日本人の通勤時間や定期代・通勤距離は平均どのくらい?


 

「できるなら会社の近くに住んで自分の時間を確保したい」と思う一方で、「会社の近くでは家賃が高くてなかなか住むことは難しい」というのが社会人の悩みのタネの一つだと思います。

また、東京の満員電車は乗っているだけで疲れてしまい、通勤時間が長すぎると仕事場と自宅を往復して1日が終わってしまい、プライベートな時間が全く取れない、なんてことも起こりがちです。

今回は、これから新社会人になる方や引越しを検討されている方を対象として、いったい他の人が通勤にどのくらい時間を充てているのか、定期代はどのくらいかなどを今後の参考になるような情報を紹介していきたいと思います。

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日本人の通勤時間や通勤距離の平均は何時間!?世界的に見ても長い!?

 

はたらく未来研究所による調査によると、通勤者の平均通勤時間は58.8分ということがわかりました。

これは東京に人口が密集していることや鉄道路線がかなり便利なため、鉄道を使った通勤が大きな割合を占めており、郊外などにベッドタウンの建設が進んだことが背景にあるとされています。

平均通勤距離は25.8キロメートルで、立川・新宿間がこの距離にほぼ等しいとされています。

平均乗り換え回数は1.1回で、通勤者の80%近くが通勤時間をもっと有効に使いたいと感じているようです。

 

では、世界的に見た場合の日本の通勤スタイルの問題点を考えてみます。

まずアメリカの場合は、日本とはそれほど通勤時間に違いはないものの、自動車による通勤が70%~80%を占めているため、自分一人のプライベートな時間は通勤時間中も維持できるといった点から、通勤に対する不満はそれほど問題化していません。

しかし、近年では肥満に対する問題意識の高まりや、ガソリン価格の高騰から通勤時間は増加するものの、徐々に公共交通機関を利用して通勤をする人も増えてきているようです。

 

またヨーロッパでは通勤時間が長くても40分ほどで、日本に比べて短めなことに加えて、オランダなどを中心として自転車を利用した通勤を奨励していることから、良いリフレッシュになっているのではないかと推察できます。

 

そのため、日本の通勤形態を考えていく上でのポイントは、通勤時間だけではなく圧迫感やプライベートの時間が失われることもあるということです。

こうした圧迫感を軽減する方法としては、「始発からの電車に乗れるような地域に住むこと」などがあります。

ゆっくりと座って通勤できるのであれば、映画や動画を視聴したり、読書をすることも可能なので通勤時間に対する不満足感は減る、とされています。

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日本人の定期代は平均いくらくらい!?家賃と通勤時間どっちを犠牲にする!?

 

先ほどと同様の調査によれば、定期代の一ヶ月平均は1万5,170.8円となっています。

企業によっては通勤補助が出るところも多いですが、通勤にこれだけのお金をかけるのは大変ですよね。

あた、家賃が安いところに住もうとした結果、職場から離れてしまい定期代が高額になってしまったなんてケースもたびたび起こります。

東京23区の家賃は、葛飾区や足立区、江戸川区や練馬区といった地域では6万円程度が相場なのに対して、港区や中央区、千代田区などのオフィスが多い地域では10万円を超えてしまうなど大きな地域差があります。

そのため、たとえ勤務先が港区にあったとしても、より家賃の安い他の区や23区外、はたまた他県から通勤するという事態が発生するのです。

 

その一方で「時は金なり」ということわざがあるように、通勤時間も積もり積もっていくと、もっと他のことに充てられたのにと後悔してしまう場合も多いです。

具体的な例として、毎日片道で2時間、往復で4時間を通勤にかかるケースを考えてみます。

この場合、月の出勤日数が20日とすれば、通勤時間は1ヵ月あたり80時間年間では960時間となります。

365日のうち、40日も通勤に使ってしまうことになるのでもったいないですよね。

こうしたことを考えると、ただ家賃が安いところに住むのが得、とは言えないことがわかります。

社会人の家探しの際には、家賃と通勤時間のバランスを考える必要があるのです。

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まとめ

 

通勤時間や定期代のまとめはいかがでしたか!?

これから新生活を始めようという方や引越しを検討されている方の中にも、「家賃を取るか、通勤時間を取るか」の二択で迷っている人も多いと思います。

もちろん家族がいる人は自分の通勤時間だけを考えて家を選ぶことは難しいと思います。

ですが一人暮らしの方であれば比較的自由に家を決めることができるので、ぜひ今回の記事を参考にして、家賃と通勤時間のバランスをしっかりと考えた家探しをしていただけると良いかと思います。

 

また電車通勤に縛られず、少し離れていても自転車で通勤できる地域を探してみるなどしてみると、意外と良い物件があるかもしれません。

もちろん労災や保険の関係から公共交通機関以外での通勤を禁止している企業もあるので、会社の就業規則を確認した上で、自転車通勤は自分の時間を確保するだけでなく、適度な運動にもなるのでぜひ検討してみてください!

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