みなさんは仮想通貨の格付けランキングが発表されていることをご存知でしょうか!?
値動きばかりに気を取られがちですが、こうした格付けを通して安全な仮想通貨は何かをしっかりと見極めていくことは大切です。
先日の格付け発表に続いて今週も仮想通貨の格付けランキングが更新されたので紹介します!
そもそも格付けってなに!?階級や評価基準は!?
この格付けはアメリカの「Weiss Ratings」という独立系格付け会社によって実施されています。
仮想通貨格付けの階級は?
この格付けは、A(=excellent:素晴らしい)、B(=good:良い)、C(=fair:まあまあ)、D(=weak:弱い)、E(=very weak:極めて弱い)の4段階に加え、各階級にプラスとマイナスの細かな区分けがなされています。
格付けの基準って何!?
また、こうした評価の基準となるのが、
・リスク:様々な期間における相対的、絶対的な価格変動を計測。最高値からいくら下落したか、価格変動の大きさから価格の下落リスクを予測。
・リワード:どれだけの収益が得られるか。継続的に価格が上昇しているか。ベンチマーク(ビットコイン)と比べてどれだけの超過リターンが期待できるか。
・テクノロジー:匿名性、ガバナンス、バージョンアップへの対応、電力消費量など技術的な評価。スケーリングへの対策、他のブロックチェーンとの互換性。その他の技術的な強み、弱み
・ファンダメンタル:決済スピード、ネットワークの安全性、非中央集権性、人々に広く受け入れられているかなどを評価。開発者の参加程度、ネットワークのキャパシティー、市場の流動性なども考慮。
格付けに関するもっと詳しい情報については、下の記事を読んでいただけると、より深く理解ができるのではないかと思います!
仮想通貨全74種類の格付け一覧・ビットコインの評価は?
2月17日の最新版格付け!!
では早速、2月17日に発表された格付けを見てみましょう!
Aランク
2月17日現在ではなし
B+ランク
2月17日現在ではなし
Bランク
2月17日現在ではなし
B-ランク
Cardano(ADA),Decred(DCR),EOS(EOS),Ethereum(ETH),Lisk(LSK),Steem(STEEM)
C+ランク
Ark(ARK),Bitcoin(BTC),BitSheres(BTS),Dash(DASH),EthereumClassic(ETC)
NEM(XEM),NEO(NEO),PIVX(PIVX),Ripple(XRP),Zcash(ZEC)
Cランク
Blocknet(BLOCK),Burst(BURST),GyteballBytes(GBYTE)
Bytecoin(BCN),Counterparty(XCP),DigiByte(DGB),Dogecoin(DOGE)
ICON(ICX),IOTA(IOT),Komodo(KMD),Litecoin(LTC),Monero(XMR)
RailBlocks(XRB),NAVCoin(NAV),Neblio(NEBL),Nexus(NXS),Nxt(NXT)
Peercoin(PPC),Qutem(QTUM),Shift(SHIFT),Stellar(XLM),Syscoin(SYS)
Verge(XVG),Vertcoin(VTC),Waves(WAVES),XTRABYTES(XBY),ZCoin(XZC)
ZenCash(ZEN)
C-ランク
Aeon(AEON),Ardor(ARDR),Asch(XAS),Bitcoin Cash(BCH),Black Coin(BLK)
CloakCoin(CLOAK),DigitalNote(XDN),I/O Coin(IOC),Skycoin(SKY)
SmartCash(SMART),Stratis(STRAT),Ubiq(UBQ),Viacoin(VIA)
D+ランク
Auroracoin(AUR),Bitcoin Gold(BTG),Einsteinium(EMC2),Feathercoin(FTC)
GameCredits(GAME),Metaverse ETP(ETP),Namecoin(NMC),ReddCoin(RDD),WhiteCoin(XWC)
Dランク
Gulden(NLG),PotCoin(POT),Pura(PURA),Rise(RISE),
D-ランク
Electroneum(ETN),Expanse(EXP),Novacoin(NVC),
E+ランク
Megacoin(MEC),Quark(QRK),SaluS(SLS)
Eランク
Matchpool(GUP)
E-ランク
CyberMiles(CMT)
評価が上がった仮想通貨は!?その要因とは?
2月17日の発表の段階で、前回の格付けから評価が上がったのは、
・Auroracoin(AUR)
・Decred(DCR)
・EthereumClassic(ETC)
・Lisk(LSK)
・Neblio(NEBL)
・Zcash(ZEC)
の7つでした!
中でもB-ランクに上昇したLisk(LSK)とDecred(DCR)に関して詳しく説明します。
Lisk(LSK)
リスクの大きな特徴は、イーサリアムと同じくスマート・コントラクトの機能を持っている点です。
うスマート・コントラクトとは、執行条件と契約内容を予め決めてプログラム化しておくことで、その条件が満たされた際に自動的に契約が実行される仕組みです。
簡単にいうと、取引の際に毎回メモを残すことで、仲介者や契約書類の必要がなくなり、費用の削減や手続きの簡略化を実現できるのです。
またリスクにはあって、イーサリアムにはない技術がサイドチェーンと呼ばれる仕組みです。
これは何かネットワーク上で問題が発生した場合に、開発者自らが処理することが認められています。
これによりハッキングなどの問題にも対応しやすいというメリットがあり、こうした安全面やセキュリティー面が評価されたのではないかと考えられます。
Decred(DCR)
ディークレットは2016年2月に公開された比較的新しい仮想通貨です。
その大きな特徴は情報がオープンにされていること、つまりプログラミングなどに詳しい人なら自分の目で仮想通貨の状況を確認でいるという公平性があります。
また開発途中での通貨の分離を防ぐために、投票による意思決定プログラムが採用されているため、公平に通貨を持続することが可能になっています。
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まとめ
今回の仮想通貨格付けはいかがでしたか!?
仮想通貨を購入するときには、価格の上下はもちろんのこと、こうした第三者による安全性の評価も踏まえて判断をすると良いのではないかと思います!
今後も定期的に格付けは更新されると思うので、ぜひチェックしてみてください!
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