近年盛り上がっているYoutube業界ですが、一体世界のトップYoutuber達はどれだけ稼いでいるのでしょうか?
2018年に学研が全国の小学生1200人を対象として実施したアンケートによると、Youtuberは男子小学生の将来就きたい職業ランキング第2位にもランクインしています。
今回は対象を世界に向け、世界で最も稼ぐYoutuberのランキングを作成してみました。はたして日本の人気Youtuberはランクインしているのでしょうか?
Youtuberの平均年収はいくら?
平均年収.jpによると、日本のYoutuberの平均年収は806万円となっています。
ただし、これは動画再生数100位のトップYoutuberを基準にした金額になっています。日本にはたくさんのYoutuberがいるため、実際にはサラリーマンの平均年収以上の額を稼げる割合は非常に小さいといえるでしょう。
また、ドイツのマティアス・ベアトル教授が実施した調査によると、スターになれるのはほんの一握りにすぎなく、Youtuberを目指す人のうち96.5%は、米国の貧困水準を上回る広告収入さえ稼げないといいます。
世界のYoutuber年収ランキングTOP10!
10位 リリー・シン(チャンネル名 iisuperwomanii) 約11億7000万円
上位10人の中では唯一の女性Youtuberで、主にコントやミュージックビデオを配信しています。
2010年にYoutubeアカウントを開設した彼女のチャンネル登録者は約1400万人(2019年4月7日現在)で、動画の総再生回数は30億回以上です。
彼女は自らのことをスーパーウーマンと自称し、最近では女優へと活躍の場を広げています。
8位 スモッシュ (チャンネル名 Smosh) 約12億2500万円
スモッシュは2005年にYoutube活動を開始した、イアン・ヘコックスとアンソニー・パディーラによるユニットです。
彼らは海外版ポケットモンスターのオープニングパロディ動画によって有名になり、現在のチャンネル登録者数は約2400万人で、総視聴回数は83億回を超えます。
2015年には自分たちが主役の映画を制作するなど精力的に活動していましたが、アンソニーは2017年にスモッシュを脱退してしまいました。
8位 ライアン(チャンネル名 Ryan ToysReview) 約12億2500万円
トップ10の中では最年少の彼の年齢はなんと7歳です。
彼の動画は新作のおもちゃで遊ぶだけという非常にシンプルなものですが、チャンネル登録者数は約1900万人で総再生回数は280億回を超えます。
7歳ながらこんなに稼いでいるので、世間からは嫉妬の目が向けられているようです。
7位 ジェイク・ポール (チャンネル名 Jake Paul) 約12億8000万円
ジェイク・ポールはコントやビデオブログ(動画で撮影した日常をウェブにアップロードすること)、オリジナル曲のミュージックビデオなどを配信していて、チャンネル登録者数は約1800万人、総視聴回数は約56億回です。
「やりすぎ配信!ビザードバーク」というディズニードラマに出演していましたが、素行の悪さが原因で降板させられたと報じられています。
6位 フェリックス・シェルバーグ (チャンネル名 PewDiePie) 約13億7000万円
彼はゲーム実況動画を配信しているスウェーデン人Youtuberで、チャンネル登録者数は約9300万人、総視聴回数は200億回を超えます。
また、彼は世界で最もチャンネル登録者数が多いユーチューバーでもあります。
「This Book Loves You」という彼の書籍の売り上げも好調です。
4位 マーク・フィッシュバック (チャンネル名 Markiplier) 約13億9300万円
サバイバルホラー系のゲーム実況動画を配信している彼のチャンネル登録者数は約2400万人、総視聴回数は100億回を超えます。
また、彼はアニメの声優としても抜擢されるなど活躍の場を広げています。
4位 ローガン・ポール (チャンネル名 Logun Paul)約13億9300万円
2017年末に来日した際、富士の樹海で自殺遺体を撮影したことによって世界中から非難を浴びていた彼ですが、チャンネル登録者数は約1900万人、総視聴回数は約43億回にものぼります。
彼はビデオブログやコメディ動画を配信しています。
しかし、遺体撮影の影響もあってか世間からの好感度はとても低いです。
3位 デュード・パーフェクト (チャンネル名 Dude Perfect) 約15億6000万円
彼らは4人組のユニットでスポーツを絡めたコント動画などを配信していて、4000万人を超えるチャンネル登録者数と約76億回の総視聴回数を持ちます。
また、子供向け放送局での番組やスマホアプリなども手掛けていて、それらが好調のため年収ランキングも高くなっています。
2位 エヴァン・フォン (チャンネル名 VanossGaming) 約17億2700万円
カナダ出身の25歳の彼もゲーム実況者ですが、彼は自分の作ったアニメのキャラクターが実況するという形式をとっていて、それが他のゲーム実況者との差別化を可能にしています。
チャンネル登録者数は2400万人で総視聴回数は100億回を超えている彼はまた、ゲーム開発やゲーム音楽の作曲なども手掛けています。
1位 ダニエル・ミドルトン(チャンネル名 DanTDM) 約18億3000万円
現在26歳の彼はゲーム「マインクラフト」のプレイ動画で人気になったYoutuberです。
チャンネル登録者は2000万人を超え、総再生回数は140億回を超える彼は、グラフィックノベル(長く複雑なストーリーを備えた、大人の読者が対象とされる、厚い形式のアメリカン・コミック)の分野でも大ヒットを飛ばし、ワールドツアーを実施しました。
残念ながら日本のYoutuberはランクインはなりませんでした。
日本人Youtuberの年収ランキングを知りたい方は以下の記事をご覧ください!
Youtuberの稼ぎの仕組みは?収入源は何?
Youtuberの収入源は大きく分けて①動画につけた広告による収入(googleアドセンス)と②企業とのタイアップによる報酬の2つです。
広告収入(グーグルアドセンス)
ユーチューバーは動画に広告をつけることによって、動画の広告主がユーチューブ(Google)に支払う広告掲載料の一部を手に入れることができるのです。
広告収入は1再生あたり0.1円から1円ほどと幅広く、動画のジャンルや長さによっても広告の単価は変わってきます。
もちろん、広告をつけるのにふさわしくないと思われるような動画には広告がつかないようになっています。
企業とのタイアップによる報酬
これは企業が、特に有名で人気があるユーチューバーに自社の商品などのPRをしてもらう見返りとして、ユーチューバーが受け取る報酬です。
これは提供動画とも言われますが、提供動画1本当たりの報酬はチャンネル登録者数×1.5倍程度だと言われています。
日本で一番チャンネル登録者が多いはじめしゃちょー(778万人)であれば、1本の提供動画で約1167万円の報酬を貰えることになります。
それだけの報酬を払ってもタイアップをお願いしたい企業があるということは、現在のユーチューバーの影響力の大きさを表しているとも言えるでしょう。
トップYoutuberの年収は凄い!影響力は大きくどんどん増してきている
トップYoutuberになれば10億円を超える年収を稼ぐことができる非常に夢のある世界ですね。
最近の日本では、Youtuberがテレビに出たり、本田翼などの有名な芸能人がYoutubeチャンネルを開設したりと、注目度は増してきています。
次世代通信回線5Gが普及すれば、動画視聴は今よりもはるかに便利になり、動画の世界がくるとも言われています。
時代の流れも後押しし、Youtuberは今後もますます影響力を増していくかもしれませんね。
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