最近、「前よりもスマホの充電の減りが早い、動作が遅くなった」など感じていませんか?
もしかしたら、スマホの寿命が近づいているかもしれません。そうした場合早急に対策を取る必要があります。
本記事では、スマホの買い替えの目安や、寿命が近づいてきた兆候や、長持ちさせるコツを合わせてご紹介します。
スマホの調子が良くないな、と感じている方はぜひ参考にしてみてください。
スマホの寿命は?買い替えどきはいつ?何年使える?
スマホは二年契約が基本です。二年経つと契約が切れて、再契約しなければいけません。
しかし、契約の度に機種変更すると、どうしても費用がかかってしまいます。できる限り、同じスマホを使い続けて費用を抑えたいですよね。
そのためにも、スマホの寿命を把握しておきましょう。iPhoneとAndroidで、平均寿命が異なります。
iPhoneの寿命は公式で3年間と公表されており、Androidは各社において経年劣化に関する具体的な情報が出ていないため、ユーザーの使用感から大よそ2年から5年といわれています。
機種 | 寿命 |
iPhone | 3年(公式) |
Android | 2年~5年(非公式) |
もちろん、iPhoneの寿命が3年といわれても、使い方によっては2年で寿命を迎えるケースもあるので注意してください!
また、スマホ本体は比較的長持ちしますが、バッテリーは基本的には2年程度で、早ければ1年で寿命を迎えてしまうこともあります。
不具合が起きればスマホ本体の寿命を疑ってしまいがちですが、バッテリーの寿命であるケースもありえます。
そういった場合は、バッテリーだけ買い替えて、本体は同じものを使用し続けるという使い方もできるので参考にしてください。
次のパートからは、スマホの寿命が近づいてきたとわかる症状について紹介します。
スマホの寿命が近づいたとわかる症状は?
①電源がすぐに切れる
寿命が近づいたとわかる症状として、「満タンまで充電したはずなのに、すぐに充電が切れてしまう」というものがあります。
画面上では充電状態が100%と表示されていても、1時間もしないうちに電池がなくなってしまったり、充電時に異常に熱くなる状態は、典型的なバッテリー寿命の症状です。
長年使用しているスマホには劣化が付き物です。充電の減り方が早くなってきたら、「そろそろ買い替えのタイミングかな」と考えましょう。
契約プランによっては、バッテリー交換サービスなどがあり、無料で新しいバッテリーと交換できます。保障サービスを一度確認してみると良いですよ。
②動作、アプリの起動が遅くなる
スマホの寿命が近づいてくると、アプリや操作の反応が遅くなります。
もちろん、単純に様々なアプリをインストールしたり、バックグラウンドでたくさんの処理が稼働しているのが原因でスマホの動作が遅くなることがあります。
この場合は、バックグラウンドで起動しているタスクを終了したり、不要なアプリをアンインストールすることで操作は早くなります。
しかし、寿命の近づいたスマホの場合、これらの操作をしても快適な状態には戻ることは期待できません。そのような場合は、新しいものに変えましょう。
③頻繁に再起動を繰り返す
スマホの寿命が近づくと、電源が突然落ちて再起動を繰り返すという症状が起きるケースがあります。
原因は、バッテリー(電源パック)の寿命や、容量不足の可能性があります。一部のスマホでは、容量が全体の 10% 以下になると電源が落ちる現象が出ることがあるそうです。
不要やアプリや写真・動画等を削除して容量不足を解消してみると良いでしょう。特に使っていないアプリなどは削除すると良いでしょう。
④写真や音楽どのデータが消える、見えなくなる
スマホの寿命が近づくと、写真などの一部のデータが見えなくなるケースがあります。
これは、スマホ本体の寿命の可能性が高いです。スマホのROMに使われているフラッシュメモリは、長期間使用していると少しずつ劣化します。
そして、劣化が進んで記録できなくなった場所にあったデータは、一部が破損して見えなくなったり消えてしまうのです。
⑤OSのアップデートが終了する
アプリをダウンロードしようとしたのに、「お使いの端末には対応していません」という理由でダウンロードできないことがあります。または、スマホによってはアプリの一部の機能を使うことができない場合もあります。
新しいアプリは、今主流のバージョンや最新のバージョンの端末で使用することを想定して開発されていて、古いバージョンには対応していないということがよくあります。
そのため、アプリをダウンロードしようとしたのに対応していない場合は、会社側から見ても、そのスマホの寿命はそろそろだと予想されていることがわかります。
スマホを長持ちさせる方法は?コツを紹介!
先ほどは、スマホの寿命が近づいてきた時の兆候を紹介しました。
もし、これらの兆候が現れ始めたら個人での修復は難しいです。専門店に足を運び、修理や買い替えの対処をする必要があります。
なので、このパートでは、それらの症状を起こさないために寿命を伸ばすためのコツをご紹介します。
お使いのスマホを1日でも長く使うためにも、ぜひ抑えておきましょう。
①充電満タンの状態での充電は避ける!
充電が満タンになったら充電器は、必ず外しましょう。リチウムイオン電池は、満充電状態で充電すると劣化してしまうという特性があります。
スマホやノートパソコンなど購入したばかりのものは、電池残量が少ないですよね。これは、満充電状態での長期間保存による劣化を防ぐためです。
バッテリーの劣化を少しでも抑えたい場合は満充電しない、満充電状態になったらすぐに充電器を取り外すといったことに気を配ると良いでしょう。
就寝前にスマホの充電を行っている方が多いですが、この方法だと満充電の状態が長く続きバッテリーに負担をかけてしまうので注意しましょう!
②充電残量0%のまま放置するのはNG!
充電が満タンになった状態で充電するのがバッテリー劣化の原因になる一方で、「残量0%の状態で放置する(過放電)」も、寿命を縮める原因になります。
バッテリー残量が0%の状態で長期間放置すると、内部の素材が劣化する可能性があるからです。
そうすると、久しぶりに使おうと思ったのに充電ができないといった具合に故障してしまいます。
使わないことが、反対に劣化を促進してしまう恐れがあるのですね。
なので対策は、バッテリーが0%の状態で放置しないことです。0%になる前に、定期的に充電してあげましょう!
高温にさらすのは危険!
スマホを日の光にさらし続けるなど、高温の状態で放置しておくとバッテリーに負荷がかかってしまいます。
これは、屋外だけでなく室内でも注意が必要です。
例えば、バックの中で、モバイルバッテリーを使いスマホで充電するケースです。
充電中はバッテリーが熱を帯びます。そのため、物の間など、放熱しにくい場所に入れてしまうと、スマホが熱くなってバッテリーが劣化してしまいます。
また、スマホは高温に弱いですが、反対に低温にも弱いです!
あまりに温度が低すぎると、起動するのに余分に電力を使ってしまいバッテリーに負荷がかかります。
暑すぎず寒すぎない適温での使用や保管を心がけましょう!
寿命が近い時の対処法!万が一に備えよう!
寿命が近い時は早急に専門店に持って行くことが大切です。
しかし、寿命の兆候もなくある日突然動かなくなったりすることもあります。
なので、そういった時に備えて、いつ故障しても困らないように対策を取っておきましょう。
バックアップを取る
バックアップを取ることは非常に重要です。
スマホの寿命が違いと感じれば、クラウド上やパソコン上でバックアップを取りましょう!
バックアップを取らないと、故障したときにデータを取り出すことができず、それまでの連絡先や写真などが無くなってしまいます。
単なる故障で動作しないだけなら、修理すればデータが取り出せる可能性もありますが、寿命の場合はそうはいきません。
大切な思い出や連絡先など貴重なデータを無くさないためにも、定期的にバックアップを取っておくと良いでしょう。
その際には、アプリストアなどのサイトのパスワードも一緒に控えておくことをオススメします。
せっかくバックアップを取っていても、パスワードを忘れてしまうとアプリやサービスを利用できなくなります。そういったことがないように、パスワードもメモしておきましょう。
補償サービスの確認
スマホを契約する時に何らかの保証サービスに加入していることもありますので、スマホの寿命が近づいたど感じたら、それらを確認しておきましょう。
ご契約のプランによっては、無料で新しいものと交換してくれる場合もあります。
契約時に、加入した保障サービスなんて忘れているケースがほとんどです。
せっかくプランに加入しているのに保証を受けないのはもったいないです!必ず内容を確認し、保証が適用されるか把握しときましょう!
買い換えるなら格安スマホがオススメ!メリット・デメリットは?
寿命が近づいたら、機種変更やバッテリーの交換などの対処をする必要があります。
もし、機種変更を考えているなら、格安スマホに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
格安スマホは大手キャリアに比べて、はるかに安く利用することができます。契約プランによっては月々の料金を半額以下に抑られるかもしれません。
格安スマホと聞くと、怪しいイメージがあるかもしれませんがそんなこともありません。
下記の記事で、格安スマホのメリット・デメリットを解説しています。今よりも携帯代を安く抑えたいという方や、格安スマホに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
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