みなさん仮想通貨で一番お金持ちの人がだれか知っていますか?
ここ数年で仮想通貨の価格は軒並み数十倍~数百倍に値上がりしたことで数多くの億万長者が誕生しました。
この記事ではアメリカの経済紙「Forbes」が2018年2月に公表した「世界の仮想通貨長者ランキング」をもとに仮想通貨のお金持ちTOP10を紹介したいと思います。
仮想通貨長者TOP10
2018年2月の時点で仮想通貨は1500種類以上存在しその時価総額の合計は約60兆円に及んでいます。
この熱狂の恩恵を受けたのは誰なのでしょうか。
※仮想通貨の性質上誰がいくら持っているか予想しずらく、以下に掲載した数字はは完璧に正確なデータとは言えず捕捉しきれていない人物や大幅なずれがある可能性もあります。
また仮想通貨は変動が激しいので資産額には幅を持たせています。
今回のランキングはフォーブスが1982年に最初のアメリカ億万長者ランキング「Forbes 400」を発表した際と同じ手法を用いているそうです。
それでは見ていきましょう!
10位マイケル・ノボグラッツ
資産額:7〜10億ドル(753億~1076億円)
マイケル・ノボグラッツは著名投資家で元ヘッジファンドのマネージャで2007~2008年にはフォーブスの億万長者ランキングにランクインしています。
アメリカのプリンストン大学を卒業後投資銀行のゴールドマンサックスでパートナーまで登り詰めています。
彼は一早くから仮想通貨に投資していて資産の10%が仮想通貨だと公言しています。
仮想通貨については「史上最大のバブルだ」と発言している一方で「2018年には時価総額200兆円まで値上がりする」とも予想しています。
9位ブロック・ピアス(Bitcoin 財団会長)
資産額:7〜10億ドル(753億~1076億円)
9位にランクインしたのは「ビットコイン財団」会長のブロック・ピアスさんです。
なんと子供のころは子役としてディズニー映画に出演した経歴もあるそうです。
南カリフォルニア大学を卒業しています。
オンラインゲーム内でゲーム内コインを手掛けるビジネスをしていたことから仮想通貨にもいち早く参入しました。
8位アンソニー・ディ・イオリオ(イーサリアム共同創業者)
資産額:7.5〜10億ドル(807億~1076億円)
第8位にはアンソニー・ディ・イオリオがランクインしました。
カナダのライアソン大学を卒業しています。
仮想通貨でビットコインに次ぐ時価総額2位の規模を誇る「イーサリアム」の共同創業者でもあることからもかなりの量のイーサリアムを持っていることが分かります。
7位マシュー・ロスザック(Bloq共同創業者)
資産額:9〜10億ドル(969億~1076億円)
マシュー・ロザックは仮想通貨のブロックチェーン技術の会社「Bloq」の共同創業者です。
その他にも仮想通貨専門の投資ファンドを組織し投資を実行しています。
アメリカのレイクフォレストカレッジを卒業しています。
6位ブライアン・アームストロング(コインベースCEO)
資産額:9〜10億ドル(969億~1076億円)
第6位は仮想通貨取引所「コインベース」の創業者であるブライアン・アームストロングがランクインしました。
コインベースは仮想通貨業界で最初の「ユニコーン(時価総額1千億円を超える企業)」でもあります。
アメリカのライス大学を卒業しています。
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仮想通貨長者トップ5の発表!
5位マシュー・メロン(個人投資家)
資産額:9〜10億ドル(969億~1076億円)
第5位にランクインしたのは投資家のマシュー・メロンです。
マシューはアメリカの名門財閥メロン家の子孫です。
ただマシューさん自身は薬物中毒で長年苦しむなど異端児扱いされていました。
仮想通貨投資を始めたときも家族からは白い目で見られていたそうです。
ただ当初2万ドル(200万円)で購入したリップルは現在1億ドル(1000億円)になるなど大当たりしています。
「私の家族は私が気が狂っていると考えたが、私はそれがホームランだと確信していた」
4位ウィンクルボス兄弟(Winklevoss Capital共同創業者)
資産額:9〜11億ドル(各自)(969億~1184億円)
第4位はウィンクルボス兄弟がランクインしています。
ウィンクルボス兄弟といえばフェイスブックのアイデアを創業者のマークザッカーバーグに盗まれたと訴えていたことでも知られています。
映画「ソーシャルネットワーク」では敵役として登場しているのでなんとなく聞いたことがある人もいるかもしれません。
兄弟はフェイスブックから訴訟で6500万ドル(70億円)を勝ち取った賠償金で2013年にビットコインを購入しました。
当時130ドルだったビットコインは今や1万ドル前後まで達しています。
兄弟二人ともハーバード大学を卒業後オックスフォード大学でMBA(経営学修士)を取得しています。
仲のいい兄弟ですね!
3位趙長鵬(バイナンスCEO)
資産額:11〜20億ドル(1184億円~2144億円)
第3位にランクインしたのは世界最大の仮想通貨取引所「Binance」を創業した趙長鵬です。
Binanceは取り扱い通貨の種類が世界一多く手数料も低いことから多くの人々に支持されています。
趙はバイナンスの前には中国で最大だった仮想通貨取引所「OKCoin」の共同創業者でもありました。
中国の拠点が政府の規制によって閉鎖されてからは海外へ移動し、チームを10以上の異なる国々に配置するなどあらゆる規制にも対応できるような体制を整えているそうです。
なお趙が一番お気に入りの国は、仮想通貨への管理が一番緩い日本だそうで日本で仕事をしている時間が多いそうです。
カナダのマギル大学を卒業しています。
2位ジョセフ・ルービン(イーサリアム共同創始者)
資産額:10〜50億ドル(1076億~5360億円)
第二位にはイーサリアムの共同創始者であるジョセフ・ルービンがランクインしました。
アメリカのプリンストン大学でコンピュータサイエンスを学んだあとソフトウェア会社や投資銀行で勤務しています。
2014年にイーサリアムプロジェクトを共同設立しています。
2015年末に112円だったイーサリアムの値段は2018年2月時点で9万円にまで上昇しています。
1位クリス・ラーセン(リップル共同創業者)
資産額:75〜80億ドル(8039億~8574億円)
第一位に輝いたのはリップル共同創業者のクリス・ラーセンでした。
彼は仮想通貨のリップルを52億XRP持っているそうです。
リップルは一時400円近くまで上昇していたので一時は2兆円もの資産を保有していたことになります。
また仮想通貨だけでなくリップル社自体の株式の17%も保有しているので一時的にですが総資産は6兆円を超えて世界の長者番付で5位にランクインしました。
やはり創業者はすごいですね。
サンフランシスコ州立大学を卒業後スタンフォード大学のMBAを取得してます。
仮想通貨長者の共通点は?
ビットコインのお金持ちTOP10を見てきました。
彼らの中に何か共通点はあるのでしょうか?
かれらは大きく「投資家」と「技術者」の2パターンに分かれています。
どちらも早くから仮想通貨に目を付けていた点では共通していますが、お金を出して投資をしたウィンクルボス兄弟に対して、クリス・ラーセンなどは仮想通貨そのものを自分たちで作っています。
取引所を創設した人たちも技術者の範囲内になるでしょう。
技術者の多くは大学時代からコンピュータサイエンスなどを専攻していたことが分かっています。
みなさんもお金も持っている人ならば投資したほうがいいかもしれませんが、十分な資金のない人は自分で仮想通貨を作ってみるのも一つの選択肢かもしれませんね。
まとめ
仮想通貨の億万長者についてまとめました。
ここまでのお金持ちはともかく、「億り人」にはなってみたいものですね。
仮想通貨のお金持ちが現実のお金持ちを超える日が来るのかもしれません。
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