同士で競争が起こり、企業は料金の値下げや新たなプランを作るようになります。
そのため、電力会社は顧客獲得のために様々なプランを設けています。
例えば、
- ポイントサービスで値引き
- ガスとセットで安くする
- 原発ゼロのエネルギーを購入できる
などが挙げられます。
また、電力会社だけでなく、ガスやガソリンを販売する業者、通信会社なども、セットで利用することでサービスするといったプランもあります。
- 月々の利用料が安くなることも!
購入可能な電力会社は地域によって異なり、また人それぞれに合ったプランがあるため、適切なプランを選択すれば従来より安くすることができるでしょう!
各電力会社のホームページで料金シミュレーションができます。
世帯構成や住まいの場所によってシミュレーションができるので今の電気プランが合っているのかを確認してみるのも良いかもしれません。
エアコンの電源はこまめにいじらない!
電力自由化に比べるとかなり細かい話にはなりますが、エアコンなどの家庭用電気製品はあまり細かく電源を入れたり、消したりしない方が電気代はかからないとされています。
もちろん照明やテレビなどは使わないときには消すべきですが、冷蔵庫やエアコンなど一定の環境を維持しなければならないものは、なるべく環境の変化がないよう電源はいれたままで大丈夫です。
お風呂は無理に節約しない!シャワーヘッドで節水ができる!?
よく節水のためにお風呂を我慢してシャワーで済ましている方がいらっしゃいます。
しかし、無理に何かを我慢することはストレスの原因になったり、疲れがとれない要因にもなります。
そのため、お風呂を我慢するのではなくシャワーヘッドを節水用に切り替えることで、シャワーによる使用水量を30%ほど節約することができます。
ネット通販やホームセンターでも気軽に購入できるので、ぜひ試してみてください!
公共料金の支払いをカード払いにすると節約ができる!?
公共料金の支払いをカード払いにすると以下のようなメリットがあります。
- ポイントが貯まる。
クレジットカードは使うことによりポイントが貯まります。
公共料金は毎月必ず払うものであるので、どうせならお得にポイントを貯めましょう!
- 引き落とし日を合わせることができる。
公共料金を口座振替で個別に支払う場合は、それぞれの引き落とし日があります。
その点クレジットカード払いでまとめてしまえば、公共料金を含めた引き落とし日が同じ日になるので、お金の管理がしやすくなります。
- 家計簿が書きやすくなる。
公共料金をクレジットカード払いでまとめると、利用明細書一枚で公共料金の支払いが確認できるので、家計簿が書きやすくなりますよね。
さらに、最近はクレジットカードと連動させて、自動で記帳してくれる家計簿アプリも登場しているので、公共料金をクレジットカードで払っている方はさらに楽ができます!
- クレジットヒストリーができる。
これは公共料金の支払いに限ったことではないのですが、クレジットカードを使うことによりクレジットヒストリーができます。
クレジットヒストリーとは、その人のクレジットカードの使用履歴が記載されている情報で、ローンを組んだりするときに、今までクレジットカード利用料金の滞納がなかったかを確認するために参照にされます。
公共料金含め、クレジットカードを健全に使ってきた人は良い条件でローンを組みやすくなるので、そういう点も公共料金のクレジットカード払いのメリットと言えるでしょう。
おわりに
今回は、世帯人数別の一か月の平均水道光熱費と、それらを節約する3つの方法をご紹介しました。
節約のポイントは無理なく無駄を省くことなので、生活しにくくすることは本末転倒です。
あくまで今までの暮らし方を維持しながら、無駄なものを見つけてなくしていくように心がけると長続きするでしょう!
お金のカタチでは、他にも多数の節約術をご紹介しています。電気・ガス・水道代の節約だけではなく、食費等の節約テクニックを知りたい方は以下の記事もご覧になってください。
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