アメリカで最も給与が高い会社10社をご紹介します!
リクルートが買収したアメリカの求人口コミサービスglassdoorでは、2019年にサイトに寄せられた従業員によるレビューをもとに企業の給与ランキングを公開しています。
ご紹介する給与額は各会社の中央値で、基本給、手数料、チップ、ボーナスその他全ての報酬を含む金額となっています。(日本円換算は、1ドル106円で計算)
一体、どの企業がランクインしているのでしょうか!?
日本版を知りたい方はこちらから。
アメリカで最も給料が高い企業はどこ!?10位〜6位
10位 Microsoft 1573.7万円
1975年にビル・ゲイツによって設立されたマイクロソフトが第10位にランクイン。
マイクロソフトはアメリカ・ワシントン州に本社を持ち、全世界に従業員15.6万人が所属しているソフトウェア開発・販売の会社です。現在は、インド出身のサティア・ナデラ氏がCEOを務めています。
マイクロソフトの製品は、WindowsやPowerpoint、WordなどのOfficeソフト、Surfaceなど、日本にいる私たちにも身近なものばかりですね。
ちなみに創業者のビル・ゲイツは、毎年億万長者ランキングの上位にランクインしており、2020年時点の総資産は、1,156億ドル(約12.3兆円)となっています。
9位 Salesforce 1598.3万円
アメリカ・カリフォルニア州に本社をおくセールスフォース・ドットコムは、顧客管理システムの開発・提供をしている大手IT企業です。
セールスフォースは、世界で18.5万社、日本で6,000社以上が導入しているCRM(顧客関係管理)業界シェアNo.1を獲得するサービスです。
2018年版アメリカの働きがいがある会社ランキングで1位、2019年は2位にランクインするなど、従業員の働きやすさを追求している会社でもあります。
健康活動に対して毎月100ドルの補助金支給、養子縁組・不妊治療に対する手当、年間最大5,000ドルの学習手当、年間7日の有給ボランティア休暇など、手厚い福利厚生が用意されています。
8位 Facebook 1625.7万円
全世界ユーザー数27億人を誇り、SNS月間アクティブユーザー数No.1のFacebook。
元はハーバード学生だったマーク・ザッカーバーグが学生間の交流を図るために作ったサイトだったというのは有名な話ですね。
世界No.1のSNSサービスである一方で、日本での国内ユーザー数は伸び悩んでいるようです。
国内のユーザー数は2020年8月時点で、LINE(8,400万人)、Twitter(4,500万人)、Instagram(3,300万人)に次いで、第4位(2,600万人)という結果になっています。
7位 LinkedIn 1672.9万円
世界最大級のビジネス特化型SNSサービスLinkedInを提供しているシリコンバレーの会社です。
2003年に設立され、現在では、世界7.6億人以上のユーザーを抱える巨大SNSサービス。
日本でのユーザー数は200万人と国内ではまだ浸透していないようですが、世界では人材採用や見込み顧客の発掘などビジネスに必須のツールとなっています。
2016年には、マイクロソフトに約3兆円で買収されています。本社はシリコンバレー、Google本社の隣にあります。
6位 VMware 1680万円
VMwae(ヴイエムウェア)は、ITの仮想化市場で世界一のシェアを誇るIT企業です。クラウド時代に欠かせない仮想化ソリューション、クラウドインフラソリューションなどを提供しています。
1998年にアメリカで設立され、日本法人は2003年に設立されました。
システム利用者は直接VMware製品を目に触れることはほとんどありませんが、日本国内では、全体7,500社以上、日経225の83%に導入されるなど、多くの会社に欠かせない製品であることが分かります。
アメリカ高給企業ランキング!いよいよベスト5社を発表!
5位 Google 1713.8万円
GAFAの一角をなすグーグルが5位にランクイン!世界規模の検索エンジンを主軸に様々な ITサービスを提供しています。
2015年にGoogleの親会社であるAlophabetを設立し、Googleはその子会社となりました。
現在は、全世界従業員は約10万人、世界50ヶ国70箇所以上のオフィスが存在します。
グーグルでは、全世界で4,400以上の求人募集がありますが、その中でも特に給与の高い職種は、エンジニアリングディレクター、グループプロダクトマネージャー、ディレクター、シニアスタッフソフトウェアエンジニア、マーケティングディレクターなどがあります。
4位 Gilead Sciences 1724万円
ギリアド・サイエンシズは、アメリカカリフォルニア州に本社を構える世界第2位のバイオ製薬会社です。
抗インフルエンザ薬のオセルタミビル(通称タミフル)の世界独占特許権を保有していることで有名です。
HIV/AIDS、肝疾患、がん、炎症性疾患、呼吸器疾患、心血管疾患の治療薬などの製品開発を行なっています。
日本支社は東京丸の内サウスタワーに拠点を構えています。
3位 Twitter 1730.8万円
Twitterがサービスを開始したのは2006年3月。
Twitterは、エヴァン・ウィリアムズ、ジャック・ドーシー、ビズ・ストーン、ノア・グラスの4人の人物によって生み出されたサービスです。日本では2008年にリリースされました。
世界の月間アクティブ数は3.3億人とFacebook(27億人)やYoutube(20億人)、Instagram(10億人)、TikTok(8億人)と比べるとやや劣るものの、日本のユーザー数は世界でアメリカに次いで2番目にユーザー数の多い4,500万人となっており、国内では根強い人気を誇っています。
世界40ヶ所にオフィスを構えており、求人情報については@TwitterCareersでも発信を行なっています。
2位 Nvidia 1807.6万円
エヌビディアは、1993年に設立された大手半導体メーカー。最近では、Nintendo Switchを任天堂と共同開発しています。
コンピューターの演算処理などを高速化するGPUが主力製品であり、デスクトップ・ノートパソコン用のGeForceなどが有名。その他スパコン用のプロセッサや自動運転などの技術開発にも力を入れています。
世界時価総額ランキングでも上位に入るほどの高収益企業で、その時価総額はおよそ9兆円。
自動運転の分野では、トヨタ、テスラ、ダイムラー、ボルボなど自動車業界を牽引するリーディングカンパニーに同社製品が採用されており、AI分野でも注目を集めています。
1位 Palo Alto Networks 1816.7万円
第1位は、アメリカ・カリフォルニア州サンタクララにオフィスを構えているサイバーセキュリティ企業のパロアルトネットワークスでした!
世界で初めて次世代ファイアウォールをブランド化した会社であり、世界150ヶ国以上、65,000件以上の顧客を持っています。
インターネットの普及により、あらゆる業界でIT化が進みましたが、それと同時にネットを悪用したサイバー犯罪も急増しました。
ITを安全に使うためのセキュリティ機能を同社が提供しているということですね。
以上、今回は、アメリカの高給企業TOP10をご紹介してきました。
こうして企業名をみていくと2000年代に設立され急進している会社も多くあることが分かりましたね。
それにしても上記の金額が中央値であることを考えると、稼いでいる人は一体年収いくらくらいなのですかね。。
国内だけではなく、世界に目を広げてみると新しい発見があると思いますよ。
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