20代の保険料は平均いくら?独身・既婚・子持ち別の保険選びのコツ

ビジネスマン

20代の皆さん、保険料はどれぐらい払っていますか?

保険料負担がしんどいという人もいれば、自分の保険が本当に充分なのか不安な人もいるでしょう。

20代といっても独身だったり結婚していたり、子供いたりと家族構成は様々ですので、必要な保障もその分違います。

今回は、独身・夫婦・子持ち家族の平均の保険料を紹介したうえで、それぞれの保険選びのポイントや、保険料を安くするコツを紹介します!

様々なライフプランがあるからこそ保険は柔軟に対応させなければいけません。ぜひ最後までご覧ください!

20代の保険料の相場はいくら?

では、20代の平均的な保険料を、独身・夫婦・ファミリーの3つに分けてみていきましょう。

男性女性
独身12,871円11,798円
夫婦(一人当たり)12,869円
子持ち家族(一人当たり)13,978円

保険市場調べ

まずは独身の20代の保険料から見ていきましょう。

男性の方が平均して1000円ほど高い保険料を支払っていますね。

圧倒的な差というわけではないので、これといった理由はないと思いますが、強いて言うなら死亡保険料は男性の方が少し高い傾向がある、ということぐらいでしょうか。

その理由はいたって単純、平均寿命が女性の方が長いからです。男性の方が早く死亡保険金を払う可能性が高いため、男性の方が死亡保険料が高く設定されているからです。

そして、20代夫婦と子持ち家族を見てみると、ファミリーの方が高く保険料を払っています。

やはり、自分、または自分たちの身に何かあった時に、子供を守るためと、様々な保険に加入するパパママは多いようです。

20代の保険選びのポイントは?世帯構成別で解説!

では、20代が保険を選ぶ際に考えるべきポイントを紹介します。

20代独身の保険選びのポイント

20代独身の方が保険に加入する場合のポイントは、

  • 自分に何かが起きた時に収入面で困らないようにする
  • 将来に向けた貯蓄を始める

という2つが挙げられます。

まず、優先して考えるべきは自分が病気を怪我をした時の医療費の負担と収入減をまかなうための保険です。

会社員の場合は、「傷病手当」といって病気などで長期間働けなくなった時に国から基本給の3分の2がもらえる手当がでます。

給付金は1年6ヶ月にわたり支給されるので、何かあっても給与が全くもらえないという事態にはなりません。

また、高額な治療が必要になった場合でも「高額療養費制度」といって、毎月の医療費が一定金額以上を超えた場合に超過分が国から支給される制度もあります。

例えば、20代の平均的な年収である年収300万円〜500万円の方であれば、月額の自己負担限度額は最大で87,430円までとなります。それを超えた分に関しては後からお金が戻ってきます。

このような公的制度もあるので保障の大きい保険はそこまで必要はありませんが、といっても収入減少や医療費負担は少なからずあるので必要最低限の医療費保険や就業不能保険は検討する価値はあります

もし金銭的に余裕がある方は、積み立て機能を持つ保険への加入を検討しても良いでしょう。

保険の積み立て機能とは、一定期間保険料を支払うことで決められた年齢になったら保険金を受け取れる機能のことです。

支払った保険料に対して受け取る保険金の割合を返戻率といいますが、返戻率が110%の保険に加入しておけば、保険料を払うだけで将来的に10%多いお金を受け取ることができます

現在は、銀行普通預金で0.001%、定期預金で0.02%という低金利なので、それと比べると保険で積み立てた方が将来的に受け取れるお金が大きくなるということになります。

また、保険料は一般的に年齢が上がるほど高くなっていくので20代独身など若い内に加入しておけば、月々支払う保険料も安く済ませることができます。

20代既婚の保険選びのポイント

結婚をしている20代の場合、

  • 自分だけではなく、家族の生活を守る

という点が保険選びのポイントです。

必要な保障や保険プランは、夫婦共働きか片働きかによって変わってきます

専業主婦(専業主夫)家庭では、仕事をしているパートナーに何かあった時に残された家族を守ることを第一に考えましょう。

そのため、「医療保険」「生命保険」の2つはしっかりと検討しておくべき保険だといえます。

共働きの場合は、パートナーいずれかに何かあった場合でも生活していけるだけの収入があるのであれば、そこまで手厚い生命保険は必要ないこともあります。

ただし、共働きの収入をベースに生活している場合、どちらかが病気や怪我で働けなくなった場合に収入減少にくわえて、治療費などの医療出費もかさむのでそれに備えて就業不能保険などを検討しても良いでしょう。

また、こちらは独身・既婚関係なく言えることですが、家計を支えているパートナーが会社員ではなく、個人事業主・自営業の場合は傷病手当や厚生年金が出ないため、会社員と比べて必要な保障範囲は広くなります

20代子持ち家庭の保険選びのポイント

既婚者で検討するべき保険に加えて、子供が生まれると、

  • 残された配偶者と子供の今後の生活を支える

という点が追加されます。

配偶者と子供がそれぞれ生活を送れるための準備はもちろん、学費などの教育資金を貯めておくことも必要になってきます。

一家の大黒柱に何かあった時の死亡保険も、これまでと比べて将来必要な保険金の額が変わってきたり、学費準備をするために学資保険に加入したり、とお子さんが生まれた時は保険見直しをするべき1つのタイミングです。

これまで加入していた保険にそのまま入り続けるのではなく、より手厚い保障プランに変更したり、場合によっては不必要になった特約を削るなど、ライフステージや今後のライフプランに合わせて見直すことをおすすめします。

保険について困ったら、専門家に相談してみるのもおすすめ

20代は、結婚・出産・子育てなど色々とライフステージが変わる人が多い年代です。

  • 同年代が結婚して保険の話を聞くことが多くなったけど、いまいち保険が分からない。
  • 結婚を控えて保険について真剣に考え始めたけど、自分たちに必要な保障は何?
  • 子供が生まれて改めて今後のマネープランを立てたい

このような思いを抱えている人も多いのではないでしょうか。

保険の加入・見直しについての必要性を感じてはいても、中々一人で保険の勉強をするのは大変ですよね。そんな方は、お金のプロであるファイナンシャル・プランナーに相談をしてみるのもおすすめです。

ファイナンシャル・プランナーとは、保険に加えて、貯金の仕方から家計の見直し、子育て費用の貯め方といった様々なお金の知識をもったプロのこと。

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20代の保険料は環境によってさまざま!必要な保障を見定めよう!

いかがでしたでしょうか?

20代の保険料や必要な保険についてわかっていただけたでしょうか?

自分の環境やこれからのライフプランを考慮して、無駄のない保険が選べるといいですね!

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