就活にかかるお金はどのくらい?交通費や準備費用など!

3月に入り就職活動シーズンもようやく本格化して来ています。

まさに就職活動真っ最中という人もいれば、先輩の就職活動の様子を見て不安に思ったり、何かやらなければと意気込んでいる下級生も多いと思います。

就職活動はもちろん人生の一大イベントなので精神的な負担はつきものですが、意外とお金の面での負担も大きいということも事実です。

特に、首都圏に企業を受ける地方の大学生は何度も首都圏に足を運ばなければならず、体力もお金もジリジリ削られていってしまいます。

実際に数字で見てみると、株式会社リクルートキャリアによる「就職白書2017」によれば、就職活動にかかった費用の平均額は17万960円で、地域別では関東の学生が15万8562円で、北海道・東北の学生が22万9343円となっており、大きな開きがありました。

では、就職活動を成功させるにあたってどのくらいの費用が必要となるのか細かく項目に分けて見ていきましょう!

最大の出費は交通費と宿泊費!?都内の大学生でも意外とかかる??

就職活動中の最大の出費項目となるのが、おそらく交通費です。

地方の大学生は企業のインターンシップや面接のたびに首都圏に来なくてはなりません。

そうすると新幹線や飛行機、節約するにしても長距離バスを利用する機会が増えてくるので人によっては何万円もかかってしまいます。

また数日間の滞在が必要な場合にはホテル等に宿泊しなければなりませんが、企業によっては遠方の学生向けに宿泊支援をしている場合もあるのでぜひチェックしましょう。

また、首都圏在住の友人や家族がいれば何泊か泊めてもらうのも良い方法だと思います。

都内の学生はこうした宿泊費などの心配はあまりありませんが、1日で何社も回る場合にはタクシーなどを利用しなければならないケースも出てくるので、交通費は侮れませんね。

就活の準備・身だしなみや持ち物にもしっかり気を使ってより良い第一印象を!

就活を成功させる上で大切なのがなんといっても第一印象ですね。

もちろんイケメンや美人であるには越したことはないですが、もっとも大切なのは「清潔感」です。

ヨレヨレのスーツにボサボサの髪型では、なかなか一緒に働きたいとは思ってもらえません。

身だしなみを整えていく上で注意するべきなのが、服装と髪型の2点です。

服装・スーツやカバンは新調するべき!?

就活生のトレードマークといえばリクルートスーツです。

就職活動では、もちろん個性を出していくことは大切ですがスーツなどの外見の面ではなるべく落ち着いた、いたって普通なものが好ましいとされています。

そのため入学式で使ったスーツなどが着用可能であれば、就職活動でもクリーニングなどに出してあれば着用しても構いません。

就職活動中は連日の面接となったり、不測の事態に備える上でも2〜3着のスーツを用意して置くと安心かと思います。

スーツは特段ブランド物である必要はないので、1万円から2万円程度で売られているようなものでも十分です。

また就職活動中に使うようなカバンや靴はなかなか一般の大学生が持っていない場合が多いので新しいものを購入する場合が多いようです。

仮にアルバイトなどでスーツやシューズを着用していた場合も、履きつぶしてしまっっていたり汚れが目立つ場合には迷わず新しいものを購入しましょう!

革靴やカバンは入社後も毎日使用するものなので、長く使えるデザインや丈夫なものを選びましょう。

髪型なども清潔感のあるものにしましょう!

スーツなどの服装と同じくらい重要なのが髪型です。

数回の面接では就活生の人柄を100%知ることはできないので、どうしても見た目の印象が大きなウエイトを占めてしまいます。

その時にボサボサの髪型で面接に行ったのでは、だらしがない人という認識を持たれてしまうので、しっかりとした身なりで面接に臨みましょう。

また、就職活動前に髪の毛を染めていた人は黒に近い色に戻さなければいけない場合がほとんどなのでその点も注意しましょう。

普段メガネをかけて生活していた人などは、就職活動をきっかけにコンタクトレンズに変えることも多いので、その予定がある人は眼科の診察料やコンタクトレンズの費用が追加でかかることも覚えておきましょう。

意外とかかる食費・オフィス街の昼食は高い?

地方の大学生が東京で就職活動してみてびっくりするのが物価が高いということです。

オフィス街等で食事をする機会も増えてきますが、そうしたところではランチでも1000円を超えてしまう場合も多くあります。

もちろん食費の節約のためコンビニエンスストアやファストフードを利用したり、自宅からお弁当を持っていったりすることも可能なので、しっかりとお財布と相談してみると良いと思います。

とはいえ、食事は就職活動中のリフレッシュにもなるし、入社後のイメージを持つ上でも大切なので、あまりお金に気にせず気に入った場所があればぜひ利用してみるのがオススメです!

番外編・就活中にアルバイトは続けるべき??

ここまで見てきて、就職活動には案外お金がかかることがわかりました。

就職活動にかかるお金は親に援助してもらうケースも多いですが、アルバイトで工面しようとする学生も多いです。

しかし、就職活動の費用のために活動期間中にアルバイトに没頭してしまっては本末転倒です。

そのため就職活動が本格化する前から、活動資金をしっかりと用意しておいて就職活動中はアルバイトをセーブするのがオススメです。

完全に辞めてしまうと就活後にまた新しいアルバイトを探さなければいけなかったり、アルバイトが息抜きになったりもするので細々と続けていくのが良いのではないかと思います!

まとめ

就職活動のお金事情はいかがでしたか?

住むところや受けたい企業の場所によっても当然変わってきますが、少なく見積もっても10万円はかかってしまうというのが一般的です。

就職活動期間にアルバイトに追われないためにも、早めに資金やスーツなどを用意しておくことが大切なので、お金の面でもしっかりとしたスケジュール作成を心がけましょう!

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