大学生活は勉強にサークル・部活などやることは盛り沢山で毎日忙しいものです。
大学生になると、仲間と飲みに行ったり遊びに行ったりと、お金を使う機会や金額が高校生までに比べて大きく増えていきます。
そうした中で考えるのはアルバイトですよね。
アルバイトをすることで自分自身が使えるお金が増えることはもちろん、社会経験を積む良いきっかけになります。
今回は、全国大学生活協同組合連合会が発表した「第53回学生生活実態調査」に基づいて、いったい大学生はどのくらいアルバイトで稼いでいるのか分析し、どんなアルバイトが人気なのかなどを紹介していきます。
アルバイトをしている大学生の割合は?大学生のバイト代の使い道は?
アルバイトをしている大学生は◯割!人気の職種や業界は!?
先ほど紹介した「第53回学生生活実態調査」は、2017年10月から11月にかけて全国の大学生およそ1万人に対して実施したアンケートを集計したものです。
これによれば、大学生のうちアルバイトなどの就業活動を行なっている人の割合は全体で71.7%であり、下宿生では78.2%、自宅生では66.1%と下宿生のほうが12%近く高くなるといった結果が出ています。
やはり下宿をすると、実家から通学する場合に比べて家賃などが生活費としてかかってしまうため、アルバイトをして埋め合わせをしなければならないケースが多いのでしょう。
大学生の平均収入は!?平均勤務時間は!?
ではいよいよ大学生の平均的なアルバイト収入がいくらかみていきます。
先ほどの調査によると、自宅生の平均月収が3万7920円、下宿生だと2万8770円となっています。
おおよそ時給が1000円ほどと考えると、1ヶ月の勤務時間は30時間ほどとなるようです。
1週間では8時間ほどなので、週2日で1回4時間のシフトくらいが一般的な働き方だと考えられますね。
大学生は何にお金を使う!?バイト代の使い道ランキング!
では、アルバイトで稼いだお金を大学生はどこへ使っているのでしょうか。
- 旅行・レジャー 28.9%
- 生活費のゆとり 24.1%
- サークル活動の費用 22.5%
- 生活費の維持 21.1%
- 衣類やバッグ 19.0%
- 貯金 17.1%
こうしてみると主な使い道としては、生活費・遊び・貯金の大きく分けて3つに分類できると思います。
大学生というとやはり遊んでいるイメージがかなり先行していると思いますが、この調査では以外にも生活費を自分で捻出しようと頑張っている学生も多いことがわかりますね。
特に生活費に関わる項目は、自宅生に比べて下宿生のほうが割合は高くなっているとのことなので、親に迷惑をかけたくないと考えてアルバイトを行なっている学生が多いと考えられますね。
時給が高いおすすめのバイトは!?東京都の最低賃金はいくら?
2018年の東京都の最低賃金はいくら?
アルバイトをする上でどうしても気になるのが「時給」ですよね。
アルバイトの時給というのは、法律で定まった最低賃金というもの下回って設定することはできません。
2018年の東京都の最低賃金は、1時間あたり958円となり、前年に比べて26円引き上げられました。
つまり時給900円などで募集をしているアルバイトなどは少し疑いの目を持って接しておいたほうが安全ですね。
また年々最低賃金は引き上げられているので、最低時給1000円に到達するのか期待が高まりますね。
高時給のおすすめのアルバイトは!?塾講や
- 塾講師(¥2000/hほど)
- 家庭教師(¥2000/h~3000/hほど)
- イベントの裏方(日給¥8000~10000ほど)
- 短期集中系(2週間で10万円など場所による)
今回おすすめするのは、塾講師や家庭教師といった教育系のアルバイトと、イベント設営や海の家などの短期集中系のアルバイトです。
まず第1位は塾講師を選びました。
一般的な時給は2000円程度で、授業の形態や難易度などによって変わります。
ただ、塾講師は昔から時給が高いことから人気があるアルバイトである一方、授業の準備時間に時給が出なかったりすると、時給はそれほど高くもないケースがよく聞かれるので、雇用者との確認は必須ですね。
第2位は家庭教師です。
家庭教師は相手次第で時給や授業日程をかなり自由に決められるので、かなりおすすめです。
ただ、生徒がいてこそのアルバイトなのでもっと働きたいと考えたときにちょうどよく授業を増やすことは難しいといった難点はあります。
第3位と第4位には、イベントや季節限定の施設の運営のアルバイトを選出しました。
主な理由としては、すぐに勤務地が切り替わるので人間関係で悩む心配がない点です。
先輩や雇用者との関係を気にしてやめたくてもアルバイトをやめられない学生も多くいるので、短期間のアルバイトはおすすめできます。
海や温泉地、スキー場など長期休暇を利用して自分自身も遊びつつも、現地でアルバイトをして滞在費を稼ぐことができるので大学生にはおすすめのアルバイトです!
まとめ
今回は大学生のアルバイト事情を簡単に解説していきました。
これからアルバイトを始めようと思っている学生さんや、アルバイトを変えようと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考に悔いのないアルバイト選びをしてみてください!
暮らしに役立つお金の情報を無料でお届けしています!