1月26日にメルボルンで行われたテニスの全豪オープン女子シングルス決勝で、大坂なおみさんがペトラ・クビトバを破り、日本人として初優勝を果たしたことで大きく日本中が湧き上がりましたね。
そんなテニスの四大大会(全豪オープン、全米オープン、全英オープン、全仏オープンの4大会、通称グランドスラム)の優勝賞金は一体いくらなのでしょうか!?
また、昨年のテニス選手の賞金ランキング男女別TOP10を発表します!世界各国で活躍するトップ選手たちは一体どの位稼いでいるか、気になりますね。大坂なおみ選手や錦織圭選手など日本人プレーヤーは一体何位なのでしょうか。
テニス4大大会(グランドスラム)の優勝賞金はいくら?
全豪オープン
- 開催時期 1月後半
- 開催地 オーストラリア(メルボルン)
全豪オープンの優勝賞金は、「約3.5億円」です。ちなみに準優勝が、約1.7億円、ベスト4で7,700万円の賞金が得られます。
また、本戦は1回戦から賞金が発生します。(1回戦=500万円、2回戦=800万円)
1回の試合で500万円もの賞金をもらっているのは、意外だったのではないでしょうか。厳しい予選を勝ち抜いた上位テニスプレーヤーだけが得られる特権といえますね。
全仏オープン
- 開催時期 5月末〜6月上旬
- 開催地 フランス(パリ)
全仏オープンの優勝賞金は、約3億円です。準優勝が1.5億円、ベスト4が7,200万円となります。
全豪と比べると賞金は若干劣りますが、それでもなお3億円の優勝賞金があるのは大きいですね。
ウィンブルドン選手権(全英オープン)
- 開催時期 6月末〜7月上旬
- 開催地 イギリス(ロンドン)
全英オープンの優勝賞金は、約3.28億円。準優勝が1.6億円、ベスト4が8,200万円です。
1回戦出場者の賞金は、570万円と他のグランドスラムの大会と比べると若干相場が高いといえます。
全米オープン
- 開催時期 8月末〜9月上旬
- 開催地 アメリカ(ニューヨーク)
全米オープンの優勝賞金は、グランドスラムで最も高い「約4.2億円」。準優勝は、2億円、ベスト4でも1億円の賞金が得られます。
1回線出場者も600万円の賞金を獲得でき、四大大会で最も高額賞金を設定している大会になります。
大坂なおみ選手は、この全米オープンと全豪オープンのグランドスラム2連覇を果たし、優勝賞金だけで7億円以上の金額を受け取っているから驚きですね。
男子テニス選手の賞金ランキング!
第10位 ミロシュ・ラオニッチ選手 約38万ドル(約4200万円)
- 国籍:カナダ
- 出身地:モンテネグロ・ポドグリカ
- 生年月日:1990年12月27日(28歳)
- 身長 / 体重:196cm / 90kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
超高速ビッグサービスが持ち味のミロシュ・ラオニッチ選手は通算8つのツアータイトルを持っているのですが、度重なるケガもあって、16年以降大会での優勝はない選手です。
また、観客と一緒にYMCAを踊るひょうきんな面もありながら、会見では質問に対して丁寧に長く答えることでも有名な選手です。
第9位 ダニール・メドベージェフ選手 約47万ドル(約5200万円)
- 国籍:ロシア
- 出身地:ロシア・モスクワ
- 生年月日1996年2月11日(23歳)
- 身長 / 体重:198cm / 80kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
遠いボールに対しても2m近い身長から繰り出される長い手足を伸ばして拾う、守備力の高さが持ち味の選手。
大食いなことでも有名で「試合後もご飯4合+焼き鳥を大量に食べて、数時間後ホテル戻って普通に食べていた」との証言もあるそう。
第8位 ピエール ユーグ・エルベール選手 約52万ドル(約5760万円)
- 国籍:フランス
- 出身地:フランス・シルティカイム
- 生年月日:1991年3月18日(27歳)
- 身長 / 体重:188cm / 74kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
2016年は初めてグランドスラム大会すべてに出場を果たしている選手ですが、世界ランキングはシングルスで38位、ダブルスで4位とシングルスよりもダブルスで結果を残している選手です。
第7位 錦織圭選手 約54万ドル(約5980万円)
- 国籍:日本
- 出身地:島根県松江市
- 生年月日:1989年12月29日(29歳)
- 身長 / 体重:178cm / 70kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
言わずと知れた日本のエース。昨年は手首の怪我により一時的に順位を落としてしまいましたが、復帰後は一桁に返り咲きました。
20代最後の今季に目覚ましい成績を残して欲しいですね!
第6位 ガエル・モンフィス選手 約56.5万ドル(約6260万円)
- 国籍:フランス
- 出身地:フランス・パリ
- 生年月日:1986年9月1日(32歳)
- 身長 / 体重:193cm / 80kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
身体能力に優れており、激しいプレーで観客を魅了するものの、その代償でとても怪我が多い選手。
ブレークダンスの名人でもあるらしいです。
第5位 ロベルト・バウティスタ アグート選手 約57万ドル(約6310万円)
- 国籍:スペイン
- 出身地:スペイン・カステリョン・デ・ラ・プラナ
- 生年月日:1988年4月14日(30歳)
- 身長 / 体重:183cm / 76kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
強打を主体とするストロークでポイントを取り、鋭角に鋭く打ち込むフォアは誰にも止められないほどの速度を誇ります。
父親がサッカー選手であり、その影響で国内の有名クラブチームに14歳まで所属していたサッカー少年でもあったそうです。
第4位 ルカ・プイユ選手 約68万ドル(約7531万円)
- 国籍:フランス
- 出身地:フランス・グランド シント
- 生年月日:1994年2月23日(24歳)
- 身長 / 体重:185cm / 81kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
2016年のATP最優秀新人賞を受賞している天才的なセンスの持ち主でオールラウンドな強さを持ち味にする選手です。
ちなみにフランスの国立スポーツ体育研究所で学位を取得したインテリな一面もあります。
第3位 ステファノス・チチパス選手 約71万ドル(約7860万円)
- 国籍:ギリシャ
- 生年月日:1998年8月12日(20歳)
- 身長 / 体重:193cm / 83kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 片手
バルセロナとロジャースカップで準優勝し、2017年末の91位から15位にジャンプアップし、2018年に「最も上達した選手賞」を受賞した選手で、
父親が元テニスコーチで、母親は元ソビエトのトッププレーヤー、兄弟はみんなテニス選手というテニス一家です。
第2位 ラファエル・ナダル選手 約148万ドル(約1億6400万円)
- 国籍:スペイン
- 出身地:スペイン・マヨルカ島ちkちk
- 生年月日:1986年6月3日(32歳)
- 身長 / 体重:185cm / 85kg
- 利き腕 / バックハンド:左 / 両手
クレーコートを得意とする”クレーの王者”で、クレーコートでの最多連勝記録を50に伸ばし、同一サーフェスの最多連勝記録を樹立した選手であり、
2019年のブリスベンは棄権したものの、全豪は出場予定。再び首位に返り咲けるのでしょうか。
第1位 ノバク・ジョコビッチ選手 約303万ドル(約3億3560万円)
- 国籍:セルビア
- 出身地:セルビア・ベオグラード
- 生年月日:1987年5月22日(31歳)
- 身長 / 体重:188cm / 80kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
男子テニス選手1位は数々の記録を持つノバク・ジョコビッチ選手でなんとその賞金総額は約3億3560万円でした!
そんなノバク・ジョコビッチ選手の今季の目標は初の年間グランドスラム完全制覇をすること。
期待が高まりますね。
女子テニス選手の賞金ランキング!
続いては女子テニス選手の賞金ランキングTOP10を発表します!
第10位 アーニャ・サバレンカ選手 約34.5万ドル(約3820万円)
- 国籍:ベラルーシ
- 出身地:ベラルーシ・ミンスク
- 生年月日:1998年5月5日(20歳)
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
2017年ドバイでWTAツアー初出場を果たすと、みるみる間に急成長して、ランキングを17年末の78位から11位まで上昇させてWTA新人賞に輝いた選手です。
第9位 サマンサ・ストーサー選手 約36万ドル(約3990万円)
- 国籍:オーストラリア
- 出身地:オーストラリア・ブリスベーン
- 生年月日:1984年3月30日(34歳)
- 身長 / 体重:172cm / 65kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
2005年にはダブルスで年間7勝を遂げ、世界ランク1位になっている実力派であり、シングルスを中心に戦うようになってからも常に安定したパフォーマンスを見せ、
長い間トップクラスの実力をキープしている選手であり、現在の女子ツアーの中でももっとも完成された選手の一人と言われています。
第8位 アナスタシア・パブリウチェンコワ選手 約38万ドル(約4210万円)
- 国籍:ロシア
- 出身地:ロシア・サマラ
- 生年月日:1991年7月3日(27歳)
- 身長 / 体重:177cm / 72kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
6歳からテニスを始め、2005年12月に14歳でプロ入りし、コンスタントに勝利を積み上げるものの最近は30位前後に落ち着いていました。
しかし昨年はツアー3大会で優勝し10位代に浮上している今伸びている選手です。
第7位 エリナ・スビトリーナ選手 約40万ドル(約4430万円)
- 国籍:ウクライナ
- 出身地:ウクライナ・オデッサ
- 生年月日:1994年9月12日(24歳)
- 身長 / 体重:174cm / 62kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
父はレスラー、母はボート選手、兄はプロテニス選手のスポーツ家庭で育ったエリナ・スビトリーナ選手は
内戦などで苦しむ母国の人々といろいろなものを「分かち合い」、スポーツを目指す子どもたちのロールモデルを目指しているようです。
第6位 ジャン・シューアイ選手 約41万ドル(約4540万円)
- 国籍:中国
- 出身地:中国・天津
- 生年月日:1989年1月21日(30歳)
- 身長 / 体重:177cm / 65kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
伊達公子とのダブルスによって日本では割と知名度の高い選手でしたが、その後もランキングを上げてきていて
世界ランク186位でスタートした2016年シーズンでは4人のトップ50を下してベスト8をマークするなどその勢いは増すばかりの注目選手です。
第5位 アシュリー・バーティ選手 約42.5万ドル(約4710万円)
- 国籍:オーストラリア
- 出身地:オーストラリア・イプスウィッチ
- 生年月日:1996年4月24日(22歳)
- 身長 / 体重:166cm / 62kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
全豪、ウィンブルドン、全米と3つのGSで準優勝するなど強烈な輝きを放ち、多彩なショットと繊細なタッチは周囲から「天才」と評されたが、
燃え尽き症候群となり2015年には19歳の若さでテニスを離れクリケット選手としてプレイするなどしていた。しかし、復帰後メキメキと成績を上げて行き、
まだ22歳なのでこれから伸びていく選手だと思います!
第4位 ダニエル・コリンズ選手 約70万ドル(約7750万円)
- 国籍:アメリカ
- 生年月日:1993年12月13日(25歳)
- 身長:178cm
- 利き腕:右
現時点ではシングルス・ダブルスともに優勝はないものの、全豪オープンで賞金ランキング第8位のアナスタシア・パブリュチェンコワ選手を破りベスト4まで進出するなどかなりの実力を持つ選手です。
第3位 カロリーナ・プリスコバ選手 約88万ドル(約9750万円)
- 国籍:チェコ
- 出身地:チェコ共和国ロウニ
- 生年月日:1992年3月21日(26歳)
- 身長 / 体重:186cm / 72kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
186cmという長身から振り下ろす強烈なサービスと、流麗なスイングのグラウンドストロークを武器とする選手で、2017年夏にはランキング1位を記録しているものの、
グランドスラムのタイトルはないのですが、今季は最初のブリスベンで優勝し、今乗りに乗っている選手です。
第2位 ペトラ・クビトバ選手 約170万ドル(約1億8300万円)
- 国籍:チェコ
- 出身地:チェコ・ビロベッチ
- 生年月日:1990年3月8日(28歳)
- 身長 / 体重:183cm / 70kg
- 利き腕 / バックハンド:左 / 両手
2016年の12月に自宅で不法侵入した強盗に襲撃され、利き手の左手に重傷を負い、一時期世界ランキングを20位以下に下げながらも
復帰を遂げ昨季はプレミア大会で4勝し、2019年1月時点でランキングを6位まで戻すというとても芯の強い選手です。
第1位 大坂なおみ選手 約310万ドル(約3億4340万円)
- 国籍:日本
- 出身地:大阪府大阪市
- 生年月日:1997年10月16日(21歳)
- 身長 / 体重:180cm / 69kg
- 利き腕 / バックハンド:右 / 両手
なんと現時点の女子テニス選手賞金ランキング1位は日本の大坂なおみ選手です!さらに獲得金額は男女合わせても最高額!
2018年の日本人アスリートの中で最も偉大な功績を残した一人で、全米オープンと全豪オープンのグランドスラム2連覇を達成し、ついに世界ランキング1位となり日本のテニス熱を大きく高め、
また今後最も期待できる選手だと言えるでしょう!
いかがだったでしょうか?今回の記事では世界で活躍するプロテニスプレイヤーの賞金額ランキングについて見ました!
賞金の金額に驚いた方も多くいたでしょう。さらに男女合わせての1位はなんと大坂なおみ選手でした!
これからも日本人選手の活躍に期待したいですね!
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