スポーツ選手で年収が一番高い人はだれ?【前編】

2017年に最も稼いだスポーツ選手と言えば誰を思い浮かべますか?

世界で活躍するアスリートの中には私たちの想像を遥かに超える報酬を得ている人がいます。

そこで今回はそんなスポーツ選手に関して世界のトップ選手がいくら稼いでいるのかランキング形式でお伝えしていきたいと思います!

世界で最も稼ぐスポーツ選手TOP5!

今回は米誌『Forbes』が2017年6月に発表した「世界で最も稼ぐスポーツ選手」をもとに世界で最も稼いでいるスポーツ選手についてご紹介していきたいと思います。

第1位 クリスティアーノ・ロナウド(サッカー)

総年収:9300万ドル(約102億円)
年俸・ボーナス:5800万ドル
スポンサー収入:3500万ドル

出身国:ポルトガル

まずは言わずと知れたサッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド選手です。

クリスティアーノ・ロナウド選手は2年連続での首位となりました。

世界で一番稼いでいるC・ロナウド選手は実は慈善活動にも熱心と言われており、2015年に「世界で最も慈善活動に熱心なスポーツ選手」に選出されました。

2015年4月25日に発生したネパール地震の際には被災者支援のために700万ユーロ(約9億4100万円)もの寄付を行っていたことをイギリス紙『デイリー・メール』が報じています。

この他にも様々な形で慈善活動に取り組まれてきました。

第2位 レブロン・ジェームズ(バスケットボール)

総年収:8620万ドル(約94億円)
年俸・ボーナス:3120万ドル
スポンサー収入:5500万ドル

出身国:アメリカ

第2位にランクインしたのはアメリカオハイオ州出身のレブロン・ジェームズ選手です。

レブロン・ジェームズ選手はNBAのスーパースターで高校卒業後18歳で地元オハイオ州のクリーブランド・キャバリアーズがドラフト1位で指名しました。

2016年には米スポーツ用品大手大気と生涯契約を結んだことでも大きな話題となりました。

ナイキ社との生涯契約によって10億ドル(約1100億円)ものスポンサー料を手にするとも言われています。

第3位 リオネル・メッシ(サッカー)

総年収:8000万ドル(約87億円)
年俸・ボーナス:5300万ドル
スポンサー収入:2700万ドル

出身国:アルゼンチン

2017年にリオネル・メッシ選手は所属するバルセロナとの新契約が発表され2021年までの契約を結んだことが報道されました。

スペイン紙の『エル・ムンド』は新しい契約の内容について、リオネル・メッシ選手が所属チームから受け取る年間の報酬はなんと7000万ユーロ(約93億4000万円)に達すると推測しています。

これはもともとの年俸額である5000万ユーロ(約66億7000万円)に契約締結ボーナスとして受け取る1億ユーロ(約133億円)を5年間に分割して上乗せされたのもと言われています。

これが本当ならば次回のランキングではトップに躍り出るのでしょうか。

楽しみですね。

第4位 ロジャー・フェデラー(テニス)

総年収:6400万ドル(約70億円)
賞金:600万ドル
スポンサー収入:5800万ドル

出身国:スイス

2018年現在、全豪オープン真っ只中のロジャー・フェデラー選手は今年で37歳になりますが、昨年は全豪オープン、ウィンブルドンとグランドスラムで2度の優勝を飾るなど衰え知らずで素晴らしい成績を残されています。

そんなロジャー・フェデラー選手の年収の内訳を見てみるとスポンサー収入が大部分を占めていることがわかるかと思います。

最もブランド価値が高いアスリートとして過去『Forbes』で選ばれたこともあるフェデラー選手は一体どのようなスポンサー契約を結んでいるのでしょうか。

記事によるとフェデラー選手はナイキウィルソンなどのメーカーをはじめ、ロレックス、クレディ・スイス、スイスのコーヒーメーカーのJURAといった様々な企業とスポンサー契約を結んでおり、いずれも10年以上の長期契約と言われています。

またスイスのチョコレートメーカーリンツ&シュプルングリー社と新たにアンバサダー契約を結ぶ予定とされており、2017年にも世界最大のイタリアのパスタ会社であるバリラグループとも契約を結んだと見られています。

こんなにスポンサー契約を結んでいるというのはいかにフェデラー選手が企業から見て魅力のある選手だということが伺えますね。

第5位 ケビン・デュラント(バスケットボール)

総年収:6060万ドル(約66億円)
年俸・ボーナス:2660万ドル
スポンサー収入:3400万ドル

出身国:アメリカ

バスケットボール選手として2人目のTOP5ランクインとなりました。

2017年の7月にゴールデンステイト・ウォリアーズと再契約を結んだケビン・デュラント選手は予想されていた年俸を遥かに下回る条件を受け入れたと言われています。

デュラント選手は減俸を受け入れた理由を『The Athletic』に対して、NBA優勝を果たしたチームのコアメンバーを残すためだと明かしています。

本来であれば950万ドル(約10億3700万円)多い条件で再契約できたそうだが辞退し2500万ドル(約27億2900万円)という額で契約したそうです。

これに対しデュラント選手は「チームの全員を残したかった。(減俸受け入れが)チームメイトを呼び戻す上で、オーナーの助けになると思ったんだ。」と述べています。

2017年最も稼いだスポーツ選手の年収ランキング【後編】

日本人アスリートのスポンサー収入

さてこれまで世界のトップ選手の収入について見てきました。

私たち日本人の感覚からすると額が違うなと思われた方もいるのではないでしょうか。

上でご紹介したようにスポーツ選手には年俸や賞金の他にスポンサー収入が結構大部分を占めることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ここでは何人かの日本人アスリートのスポンサー収入について少し見ていきたいと思います。

錦織圭(テニス)

日本を代表するテニスプレーヤーの錦織圭選手ですが、the London School of Marketingが実施した調査によると2015年時点でのスポーツ選手のブランド価値ランキングにて第17位でスポンサー収入はなんと18億円と発表されました。

錦織圭選手と言えばユニクロのウェアやカップヌードルの印象をお持ちの方も多いかと思いますが、その他にもウィルソンナイキなどの用具をはじめ、タグ・ホイヤー、ウィダーinゼリー、ジャガー、JAL、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)等もう身の回りにあるもの全てにスポンサーがいるくらい数多くのスポンサーがいます。

そのため錦織選手のスポンサー収入は高額になるのですね。

松山英樹(ゴルフ)

こちらはゴルフ界を代表する日本人アスリートの松山英樹選手です。

これまでアメリカPGAツアーでは日本人最多となるツアー4勝を挙げメジャー大会での勝利が期待されています。

そんな松山英樹選手は賞金ランキングもPGAで上位に位置するくらいの存在感を示していますが、スポンサーも数多く契約しているのです。

では一体どのような会社と契約しているのでしょうか。

まず代表的なスポンサーとして知られているのは国内ゴルフ用品最大手のダンロップスポーツではないでしょうか。

今年1月にダンロップが2022年まで5年間契約を延長したと大々的に報じられており、その額なんと5年30億円との事です。

クラブやウェアなどを含めた総合契約で、日本人ゴルフ史上最高の超大型契約と言われています。

他には2017年1月から野村ホールディングスと3年契約を結んでいます。

さまざまな常識を打ち破りながら、世界への挑戦を続けている松山選手の意思に野村ホールディングスの意思が合致したとして応援することを決意したそうです。

さらにロレックスANA、オークリー等ともスポンサー契約を結んでいるそうです。

具体的な金額は残念ながらわかりませんが、ダンロップスポーツだけでも1年間あたり6億円の計算になるのでその他のを合わせたらすごそうですよね。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はスポーツ選手の年収のランキングについてご紹介してきました。

それにしてもスポーツ選手が貰う金額は桁違いにすごいですよね。

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