4人家族の食費は1ヶ月平均いくら?節約のコツは?

アイデア

皆さんのご家庭の食費は大体いくらくらいでしょうか?

4人家族にもなると、食費がかさんでしまいます!家庭の将来を考えると出費を少しでも抑えて貯金に回したいですよね。

そこで、今回は、気になる4人家族の食費の平均をご紹介します。また、本記事では、食費を減らす節約術6選!を合わせてご紹介します。

食費が高いな、と感じている方はぜひ参考にしてみて下さい。

4人家族の食費、平均はどれくらい?

四人家族の食費の平均はいくらになるでしょうか?

四人家族の食費の平均値は公開されていません。そこで、総務省統計局が2018年に発表した、二人以上の世帯の平均食費を元に、4人家族の平均を算出します。

下記は、総務省統計局が発表した二人以上の世帯の食費データです。

2人以上の世帯(平均2.98人の世帯人数)の食費 月平均73,977円(外食12,247円、酒類3,138円を含む)

平均額とはいえ、外食分やお酒代が含まれたデータなので、単純に家庭内での純粋な食費の合計額を知りたい方にとっては参考にしづらいですね!下記の表は、外食分とお酒分を除いた食費です。

2人以上の世帯(平均2.98人の世帯人数)の食費月平均58,592円(外食、酒類含まない)

上記の月平均58,592円は、世帯人数の平均が2.98人の家庭での食費となっています。つまり、この平均金額を世帯人数で割ると、一人当たりにかかる1ヶ月の食費が算出されます。

計算した結果、一人当たりにかかる食費は一月で「約17,000円」ということがわかります。ちなみに、お酒を飲む家庭の場合、一人当たり「約20,000円」になります。

つまり、家族が一人増える毎に食費が1,7000万円増えるので、四人家族の食費は、およそ6万8000円ほどになります。

いかがでしょうか?ご家庭の食費は、平均よりも高かったでしょうか?お子さんの進学や、老後を考えると、節約して貯金をしていく必要があります。

そのためには、支出の大部分を占める、食費を節約する事が重要ですね!ここからは、食費を抑えるためのポイントを紹介します。

適切な食費割合と予算の決め方を紹介!

家庭の食費が上記で紹介した平均金額よりも安ければ、節約上手というわけではありません。

食費の目安は、家族構成や収入によって変わってきます。だから、「かならず7万円以下に抑えなければいけない」ということはありません。

家庭にあった目標設定をすることが大切です。

そこで、このパートでは、食費の目安を算出する方法を2つ紹介します。これから節約を始める方はぜひ参考にしてみてください。

①家計簿を使って過去の食費と比較し目安を設定する

1つ目の方法は、家計簿を使って過去の食費と比較して目標を設定するという方法があります。

「食費がいくらか把握していないけど、漠然と高いな」と思っている方は、特にこの家計簿を使う方法をオススメします。

食費をかさんでしまう原因の多くは、支出を正確に把握していないです。

そのため、いくら使ったか覚えていないので、ついつい買ってしまい、予想外の出費になってしまいます。まずは一度家計簿をつけてみましょう。

気づいてないだけで、意外に沢山お金を使っていることに気づくかもしれませんよ。

②全体支出のバランスから食費を算出する

過去の食費と比較する以外にも、全体の支出の割合から食費の目安を算出する方法があります。

全体の支出から、食費を決めるときに役に立つのがエンゲル係数です。

エンゲル係数とは、毎月の支出のうちどれくらいが食費に該当しているか、を示すものです。

ご家庭の支出全体からこのエンゲル係数(食費の割合)を把握することができれば、食費を使いすぎかどうか、見極めることができますよね。

エンゲル係数は、以下の式で求めることができます。

エンゲル係数(%) = 食費÷消費支出×100

総務省の統計局が発表している『家計調査』によると、エンゲル係数の平均は約25%です。

一般的にエンゲル係数は、豊かになるほど食費以外の物にも支出が増えていくため、生活の豊かさと共に数値が下がる傾向があります。

なので、上記で紹介した4人家族の食費の平均、7万円という金額を目安にするのでなく、エンゲル係数の平均25%を目安にするのが良いでしょう。

家計全体の出費の内25%以上を食費として使っていれば「使いすぎ」ということになり、逆にそれ以下であればあるほど、食費においては「節約上手」という風に見ることができます。

収入と、食費のバランスを上手に保ち節約できるといいですね。

4人家族の食費を安く抑える6つの節約術

①食材を長持ちさせる工夫をする

食べ物を腐らせたりしてしまうと、買い出しに行く回数が増えて、自然と食費がかさんでしまいます。

買ったものは、腐らず、食べえるところは全て食べるのが重要です。ちょっとした工夫で食材を長持ちさせることができます。

例えば、余った豆腐は水をはった容器に入れフタをして密閉しておけば、3~4日は持ちます。

他にも、野菜を保存する時は、容器にキッチンペーパー等と一緒に入れておくと長持ちします。野菜から出る水分が腐敗の原因になるからです。

肉類は空気に触れると腐ってしまうので、密閉して冷凍保存します。このときに味噌や醤油などで下味をつけたり、加熱したり、しておくとさらに長持ちします。

②週末に作り置きする

節約するには、週末に1週間分のおかず(常備菜)を作るという方法もあります。

時間がまとまってあるときに常備菜を作っておくと、翌日のお弁当や毎日のおかずとして活用できるので、買い物の回数が減るだけでなく、時間短縮もでき、有意義に過ごせます。

また、常備菜を日頃から作るようになると、余った食材も常備菜で使うようになるので無駄がなくなります。

料理が好きな方にオススメの節約術です!

③特売日や値引き時間を利用する

買い物に行くときは、特売日や、値引きを時間を狙っていくのもおすすめです。

よくに使う食材は、できるだけ安く購入できれば、それだけでかなりの節約になります。

そのためにも、チラシなどはこまめにチェックすると良いでしょう。

さらにチラシだけでなく、見逃せないのはスーパーの夕方セール。賞味期限などが限られたものもありますが、当日もしくは翌日に使う分になるので大丈夫です。

安い食材をうまく使って、献立を作る事で家計の負担を減らします。

④買い物に行く回数減らす

スーパーに行くと、特売品や、割引きシールが貼られているのを見て、買う必要は無かったのに、ついつい買ってしまった経験ありませんか?

いくら安くても、予定外の物を買うのは食費が高くなってしまう原因です。

衝動買いを減らすためにも、買い物は週に1、2回と決めましょう。

⑤献立をメモをしてから買い物に行く

買い物に行く前に、数日分の献立のメモをとるのも良いでしょう。

なんとなくで買い物に行くより、3~5日分のメニューをあらかじめメモしてから買い物に行った方が余計な物を買わずに済みます。時間短縮にもなるので一石二鳥です。

⑥一回の買い物の金額を決める

あらかじめ1週間分の食費の予算を決めておくと衝動買いを抑えられます。

例えば、月々の食費を5万円に抑えたいとしたら、1週の食費は、1.2万円ですね。

こうすると、食材を買いに行くときに予算を見ながら買い物ができるので、予算の中でお金をやりくりするようになります。

という事で、今回は食費の平均と食費を抑えるための節約方法をご紹介しました。

本記事の内容を参考に日々の食費を上手に節約してみてくださいね!

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