ハロウィンの経済効果はいくら?クリスマスやバレンタインと比較!

ハロウィン

毎年夏が終わると、人々の関心を集めるハロウィン。古代ケルト人発祥のハロウィンは、すっかり日本にも定着しました。

本来の形からは少し離れているとはいえ、日本の一大イベントと呼べるほどには成長していますよね。

では、そんな日本のハロウィンの経済効果はいくらぐらいなのでしょうか?

一般的な子供用のお菓子から、仮装用の衣装まで、ハロウィングッズはたくさんあります。

それらの合計の経済効果はいくらか、また、いままでの経済効果の推移もともに発表します。

そして、同じく日本の国民的なイベントのクリスマスとバレンタインの経済効果もともに発表します。どちらの方が高いのでしょうか。

おまけとして、本場アメリカの圧倒的なハロウィンの経済効果も紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

2018年のハロウィンの経済効果はいくら?今までの推移をグラフで紹介!

一般社団法人日本記念日協会の調べによると、2018年のハロウィンの経済効果は1240億円でした。

今までのハロウィンの経済効果の推移を紹介!

一般社団法人日本記念日協会の調査をもとに、2011年、2014年~2018年のハロウィンの経済効果を見ていきます。

西暦経済効果前回比
2011年560億円無し
2014年1,110億円196%
2015年1,220億円111%
2016年1,345億円110%
2017年1,305億円97%
2018年1,240億円95%

2016年まではハロウィンの経済効果は伸び続けていますが、それ以降は減少傾向がありますね。

これにはいくつか理由が考えられます。

ハロウィンの経済効果が減少しているのはなぜ?

ハロウィンの経済効果が減少している考えられる理由を2つ紹介します。

  • ハロウィンに対するマイナスのイメージが広まった

ハロウィンのイベントが巨大化する中で、痴漢やごみ問題など、ハロウィンに対するマイナスイメージが広がりましたよね。

さらに、2018年のハロウィンでは、暴徒が軽トラを横転させる事件が発生し、逮捕者が出る事態となりました。

ハロウィンを楽しむのはもちろんいいですが、ほかの人に迷惑をかけないようにやって欲しいですね。

  • 夏の猛暑と災害の多さ

毎年のように猛暑が続くと、夏バテになってしまいますよね。

当たり前のように残暑が続くと、ハロウィンではしゃぐ元気が無い、という人も少なくないかもしれません。

さらに、2017年7月には九州北部豪雨があり、2018年6月に大阪府北部地震が、7月には西日本豪雨が、9月には北海道胆振東部地震がありました。

これによって、自粛ムードが広がり、ハロウィンへの参加を見送ったという人もいます。

そもそも、被災者の方の中には、ハロウィンどころではないという人もいるでしょう。

自粛に関しては賛否両論あるものの、ハロウィンの経済効果減少の要因であることは間違いないでしょうね。

ハロウィンの経済効果をクリスマス・バレンタインと比較!

ハロウィンの経済効果は、代表的なイベントに比べてどれぐらい多いor少ないのでしょうか?

バレンタインの経済効果とその推移

では、まずバレンタインの経済規模を紹介しましょう。

同じく日本記念日協会によると、2019年度のバレンタインの経済効果は1260億円でした。

それ以前の推移は以下の通りです。

西暦バレンタインデーの経済効果
2012年1,380億円
2013年1,310億円
2014年天候不順(雪)のため不明
2015年1,250億円
2016年1,340億円
2017年1,385億円
2018年1,300億円
2019年1,260億円

ここ数年のバレンタインの経済効果は1200億円~1300億円といったところでしょうか。

ハロウィンの経済効果とほぼ同じで、いい勝負をしていると言えそうですね。

ただ、バレンタインとホワイトデーをまとめて考えると、バレンタインデーに軍配が上がるといったところでしょうか。

こちらもハロウィンと同じように、ここ2年で減少しています。

他人に関心がない人が増えたことや、そもそも恋愛に興味がない人が多くなったなど、いくつか原因は考えられますが、世間の注目が恵方巻に移ったことも大きな原因でしょう。

2月3日にある節分で食べる恵方巻は、毎年食べる方角が違ったり、斬新な恵方巻が登場したりと、話題には事欠きません。

ここ数年変わり映えのしないバレンタインに比べて、真新しい節分の方が、メディアも報道しやすいのでしょうね。

クリスマスの経済効果

次にクリスマスの経済効果を紹介します。

クリスマスの経済効果は、現在何と6740億円ハロウィンやバレンタインの経済効果と比べても、次元が違う高さですね。

ただ、クリスマスの経済効果はこれでも下がった方のようです。2005年の数値が出てきましたが、2005年のクリスマスの経済効果はなんと1兆1,000億円でした。

しかし、その後サブプライムローン問題が発生し、現在の数値まで落ち着いたと言います。

落ち着いたといっても、ほかの行事の経済効果に圧倒的な差をつけているわけですから、クリスマスの日本における大きさがわかりますね。

アメリカのハロウィンの経済効果は日本の10倍!?大きい理由は?

最後に、アメリカのハロウィンの経済効果を見ていきましょう。

アメリカのハロウィンの経済規模は兆越え!?

全米小売業協会と調査会社プロスパー・インサイツ&アナリティクスが実施した調査結果によると、2017年のアメリカにおけるハロウィンの経済効果は約1兆円(91億ドル)でした!

日本のハロウィンの経済効果に比べると、その数字の大きさがわかりますね!

その内訳としましては、

  • 衣装:32億ドル
  • 装飾:27億ドル
  • キャンディー:26億ドル
  • グリーティングカード:4億ドル

となっております。

なんとグリーティングカードだけで、日本のハロウィンの経済効果の半分近くに迫っています。

では、どうしてアメリカでのハロウィンの経済効果はこんなにも高いのでしょうか?

アメリカでハロウィンの経済効果が高いのはある文化のおかげ

ハロウィンが来るとアメリカでは、参加する各家庭で、かなりの量のお菓子を準備します。そのことは、キャンディーの26億ドルというところからもわかりますよね。

日本のようにファッションとして楽しむだけではなく、子供たちへお菓子を配ることも、アメリカではハロウィンにおけるメインイベントなのです。

ではなぜここまでお菓子を準備するのかというと、アメリカに寄付文化が根付いているからです。

アメリカではキリスト教の影響から、寄付文化が広く浸透しています。

その規模は日本と比べても圧倒的で、平成17年内閣府税制調査会資料によると、日本とアメリカの個人の寄付額には、100倍以上の差があるようです。

そういった文化のおかげで、アメリカでは採算度外視で、ハロウィンでは子供たちにお菓子をたくさん配るというのが、当たり前になっているんです。

ハロウィンの経済効果はクリスマスと比べるとまだまだ!盛り上げるにはルールを守ることも大事!

ハロウィンの経済効果を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

かなりの額になっているとはいえ、クリスマスに比べるとまだまだ見劣りしますね。

アメリカのレベルまで、とは言わないものの、日本の一大イベントとして盛り上がってくれると嬉しいですよね。

そのためには、もっと参加率を高めることが必要ですが、それによって不快な思いをする人が現れては意味がありません。

ごみや更衣室問題など、ルールを守ったうえで、今年のハロウィンも盛り上げていきましょう!