リップルのロックアップの背景にある壮大なビジョンとは?


 

リップルと言えば単に仮想通貨としての話題と同じかそれ以上にそのシステムに注目が集まっています。

そんなリップルですが2017年12月に保有しているXRPをロックアップしました。

そこで今回はそんなロックアップについてお伝えしていきたいと思います。

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リップルとは?

 

リップル(XRP)とはビットコインやイーサリアム等仮想通貨のうちのひとつです。

もともとリップルはビットコインの欠点を補うために開発された仮想通貨とも言われており、通貨としての機能以上の機能があるとされ現在仮想通貨の中でも注目を浴びている仮想通貨です。

リップルの概要(2018年1月9日時点)

時価総額:3位(約12兆60000億円

通貨単位:XRP

価格:1XRP=約297円

発行上限枚数:1,000億枚

 

LiveCoinWatchより

 

リップルは実は3つの側面を持っています。

簡単にご説明したいと思います。

  1. 会社としてのリップル(Ripple Inc.)
  2. 送金手段のシステムとしてのリップル(Ripple)
  3. 通貨としてのリップル(XRP)

この中でも特にふたつ目の送金手段のシステムとしてのリップル(Ripple)に注目が集まっています。

運営会社のリップル社(Ripple Inc.)は新しいグローバル送金を掲げており、リップルの取引プロトコルを用いることによってお金を電子メールのように取引することを実現しているそうです。

銀行や送金業者、デジタルアセット取引所をRippleNetというシステム上で繋げることで、スムーズな国際送金を実現することができるというのです。

現時点でも国際送金は行われていますが、裏では高額な送金手数料や取引にかかる時間が数日に及ぶなど様々な問題が隠れているのもまた事実なのです。

そんな問題を解決しようとしているのがリップルなのです。

 

リップルに関しての詳しい説明はこちらをご覧ください。

リップルとは?銀行も採用で将来の国際送金に革命?

リップルのロックアップとは?

 

2017年5月にリップルが公式にロックアップについて発表した後12月にロックアップを完了させました。

このロックアップとは一体何なのでしょうか、そして何のためなのでしょうか。

ロックアップとは

ロックアップとは鍵をかけるという意味で一定期間に渡って自由に売買ができなくなることを指します。

 

株式市場なんかではロックアップという言葉を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか?

株式の新規公開直後に大株主などがその銘柄の株を大量に売却した場合に株価が暴落してしまうのを防ぐために会社役員や大株主、ベンチャーキャピタルなどの未公開時の投資家を対象として公開後の一定期間において、市場で持ち株を売却しないという契約を公開前に交わす制度があるのです。

リップルが行ったロックアップについて

このロックアップがリップルでも行われたのです。

リップル(XRP)の発行上限枚数は1,000億枚と上でお伝えしたかと思います。

じつはリップル社はこのうち630億XRPを保有しています。

2017年12月7日のリップル社ホームページのニュースリリースによると、この630億XRPのうち90%にあたる550億XRPをエスクローに預託(ロックアップ)させたというのです。

 

12月に550億XRPのロックアップ完了を発表し、2018年以降は550億XRPを毎月10億XRPずつロックアップを解除していくと発表しています。

 

しかし毎月10億XRPが市場に直接的に出回るというワケではなさそうです。

ロックアップが解除されたリップル(XRP)は流動性を促す機関投資家マーケットメイカーインセンティブとして分配されるとされています。

つまり直接的に市場に投じられるわけではありませんね。

またその月に10億XRP全て分配されなかった場合には、余った分が再び55ヶ月間ロックアップされます。

ロックアップが行われた目的は?

 

では一体なぜこのロックアップが必要なのでしょうか?

リップルがロックアップを行ったワケ

XRPは発行上限枚数が1,000億枚とビットコインの2,100万枚と比べても多いことがわかりますね。

そのうちの630億枚をリップル社が保有しているということは、それが大量に市場に出回ることによる価格が暴落するのではないかとXRPの保有者の間で懸念されていました。

これはリップル社にとって流動性をもたらすのに良くないと考えました。

ロックアップすることによってそうした懸念を払拭し健全で信頼のできる市場を形成するためにこのロックアップが行われたのです。

 

また、リップル社はもともと新しい国際送金のカタチ、Internet of Value (価値のインターネット化)を目指しており、銀行や送金業者が直面している国際送金の課題を解決するという壮大なビジョンを第一に掲げています。

そのためリップル社にとってXRPが投機の対象となっては実用に至ることが難しくなってしまうため、大幅な価格変動を抑え流動性をもたらすことでリップルが実際に国際送金の手段として普及することを目指しているために今回のロックアップに至ったそうです。

リップルが変える金融インフラ・カード会社との新たな取組み

まとめ

 

今回はリップルのロックアップについてお伝えしてきました。

リップルがロックアップを行ったのは、

  • リップル社の保有するXRPが大量に市場に出回り相場が暴落する懸念を払拭する
  • 国際送金というリップル社のビジョンを実現していくため

このようにまとめられるかと思います。

リップルは現在も注目を浴び続けているので今後も要チェックですね!

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