台風被害は保険が適用される?請求期限や保険金の計算方法などを紹介!

 

台風保険

台風が多い季節になりました。毎年どこかに台風が上陸して、大きな被害をもたらすのを見ますよね。

 

台風の被害にあった人たちにとって、本当に大変なのは、そこからの復興ではないでしょうか。

 

復興を目指す人々にとっての強い味方が、保険です。

ただ、台風の被害がどんな保険で適用されるのか、どれぐらいの保険金がもらえるのか、いがちわからないことは多いですよね。

 

いまや、日本で台風が来ないと断言できる地方はありません。従って、どんな形であれ台風には対応できるようにしておくことをお勧めします。

この記事を読んで、万が一台風で被害を受けた時も、スムーズに日常に戻れるよう、確認しておきましょう!

 

POINT!

  • 台風被害がどの保険で補償されるかがわかる
  • 補償される被害の種類と対象物を紹介
  • 保険金の計算方法と請求方法を解説
  • 保険金請求の際に抑えておきたいポイントも併せて紹介!

 

台風の被害はどの保険で補償される?

台風の被害にあってしまったとき、何の保険で補償されるのでしょうか?

 

答えは、火災保険です。知ってる人からすると、当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、その名前からこのことを知らない人も実は多いんです。

 

実際に台風で被害を受けても、火災保険は火災のみに対応してる保険だと誤解していて、保険金の請求をせずに自分で払ってしまっているという方、皆様の中にもいらっしゃいませんか?

 

火災保険はそもそも、自然災害や事故によって受けた住宅の被害を補償するものです。台風も立派な自然災害ですので、適用されますよ。

保険で補償される台風被害の種類一覧!

火災保険で補償される台風被害は、大きく分けて3種類あります。

風災補償

風災補償とは、風による災害です。台風の風に限らず、竜巻や突風、木枯らしなども含まれます

 

また、補償の対象となる被害は、風そのものによるものから、風によって飛んできたものによる被害までいろいろあります。

例えば、風で飛んできた看板で家が被害を受けたりするのも、風災補償に含まれます。

 

さらに、風によって雨漏りが発生した場合でも、これに含まれ、補償を受けることができます。

 

ただ、風によってけがをしたりした場合は、火災保険の対象とはならず、傷害保険など人間を対象とした保険で補償が受けられます。

水災補償

水災被害とは、雨による被害のほかに、高潮や土砂崩れによる被害も含まれます。

 

ただ、水災補償は、火災保険によっては付帯していないことがあります。海抜の低い土地に住んでいる人や、川や山の近くに住んでいるという人は、付帯させておいてもいいのではないでしょうか。

 

また、水災補償には支払い要件があります。詳細は保険会社ごとに異なりますが、一般的な要件は以下のいずれかです。

 

  • 再調達価額の30%以上の被害を受けていること
  • 床上浸水または地盤面(家の基礎の最も低い部分)から45センチを超えて浸水していること

 

 

また、1998年の金融自由化以前に保険を契約した方は、水災補償が付帯していない、または補償が不十分なことがあります。これを機に、新しい保険に乗り換えてみるのもいいのではないでしょうか?

落雷補償

落雷補償はその名の通り、落雷による被害を保証してくれるものです。

 

落雷そのもので建物が被害を受ける以外にも、渦電流といって、室内の電化製品が被害を受けることもあります。

落雷があったら、コンセントを抜けと言われるのはこのためです。

 

台風の被害というと、雨風によるものというイメージが強いですが、台風でも雷は発生します。

 

ただ、落雷補償はほとんどの火災保険に含まれているので、それに関してあまり心配する必要はないです。不安な方は、ご契約されている保険内容を確認してみましょう。

保険で補償される主な対象物は?2種類あることに注意

住まい

火災保険は対象となるものを

  • 建物・家財
  • 建物のみ
  • 家財のみ

の3種類から選ぶことができます。

 

では、建物と家財とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

 

建物とは?

火災保険で言う「建物」とは、建物についていて動かせないものすべてを指します。

 

【建物の具体例】

  • 畳や備えつけの収納などの建具
  • 建物に直接備え付けた電気やガス、冷房・暖房等の設備
  • 建物に直接備え付けた浴槽や流し、ガス台、調理台
  • 門、塀もしくは垣または物置、車庫やカーポートなどその他の付属建物

ソニー損保ホームページより

 

ンションの場合には、専有部分のみが建物として扱われ、共用部分は含まれないことが多いです。

 

また、賃貸物件の場合、建物は大家さんのものであるので、火災保険に建物という概念はありません。

賃貸の場合は、大家さんへの損害賠償補償を付帯するのが一般的です。

家財とは?

家財とは、建物にあって動かせるものを指します。

 

【家財の具体例】

  • 家具、家電製品
  • 家庭用の食器、日用品
  • 絵画、骨董品、貴金属(※)
  • 自転車、125cc以下の原動機付自転車

ソニー損保ホームページより

 

保険料が安くなるからといって、家財への補償をかけない人がいますが、家財の買い替えは思っている以上に費用が掛かりますよ。

 

ソニー損保ホームページに記載されている例だと、世帯主が42歳で、配偶者と子ども2人と暮らしている場合、目安の保険金額は1,430万円にもなるそうです。

簡単に払える額ではありませんね。

 

また、通常の火災保険の契約では補償対象にならないものもあります。

 

補償対象にならないもの

  • 所定金額以上に高価な貴金属や美術品
  • 現金や小切手、有価証券など
  • 動物や植物データ、ソフトウエア、プログラムなど
  • 家から持ち出していた家財
  • 自動車

 

また、宝石や美術品など、それ一つで30万円を超えるようなものは、「明記物件」と呼ばれ、契約時に申告していないと、たとえそれらが被害にあっても補償されません。

 

自動車の被害は火災保険ではなく、自動車保険の領域です。加入している自動車保険を確認してみましょう。

 

 

 

台風で保険金はいくら受け取れる?免責金額はいくらにすればいい?

計算

台風に限らず、火災保険で支払われる保険金は基本的に

  • 損害額ー免責金額=損害保険金(保険金額が上限)

です。

 

 

免責金額とは?なぜ存在する?

免責金額とは、保険金の受取の際に引かれる自己負担額のことです。

 

仮に免責額が20万円だとすると、補償される全額から20万円を引いた額が、受け取れる保険金額となります。

逆に、補償全額が20万円以下だと、この場合は保険金を受け取れないということになります。

 

なぜわざわざ保険金を減らすような制度が存在しているのかというと、免責金額を高く設定しておくと、保険料が安くなるからです。

 

普段の保険料負担と、有事の際の自己負担額のバランスを自分で定めるために、免責金額制度が存在しているというわけなんですね!

免責金額はいくらぐらいにすればいい?

会社にもよりますが、免責金額は災害ごとに設定することが可能です。

 

例えば海抜の低いところに住んでいるのなら、水災補償の免責金額は小さくしましょう。

逆に、周りが開けていて雷の心配があるのなら、落雷補償の免責金額を小さくするなど、臨機応変に設定しましょう。

 

どのような場合にも言えることですが、普段の保険料を低く設定しようとして、無理のある免責金額のしたところで、被害からの生活再建の妨げになるので本末転倒です。

 

問題なく払える上限に、免責金額は設定しておきましょう。

保険金請求の手順を3ステップで紹介!

では、台風被害による保険金の請求方法を紹介していきます。

①保険会社に台風被害があったことを報告する

まずは、加入している保険会社に台風被害があったことを伝えましょう。

 

この際、契約者名と保険証券番号を聞かれるので、すぐに言えるように準備しておくとスムーズです。

 

台風が来てからすぐで混乱していることもあるかと思いますが、後々本格的な調査があるので、わかる範囲で台風被害を伝えればいいです。

②必要書類が送られてくるので、添付書類とともに提出

台風被害を報告すると、保険金請求書が送られてきます。必要事項を記入したうえで、以下の書類とともに提出しましょう。

 

  • 罹災証明書(消防署・消防出張所で交付)
  • 被害の程度がわかる写真等のデータ
  • 業者による修理見積書・報告書
  • 印鑑証明書(保険金請求が高額の場合)
  • 建物登記簿謄本(対象が建物の場合)

③保険会社が調査に来て、認められれば保険金が振り込まれる

必要書類を提出すると、台風被害の詳細を確認しに、保険会社の調査が来ます。

 

その調査結果と、提出した書類や画像をもとに、保険金の支払いの有無と、保険金額が決定します。

 

その後、契約者が指定する銀行口座に保険金が振り込まれると、全行程終了です。

保険金を請求する上での2つの注意点とは?場合によっては保険金が下りないことも!

チェックリスト

では、台風被害で保険金を請求する上で、注意すべき2つのポイントを紹介します。

ありのままの台風被害がわかるようの写真を撮っておく

台風が去って、早く自宅近辺を片付けようとする人は多いです。

しかし、ここで片付け始める前に、写真を撮っておくをお勧めします。

 

片付けた後でも台風被害は確認できるとは思いますが、できれば手のついていない、ありのままの被害を記録しておく方が安心です。

 

台風被害を記録する際には、写真一枚ではなく、様々な距離・角度から取っておくと、さらに被害がわかりやすくなっていいでしょう。

保険金には請求期限がある!台風被害に限らず早めの請求を

台風による被害が甚大であったのなら、すぐに保険金を請求しますよね。

しかし、被害がそこまで大きくないと、面倒だからといって請求を先延ばしにする方が結構いるんです。

 

火災保険の保険金請求の期限は、支払事由が生じた日の翌日から3年間と決まっています。

支払事由とは、保険金請求の原因ですので、ここでは台風を指します。

 

せっかく火災保険に加入しているのなら、もらえる保険金はもらっておきたいですよね。

 

また、請求期限以内でも、時間がたつと、被害が台風被害によるものなのか経年劣化によるものなのか判断しづらくなります。

ですので、できるだけ早めに保険金は請求することをお勧めします。

台風被害は火災保険が適用される!被害の記録と迅速な請求が大事!

綺麗な街並み

いかがでしょうか。

 

台風被害は火災保険が適用されることがわかりました。

 

ただ、台風の被害の種類によって、適用される保証が異なるので、自宅の立地なども考慮して、自分に合った火災保険を契約しましょう。

 

また、火災保険が自分に合っていないと感じたら、保険の見直しが便利です。今では、無料で保険について相談できるところがたくさんあります。

以下のページでおすすめの保険見直し相談を紹介しています。是非ご利用ください!