新学期が始まったと思ったら、もう夏休みが近づいてきましたね。
学童は夏休みも利用できて働くお母さんには大変便利ですが、時間や料金は通常と変わらないのでしょうか?
また、夏休み期間も楽しく学童に行ってくれるか心配している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、普段学童に子供を預けているお母さんも、夏休み期間中も学童を利用すべきか迷っている方もいらっしゃると思います。
ですので、学童に通わせるメリット・デメリットまた、夏休み期間に子供を預けられる方法もご紹介します。
夏休み中の学童の時間・料金は?通わせるメリット・デメリットを紹介
市や区が運営している学童では、学校がある日と同じように夏休みも利用できるところが多いです。
そこでここでは世田谷区の新BOP事業を一例としてご紹介します。
世田谷区の学童保育新BOP学童クラブの時間・料金・利用条件
- 実施時間
夏休み・・・8時15分~18時15分
通常(学校の長期休み以外)・・・放課後~18時15分
*日曜・祝日・年末年始を除く日に実施されています。
夏休みも通常と同じように18時過ぎまで預かってくれるのは働くママにとって、とても助かりますね。
- 利用料
月額5,000円(おやつ代を含む)
利用料が夏休みも変わらないのは嬉しいですね。
- 対象児童
世田谷区在住または世田谷区立小学校在籍の小学校1~3年生
(共働きでなくても利用することができます。)
世田谷区では学童クラブとして「新BOP事業」が実施されています。
新BOP事業とは、放課後に小学校を開放して子供の遊び場を作る、というBOP(base of playing)と一般的な学童保育を統合したものです。
この新BOP事業は、原則として定員を設けていないため、学童の待機児童ゼロを実現しています。
世田谷区では夏休みだけ学童クラブを利用することも可能です。
申し込みの期限が決められていますのでご注意ください。
学童保育は退屈?夏休みはイベントも充実
学童では通常子供たちは施設内や公園で遊んで過ごします。
ですが、夏休みは午前中が学習の時間、午後が自由時間というように1日のスケジュールが決められている施設もあります。
自由時間では、外で鬼ごっこや縄跳びで遊んだり、中で本を読んだり、お絵かきをしたりと子供たちがやりたいことをさせてもらえます。
また、連絡帳に書いておけば、小学校のプールに行くこともできます。
そして、学童の活動に加えて、夏休みにイベントを行うところ多いです。
お祭りや、お料理教室、遠足など夏休みらしい行事が行われます。
夏休みに学童に通わせるメリット3つ
メリット① 家に子供をひとりで置いておかなくていい
仕事で家を空ける場合、子供を一人で置いておくのは、安全面を心配する方も多いのではないでしょうか?
親が留守中に、子供がひとりで出かけて事件や事故に巻き込まれる危険もあります。
また家にひとりでいると、寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
このことを考えると、学童で同世代の子供たちと遊んでいる方が楽しく方が子供にとって望ましいかもしれません。
メリット② 規則正しい生活になる
夏休みというと夜遅くまで起きてしまって、起床時間が遅くなる。
このように生活リズムが崩れてしまうという小学生も多いのではないでしょうか?
学童に行く場合、毎日決まった時間に起きなければなりませんので、こういった生活の乱れは少なくなるでしょう。
家にいるとずっとゲームをしてしまう、テレビに張り付いているなんていうことも防ぐことができます。
メリット③ 親の息抜きにもなる
夏休みの約1か月の間、子供たちがずっと家にいると、親子ともにストレスが溜まってしまうことがあります。
お母さんは、お昼ご飯の用意に追われ、一人の時間が減ってしまうことにストレスを感じることが多いです。
同様に、こども側もせっかくの夏休みにゲームのやりすぎや宿題のことで、親から注意をされることにストレスを感じるかもしれません。
お母さんにとっても子供たちにとっても自由な時間をもっておくことが必要です。
夏休みに学童に通わせるデメリット3つ
デメリット① お弁当が必要。
夏休み期間中、学童に預ける場合はお弁当が必要になります。
しかし、お弁当を毎日用意するのは保護者の負担になってしまいますね。
夏は食品が傷みやすくなってしまいますから、衛生面も気にしつつ作るのは少し大変です。
デメリット② 習い事にひとりで行かせられない
学童では、帰りは一人で帰ることが認められていないことが多く、親のお迎えが必要です。
そのため、仕事や用事があってお迎えに行けないけど、夕方から一人で習い事に行ってほしいときに困ってしまいます。
お迎えの時間が遅くなってしまうから、習い事を遅い時間にせざるをえないという家庭も出てきてしまいます。
デメリット③ 子供が学童に行きたがらない場合がある
学童の慣れない環境にストレスを感じてしまったり、わいわいした雰囲気に1日中いることに疲れてしまう子供もいます。
おうちでゆっくり過ごしたいと考える子供もいると思います。
ですので、お子様の性格に合わせて無理のない時間や頻度で学童を利用するようにしましょう。
パパとママで夏休みをずらしてとって、親が子供と一緒にいる時間を増やすなど工夫することも考えられます。
市区町村の学童以外に子供を預けるおすすめの方法と費用まとめ
民間の学童に預ける
民間の学童は比較的遅くまで預かってくれる場合が多く、仕事が終わる時間が遅いお父さん・お母さんには大変助かります。
また送迎のサービスがあったり、夏休み期間中にサマーキャンプやお昼ご飯作りなどのイベントが充実している学童もあります。
- キッズベースキャンプの8月の月会費
週5日コース | 週4日コース | 週3日コース | 週2日コース | 週1日コース | |
全学年共通の料金 | 61,050円 | 56,000円 | 47,050円 | 35,050円 | 20,000円 |
*新規入会の場合、入会金30,000円と入会セット6,000円が別に掛かります。
サマーキャンプに行く
山や海などの自然に触れるサマーキャンプも人気があります。日帰りや1泊2日のキャンプから2週間のものまで期間は様々です。
親と離れて数日間過ごすので、子供の自立を促す効果もあります。
子供の夏休みに仕事が忙しくてレジャーに連れて行ってあげられないという場合にもおすすめです。
- 2泊3日のサマーキャンプの料金相場
20,000円~30,000円程度
ファミリーサポートを利用する
ファミリーサポートとは、子供の面倒が見れないときに、子供を預かってもらうサービスです。
市区町村がが提供するものとNPOが提供するものがあります。
仕事があってお迎えができないとき、子供が風邪気味だけど、仕事に行かないといけないときなどに利用することができます。
- 平均的な利用料金(自治体が提供するもの)
1時間600円~1000円
習い事・塾の夏期講習に行く
小学校中学年になると、学童に行く児童の数が減ってきます。
そこで、夏休みの期間中に習い事や塾の夏期講習に参加する方法も考えられます。
スポーツの習い事をして体を動かしたり、塾で宿題をしてくるなど有意義な時間を過ごせます。
ママさんにとって長い長い夏休みですが、利用できるものはうまく利用して乗り切りましょう!
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