ベテラン税理士が伝える「信頼できる税理士の見つけ方」とは

税理士法人金森事務所 金森 岳司氏

税理士法人金森事務所 税理士/代表社員 金森 岳司(かなもり たけし)氏

1960年東京都生まれ。

日本大学商学部卒業後、3ヶ所の会計事務所での勤務を経験しつつ税理士試験の勉強を行い、30歳の時に税理士登録、32歳で独立開業を果たす。

離婚に伴う税務・年金・法律相談で税理士新聞(NP通信社)への掲載実績あり。

自身が独立時に苦労した経験をもとに、経営方針書作成の重要性をセミナーで発信中。また、その他にも生命保険と税務や、設立サポートなどのセミナーを行うなど、精力的に活動中。

税務面だけではなく、経営者の孤独を支えるのが税理士の仕事

税理士法人金森事務所 税理士/代表社員 金森 岳司氏

はじめに、御事務所の強みや特徴を教えてください。

毎月発行する月次試算表を、年に一回発行する決算書のように詳細まで作り上げる「月次決算書」として発行しているので、経営に関するアドバイスをより正確に行えるところが強みです。

 

減価償却費や消費税など年単位で発生する経費を月々に落とし込んだ上で計算したり、毎月の在庫状況を確認したりすることで、より精度の高い経営状況が分かるようになるので、効果的なサポートが実現できます。

 

あとは、資金繰りのサポートも得意としています。

 

利益状況を確認した上でお金の使い方や節税に関するアドバイスをしたり、資金繰りが難しくなった時の対応方法を早い段階でお伝えしたりと、月次決算書の状況に応じてご案内しています。

 

多くの人にとって、お金に関する悩みは精神的に大きな負担となります。精神に負担がかかり続けると、身体を壊してしまうこともあります。

 

税理士として、経営や資金繰りのアドバイスをしながら財務をサポートし、お客様の「お財布・こころ・体の元氣」の実現をモットーにしています。

具体的には、どのようなクライアントの税務支援を得意としていますか?

従業員数30名以下の、中小企業のお客様の支援を得意にしています。

 

規模が小さい分、税務に限らずお客様のプライベート面でのお悩みから、社会保険・登記に関することまで、税理士の業務可能範囲外のご相談も多いのが特徴です。

 

それらのお悩みに対する最初の窓口としてサポートをしつつ、状況に応じて社労士や司法書士、弁護士など、お悩みに適したプロへのバトンタッチも行っています。

 

それと、独立した当初はクリエイティブ業界の企業様の支援を多く手がけていたので、広告代理店やフォトグラファー、イラストレーターといった業界のお客様とのお取引が多いですね。

 

クリエイティブ業界の税務に関する主な悩みとして、経費としての申告が難しいことが挙げられます。

 

税法では、基本的に売り上げに直結するものだけが経費としてあげられるという決まりがあります。

 

しかし、例えば漫画家やイラストレーターといった方々は、描くテーマの情報をありとあらゆる角度から調べ、それを仕事としてアウトプットしていくことが多いとのこと。

 

そのため、書面上だけでは売り上げに直結しないと税務署に判断されてしまい、経費として認められないこともしばしばあります。

 

経費が売り上げに直結している理由を税務署にきちんと説明できるよう、ご依頼を受けたクリエイティブ業界の方とは、月次決算書を使って密にコミュニケーションを取るようにしています。

これまでに印象的だったお客様とのエピソードがあれば教えてください。

家族で歯科を経営されていたお客様から相談を受けた時のお話が分かりやすいと思います。

 

ちょうどその時は、うちに新卒で入ったスタッフがお客様から初めてご相談を受けるタイミングでした。そこは歯科医の方のお母様が経理や経営を担当していたので、当日はお母様とお話をすることに。

 

当初は税務や経営に関するご相談かと思っていたところ、お話を聞いていると、その方は院内の人間関係が悪化していることに対して大きな悩みを持っていることが分かりました。

 

さらに、そんな悩みを家族も含めて誰にも打ち明けられずにいたため、話をしているうちにお母様が泣き出してしまったそう。

 

何とかしたい氣持ちがありながらも、税務ではなく人間関係に関するご相談だったため、スタッフも社内で対応すべきか迷っていました。

 

しかし、会社のお金に関するプロである税理士を信頼してくれて、誰にも言えないような悩みを相談してくださったからには、全力でお応えしようということで社内では決断。

 

その後も何度かお話を聞きながら、心のケアやお悩みに対する解決策を不器用ながらも提案していった結果、お母様の顔に笑顔が戻ってくるようになりました。

 

経営者は総じて孤独であることが多いですが、そんな経営者に寄り添い、税務に関係ないことでも話を聞いて、心の部分までサポートしていくのが税理士の醍醐味だと思っています。

 

若いスタッフに、最初のお客様でそれを体験してもらえた印象的な事例でした。

税理士に相談するべき経営者とは?上手な税理士の選び方は?

税理士法人金森事務所 代表税理士 金森 岳司(かなもり たけし)氏

最近はクラウド会計も流行っていますが、どういった人が税理士に相談するべきでしょうか?

おっしゃる通り、クラウド会計システムが主流になり、自身で経理業務を手がける人も増えてきているものの、中には、会計や税務業務はできればやりたくないという方もいると思います。

 

経理に費やす時間が勿体無いと考える方や、そもそも税務・会計に苦手意識をお持ちの方は、お金を払って税理士にお願いするのも一つの手段です。

 

また、ご自身の経営をより良くしたい、経営に対して多少なりとも不安をお持ちの方も、毎月とは言わず数ヶ月に1回ペースでも、経営に関するアドバイスを税理士からもらってみるのがおすすめです。

自分にあった税理士を見つけるためにはどうすればいいでしょうか?

自分と価値観が合うかどうかを見ることが何より重要だと思います。世の中にはたくさんの税理士がいますが、仕事のスタイルや性格は人それぞれです。

 

どの事業領域が得意で、納期や時間に対しての感覚やコミュニケーションの取り方がご自身と合っているのかまで、多くの税理士の人とお会いして話をしていく中で判断するのが大事です。その中で、税理士選びを失敗しないためにも、ご自身の経営や財務のご状況は嘘偽りなくお話しするようにしましょう。

 

また、実際に仕事をお願いしてからも、税理士の働きぶりをチェックしておくことも忘れずに。やっぱり合っていなかったなと感じたり、税理士のパフォーマンスに不満を感じるようであれば、すぐに他の税理士に切り替えるという選択肢を選ぶことも時には必要です。

最後に、税理士に依頼しようか迷っている経営者の方々へ一言お願いします。

漠然としていても良いので、経営者としてどういう方法で何をしていきたいのか、最終的にどうなりたいのかという中長期計画を紙に書いてみて下さい。

 

次に、それに向かっているプロセスを毎年積み重ねていくと、理想と現実のギャップがどういう状況になっているか分かるようになります。逆に、最終的な目標やこれまでのプロセスが分からず、計画が書けない場合、理想と現実のギャップがあっても気づけないまま、最終的に上手くいかなくなるケースが多いです。

 

理想と現実のギャップに気づいた上で、どういう問題点があり、どのような対策をとることで理想に近づけるか一緒に考えていくことが、税理士の仕事です。

 

私も独立した当初は、そのような中長期計画は一切考えられていませんでした。しかし、計画を立てることの重要性が分かったおかげで、今があると思っています。

 

まずは計画の立て方からでも良いので、一度税理士に相談されてみてはいかがでしょうか。

 

 

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税理士法人金森事務所

住所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ1119

TEL:03-3780-0939

代表:金森 岳司

HP:https://genki1ban.jp/

得意な分野

  • 個人確定申告
  • 法人決算経理
  • 記帳業務
  • 会社設立・起業
  • 節税対策
  • 融資・資金調達
  • 税務調査

強みの業種

  • 建設
  • 製造・加工
  • 運輸・物流
  • 小売・卸売
  • 金融・保険
  • 士業・学術・専門技術サービス
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