私的保険・社会保険とは?民間保険を解説!基本の保険を紹介!

男性の足

保険には社会保険(公的保険)と民間保険(私的保険)があります。

皆さんはこの社会保険と私的保険を網羅的に把握していますか。

意外と知らない保険に関しては今回は紹介していきたいと思います。

保険の種類は非常に多いですが、自分自身にとって最適な保険を取捨選択して様々なリスクに備え、安心した毎日を送りたいものですね。

そのためにも保険の勉強をしっかり行うことをオススメします!

社会保険について解説!

社会保険とは?

社会保険とは、国が国民の生活を保障するために設けられた公的な保険制度です。

〇〇損保や△△生保などは私企業が主に運営している保険プランなので、以下の私的(民間)保険のところで詳しく紹介します。

社会保険は、年収や勤務時間などの一定の条件を満たす国民は、加入して保険料を負担する義務があり、保険料は雇用者(会社員や公務員のことです)もしくは雇用主(企業など)、または両者で負担します。

社会保険料は、毎月給料から天引きされており、どういった種類があるのか把握していない方もいるのではないでしょうか。

社会保険の種類は?

社会保険と一口に言っても、大きく分けて5つの種類に分けられます。

公的年金保険(国民年金や厚生年金)

公的医療保険(健康保険など)

介護保険

労災保険

雇用保険

一般に公的年金は20歳以上60歳未満の方が納付の対象となりますが、大学や大学院・短期大学などに通う学生の場合は、年金の納付時期を遅らせる「学生納付特例制度」を利用することも可能です。

この制度を利用するためには、所得に関する以下の条件があるので注意が必要です。

本人所得≦118万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等

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私的保険について解説!

私的保険とは?

私的(民間)保険とは、国や地方自治体が運営する社会保険に対して、民間の保険会社が運営している任意加入の保険です。

社会保険は国民であれば加入が義務付けられていますが、私的保険への加入は個人で選ぶことができます。

日常生活には様々なリスクが存在します。

死亡といった人に関するリスク、自動車事故といった物に関するリスク、損害賠償に関するリスクなどを社会保険だけで備えることはできません。

社会保険だけでは備えが不十分、もしくは備えることがそもそもできないリスクを私的保険に加入することで備えることができます。

私的保険の種類は?

私的保険は、社会保険以上に様々な種類の保険が存在します。

そこで、私的保険にはどのようなものがあるのかを紹介していきます。

私的保険は大きく3つに分けることができます。

生命保険

終身保険、定期保険などの人の生死に関して保障する保険です。

損害保険

火災保険、自動車保険などの偶然の事故で発生した損害を補填する保険です。

第三分野の保険

医療保険やがん保険など生命保険、損害保険のどちらにも属さない保険です。

※民間保険の加入・見直しを検討している方は、経験豊富なコンサルタントに相談してみましょう。

保障プラン・保険料・組み合わせについて、プロのFPが無料で相談してくれる保険相談サービスは、以下の記事でご紹介しています。

具体的な私的保険を紹介!

以下では3つの保険分野には具体的にどのような保険があるのかを紹介していきます。

生命保険

生命保険には、「死亡保険」・「生存保険」・「生死混合保険」の3つがあります。

死亡保険・・・被保険者が死亡または高度障害になった場合に保険金が支払われる。

生存保険・・・一定期間以上、被保険者が生存している場合に保険金が支払われる。

生死混合保険・・・死亡保険と生存保険を組み合わせた保険。

次に、生命保険には大きく3つのタイプがあります。

定期保険

一定の期間内に死亡した場合に死亡保険金が支払われるタイプの保険です。

終身保険

定期保険とは違い、保障が一生涯続くタイプの保険です。

養老保険

一定の期間内に死亡した場合は、死亡保険金を受け取ります。

一定期間内に死亡せず生存していた場合は、満期保険金を受け取ることができます。

損害保険

損害保険の代表的なものとしては、「火災保険」・「地震保険」・「自動車保険」・「傷害保険」・「賠償責任保険」などがあります。

損害保険の大きな特徴の一つは、保障される対象が偶然の事故、災害で発生した損害、被害のみなことです。

第三分野の保険

第三分野の保険は生命保険にも損害保険にも属さず、病気、ケガ、介護などに備える保険です。

代表的な保険としては、「医療保険」・「がん保険」・「介護保障保険」・「所得保障保険」などが挙げられます。

医療保険は生命保険の特約としてつける場合もありますが、第三分野の保険では医療保険に単体で入ることができます。

それ以外では、例えば損害保険の中の「傷害保険」では、偶然かつ急な事故により傷害を被った場合にのみ保険金が支払われますが、第三分野の保険に加入すればより広範囲なケガに備えることができます。

現在、第三分野の保険は様々な保険が登場しています。

例えば、痴漢冤罪保険などもあります!

このように第三分野の保険は種類が豊富なので、一般には知られていない保険も多くあります。

その分、様々なリスクに備えることができるので、第三分野の保険に関してもしっかり勉強しておくと良いでしょう。

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おわりに

保険料は意外と高額なものです。とはいえ、保険に入らずに生活することは大変心配ですよね。

保険のことをよく知り、賢く保険に入り、最低限の金額で将来のリスクマネジメントを行っていきましょう。

種類が非常に多いですが、自分自身にとって最適な保険を取捨選択して様々なリスクに備え、安心した毎日を送りたいものですね。

そのためにも保険の勉強をしっかり行うことをオススメします!

以下に様々な保険に関する記事を載せていますので、よろしければ参考にしてみてください!

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