井上尚弥のファイトマネーはいくら?過去の戦績が怪物すぎる

ドル紙幣

高校時代にアマ史上初の7冠を達成し、プロ転向してからも一度も負けることのない井上尚弥選手。

現在ではWBSSバンダム級チャンピオンとして最有力候補の一人として名前を挙げられており、世界中が注目している選手です。

井上選手は、今最も強い日本人といっても過言ではないでしょう。

そうなってくると気になるのはお金の事ですね、日本で一番強い選手は1試合でいくら稼いでいるのでしょうか?

本記事では井上選手のファイトマネーについて記載しております。気になる方はぜひ参考にしてください。

そもそもボクシングのファイトマネーの仕組みって?

プロボクサーは、基本的に給料がありません。ボクサーとしての収入は、試合をすると得られるファイトマネーだけです。試合に勝っても、負けても、契約したファイトマネーの額は変わりません。

ファイトマネーはスポンサーから支払われております。しかし日本のボクシングではファイトマネーが安く、プロのほとんどは、別の仕事やアルバイトを掛け持ちしながら活動しています。

一般的にファイトマネーだけで生活ができるのは、日本チャンピオン以上といわれており、日本チャンピオンになるとファイトマネーが1試合で100万円前後になるそうです。しかしそんな日本チャンピオンでも、年間試合数は3~5試合程なので、決して高収入というわけではありません。

井上尚弥のこれまでの戦歴が凄すぎる!高校時代〜プロ時代まで

高校・アマチュア時代に7冠達成

井上選手は元アマチュア選手の父の影響を受けて小学一年生からボクシングをはじめ、高校一年の時からその頭角を現しました。

井上選手は1年にも関わらずインターハイ・国体・選抜の三冠を達成しました。

しかも2年時には世界ユース選手権ベスト16、国体連覇して、さらに初出場の全日本アマチュア選手権では高校生ながら準優勝を達成!しかし井上選手は準優勝には納得いかず、「練習に取り組む姿勢が変わった。」とさらに自分を追い込んだそうです。

その後は、敗北を糧に、インドネシア大統領杯で初の国際大会金メダル。国内ではインターハイに加え、全日本選手権で初優勝を収めるとともに技能賞も獲得し、高校生史上初のアマチュア7冠を達成したのです!やはり高校時代から桁違いの活躍をしていますね。

プロ入りからは無敗

その後もプロになってからも勢いが止まりません。井上選手はプロに入ってから1度も負けたことがありません。

しかも井上選手の対戦相手は全員強敵。プロ4戦目では、日本ライトフライ級王座をかけて後の世界王者・田口良一と試合し判定勝ち。

その後も順調に勝ち続け、6戦目で当時の国内最短世界王座奪取記録を更新しました。

世界王座になってからも一気に2階級上げてナルバエスの持つWBOス-パーフライ級王座に挑戦!

ナルバエスは世界フライ級王座を16度防衛して返上、世界スーパーフライ級王座に就いてから11度防衛中という偉大な記録を持つ選手でした。

しかし、そんな強敵ナルバエスを完膚なきまでにたたきのめし、世界最速の2階級制覇を達成しました。

試合直後も、ナルバエスのセコンドが敗北に信じきれず、「井上はグローブの中に鉛を仕込んでいるのではないか」と疑いチェックを要求したほどの強さ。

そして昨年2018年には10年間不敗で、5年間ベルトを保持してきた王者ジェイミー・マクドネルに1RでTKO勝利!

この偉業は忘れられませんね、マクドネル選手も試合後に井上選手との試合のことを「地球上で一番強い男と試合ができた」と賛辞を述べるほどでした。どんなに強敵でも倒し続ける井上選手の活躍は日本人の誇りです。

井上尚弥のファイトマネーはいくら?WBSSで優勝したらいくら貰える?

過去のファイトマネー

プロになってから16戦負けなしの井上尚弥選手ですが、ファイトマネーはどれくらいもらっているのでしょうか?

これまでファイトマネーの支給額が公開されている試合は2試合あります。

1試合目がWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、アントニオ・ニエベスとの対戦。

この試合でのファイトマネーは約2000万円。そしてこの額から井上選手の手元に入る金額としては、総額からジム側への33バーセントのマネジメント料は引かれるので、約1400万円となります。

2試合目がWBA世界バンタム級タイトルマッチ、ジェイミー・マクドネルとの対戦。

ファイトマネーは約4000万円。マネジメント料を抜いた金額は約2700万円となります。

しかしこのファイトマネーは高額のように思えますが、井上選手の活躍ぶりを考えると正直少ないようにも感じます。

引き合いに出すならば、海外のボクシングでのスター選手ですと、史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成したフロイド・メイウェザー・ジュニア選手です。

2017年8月27日に行われたvsコナー・マクレガーの一戦でのファイトマネーはなんと約110億円です!

しかもこれにスポンサーや、有料放送であるPPVでの各ボーナス金や分配金を合わせると約330億円になります。

PPVは、見たい番組を番組単位で購入でき、視聴した分だけ後日料金を支払う視聴方法。海外では人気の選手の試合の放映権をPPVに販売しています。

井上選手の戦績も世界トップクラスなので、今後全米でさらに注目され、メイウェザーのようにメディアで大きく放送されていった場合、ファイトマネーは今とはくらべものにならない程引きあがるしょう。

WBSSの優勝賞金が1億円以上!?

WBSSとはワールド・ボクシング・スーパー・シリーズの略です。現在ボクシング界は、WBA,WBO,WBC,IBFなど様々な団体がありそれぞれにチャンピオンがいる為、同じ階級でも何人もチャンピオンがいる状態になっています。

その為、団体の垣根を超えて誰が強いかを決めるためにできた大会がWBSSです。

WBSSは今回は第2回目で、前回の優勝賞金は全ての階級を合わせ総額で約56億円でした。

井上尚弥が参加する第二回大会の賞金額については、詳しくは語られていませんが、大会主催者のザワーランド氏によると「優勝者は、たくさんのドル(金)を得ることになる。0が6桁になるだろう」と賞金が1億円以上になることを宣言しています。

井上選手は優勝していくらの賞金を獲得するのでしょうか、試合結果が楽しみですね。

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