還付申告の申請方法や必要書類は?期限は確定申告期間と一緒?

 

家のローンを組んだ人や、不幸にも病気などで多額の医療費を払ったという方、いらっしゃると思います。

 

そんな方でも安心できるのが還付申告です。

 

今回は還付申告の方法や期限、メリットなどを詳しく解説します!

 

そもそも還付申告ってどんな制度?還付申告を行うメリットって?

 

そもそも還付申告って?

国税庁のホームページによると

確定申告書を提出する義務のない人でも、給与等から源泉徴収された所得税額や予定納税をした所得税額が年間の所得金額について計算した所得税額よりも多いときは、確定申告をすることによって、納め過ぎの所得税の還付を受けることができます。この申告を還付申告といいます。

とのことです。

 

源泉徴収や予定納税とはあらかじめ所得をある程度予想して、先に所得税を徴収するというものです。

 

つまり還付申告とは、あらかじめ払った所得税額が実際の額より多い時にその差額を返してもらうように申告するということのようですね!

 

還付申告を行うメリットは?

還付申告を行うと予定納税や源泉徴収で払いすぎていた所得税が返ってきます。

 

その対象のなかには医療費控除や住宅ローン控除など皆さんの生活に関わるものがたくさんあるので、対象となる方は還付申告を行うことをお勧めします!

 

還付申告の対象となる人はどんな人?

それではどのような人が還付申告の対象となるのでしょうか?

 

  • 年の途中で退職し、年末調整を受けずに源泉徴収を収めすぎている人。

 

年の途中で退職をすると、再就職をしない限り年末調整が受けられません。

 

そうなると源泉徴収額と実際の所得税の額が合わないまま(そして多くの場合は払いすぎ)となってしまうので、還付申告を行いましょう!

 

  • 初めて住宅ローン控除を利用する人

初めて住宅ローン控除を利用する場合、年末調整では適用を受けることができないため、還付申請を行う必要があります。

 

一度還付申請を行うと、2年目以降は年末調整で勝手に処理されるので、最初のうちに済ませてしまいましょう!

 

  • 多額の医療費がかかった時

自分や家族などが病気になってしまい、一定額以上の医療費が支出されたときは還付申告の対象となります。

 

とても大変な状況でしょうが、還付金でさらに良い治療を受ける・受けさせることができるかもしれないので、しっかりと還付申告を行いましょう。

 

  • 災害や盗難などで被害を受けた時

何かと災害が多い日本ですが、こういう制度があると少し安心できますね。

 

災害や盗難・横領により試算が損害を受けてしまった方は還付申告の対象となります。

 

一つ注意すべきなのは東日本大震災関連の損害は震災特例法により、普通とは税金の扱いが異なる場合があります、ご注意ください。

 

詳細は国税庁のホームページを参照にしてください。

 

他にも還付申告の対象となる場合があります、そちらも詳細は国税庁のホームページをご覧ください。

 

還付申告の方法や必要な書類は?期間は確定申告期間とは違うの?

 

では還付申告はどのように、いつまでにすればよいのでしょうか?

 

還付申告の方法は確定申告とほぼ同じ!

勘違いされがちなのですが、還付申告の専用の書類はありません。

 

紙の書類で還付申告をする場合は確定申告にも用いられる申告書Aを使います。

 

これは国税庁のホームページでダウンロードできるほか、税務署の窓口でも受け取ることができます。

 

またe-Tax(国税電子申告・納税システム)を用いてインターネット上だけで完結させることも可能です!

 

還付申告に必要なものは?

還付申告には以下の3つが必要です。

 

  • 確定申告書

上記の申告書Aを用意するか、e-Tax上で作った確定申告書が必要です。

 

  • 源泉徴収票

源泉徴収票は基本的に会社からもらえる紙ですが、決して多きいサイズではありませんので、大切に保管しましょう!

 

e-Taxで還付申告をする場合、源泉徴収票の内容を入力しましょう。

 

  • 添付書類

主に領収書を指します。

 

例えば家の売買契約書であったり、病院の領収書や明細書などです。

 

こちらもe-Tax上で送ることが可能ですが、別途スキャナが必要になるため、e-Tax上での還付申告を考えていらっしゃる方は、早めにスキャナを用意しておきましょう。

 

これらを紛失すると還付申告ができなくなってしまうので、必要な書類はまとめて管理しておくことをお勧めします!

 

還付申告の期間は確定申告期間とは関係ない!?

確定申告との共通点が多い還付申告ですが、申告ができる期間は確定申告期間とはまったく関係ありません。

 

確定申告の期限は基本的に翌年の3月15日ですが、還付申告期間は翌年から5年間となります。

 

逆に言えば5年前までで所得税を多く払ってしまっていた場合、申告して還付金を受け取ることが可能です。

 

おわりに

 

今回は還付申告についてまとめました。

 

何かと確定申告と同一視されがちな還付申告ですが、ちゃんと違いがあることもわかりましたね。

 

特に申告期間は5年と確定申告期間と大きく異なるので、注意しましょう!

 

還付申告を考えていらっしゃる方や、どのようなものか知りたい方々の参考になれば、と思います!