近年では働き方改革のに伴い働き方も多様になってきました。とくに妊娠・出産・育児を迎えた女性にとって、働きながら家庭の時間も作れる在宅ワークは人気が高まっています。
今回は、在宅ワークに役立つおすすめ資格をご紹介します。在宅ワークは通常の採用と比べて、オンラインでのやりとりになる分、スキルの証明が難しいといえます。
そんな時に案件に役立つ資格を持っていることは、案件を受託する際にも非常に大きな強みなります。本記事でご紹介する資格の中で気になるものがあれば、ぜひ取得を目指してみてください。
育児中ママ必見!在宅ワークの仕事に役立つ資格
①MOS
MOSは正式名称を「マイクロソフトオフィススペシャリスト」と言います。
WordやExcel、PowerPointなどのマイクロソフトオフィスなどの基本的なPCスキルを使いこなせることが示せるため、ぜひPCを使った在宅ワークを希望する方にとっては持っておきたい資格の一つです。
世界共通の認定証を持つ国際資格であるため、日本だけでなく海外でも在宅ワークをしたいという方にもオススメの資格です。
②日商簿記
簿記とは、企業の経営活動の記録を行い整理してその企業の成績などを出す技能のことです。
簿記3級や2級を持っていることで、会計に関する仕分け作業や専用ソフトへの入力業務などに取り組むことができます。
③TOEIC
英語の定番資格TOEICは、在宅ワークにおいても有効です。
TOEICの点数が高ければ、日本語から英語、英語から日本語などの翻訳の仕事を得やすくなります。英語は世界共通言語ですので高い点数を持っていて損はないと思います。
在宅ワークの中には語学を使った仕事もたくさんあるので、色々な案件を選ぶことができます。
ただし、案件によって必要とされるTOEICの点数は変わりますので注意しましょう。
④JTA公認翻訳専門職資格
JTA公認翻訳専門職資格は、翻訳スキルを証明する資格の1つで、翻訳系の仕事に在宅ワークで取り組みたい方におすすめです。
英語と中国語の2つの言語で資格を取ることができます。
資格を取ることで、契約書や機械のマニュアルなどビジネス面や小説や絵本、ゲーム、映画での翻訳など様々な業務に取り組むことができます。
グローバル化が進むことにより、在宅ワークでも今後活躍する機会は増えていくと思われます。
⑤Webデザイン(フォトショ・イラレ等)
在宅案件として多いものの1つとしてWebサイトのデザイン・画像加工の仕事が挙げられます。
こうした案件を受託するには、フォトショップやイラストレーターのような専門ツールが使えなければいけません。
正確にいうと、フォトショ・イラレは資格ではないのですが、ツールの使い方をマスターして実際に自分でWebデザインを経験することでページ作成やWebサイトの立ち上げなど、幅広い仕事を受注できるようになります。
自分のスキルが上がるほど、難易度の高い仕事も受けられるようになるので、単価アップにも繋がりやすいです。
他にもWebデザインのスキルを証明する資格として、基本的なWebページを作成する能力から応用的なWebサイトデザイン能力を測るWebクリエーター能力認定試験、Webデザインに関する資格の中では唯一の国家資格として信用も厚いウェブデザイン技能デザイン技能検定など、Webデザインに関する資格にはさまざまな資格が存在します。
⑥パーソナルカラリスト検定(カラーコーディネーター)
色彩について学び、Webデザインにも活かすことが出来る資格です。アパレル業界、ファッション業界、メイク業界など幅広い分野で戦略的に色彩を生かした仕事をすることができます。
商品開発や広告を作る際にも、色彩に関する知識は欠かせません。企業からのオファーももらうことができ、自宅で仕事が出来るのでオススメの資格です。
⑦FP(ファイナンシャル・プランナー)資格
フィナンシャルプランナーは税金や住宅ローン、相続などの生活に密着した幅広いお金の知識が必要とされる資格です。
こういった知識を身につけた上で相談者のライフプランに基づいた資産運用のアドバイスなどを行います。
在宅ワークでどのような仕事につけるの?という方も多いと思いますが、FP資格を持っていることで保険や金融に関する記事作成をチャレンジすることができます。
現在メディアで情報発信をする上で情報の信頼性が非常に重視されています。とくに金融関連の知識は、間違った情報を提供すると読者に大きな影響を与えてしまうため、メディア運営者はライター選定もとても慎重です。
こうした時いFP資格を持っていると金融のプロとして認めてもらえるので、案件受注にも繋がりやすいといえるでしょう。
また、個人としてもフィナンシャルプランナーの資格を取ることで、生活の中でのお金に関する疑問を解決しやすくなります。家族の将来のためにも今後お金をどう使っていくかを改めて考え直すのにも役立つ資格です。
⑧Webライティング能力検定
在宅ワークの中でも案件が豊富なのが「ライティング」に関する案件です。webメディアの記事執筆や校正などがメインの仕事になります。
基本的にライティング案件をするにあたって、資格は必要ありませんが、資格があると在宅案件も受注しやすくなります。
特にWebライティングは、通常の文章力に加えて、Webならでのライティングノウハウも必要になってきます。案件を依頼する側も、Webライティングの経験やスキルを持っている人を優先的に採用する傾向があるので、資格を持っていることは有効です。
おすすめなのは日本Webライティング協会、日本クラウドソーシング検定協会が実施しているWebライティング検定です。
資格を取得して自宅でできる仕事の幅を広げよう!
在宅ワークにオススメの資格をご説明してきました。
すでに在宅ワークをしている方やこれから在宅ワークを始めようという人も、案件に活かせる資格を取得することで仕事の幅を広げることが出来ます。
とくに実際に顔を合わせることがなく、オンラインで完結する在宅の仕事は、面接等でスキルをアピールすることができません。そこで、資格を持っていることは1つの大きなステータスになるのです。
また、初めて在宅ワークに取り組もうという方は、最初は実績が少なく中々案件が受注できないかもしれません。そんな時には、資格をアピールするのも有効な手段です。
是非、気になる資格があれば、取得にチャレンジしてみてください。
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