メルカリで商品が全く売れない時に見直すべき9つのポイント

貯金箱

フリマアプリとして人気の高いメルカリ。

月間利用者は1000万人を超え、フリマアプリだけで生計を立てている人もいるほどです。

しかしその一方でメルカリで出品したのに、なかなか買い手が現れず苦労している人も多いと思います。

せっかく出品したのだから、なんとか売れて欲しいですよね。

本記事ではそんな悩みを抱えている方に向けて商品が売れない9の原因と対策法をお伝えしています。

メルカリで商品が売れない時に見直すべき9つのポイント

見直し①:季節外れのものなど、そもそも需要がない商品を出品していないか

メルカリで買い物をする人の多くは、その時に必要なモノを購入したいと思っているため、季節外れの商品やそもそも需要がない商品は購入されません。

例えば、洋服を出品する場合で考えると、夏に『ダウンジャケット』の出品をしていても購入希望者は少ないですよね。これは極端な例かもしれませんが、意外に「自分が売りたいモノ」と「世の中が欲しているモノ」がズレてしまっているケースはままあります。

商品の見せ方を工夫する努力も必要ですが、思ったように売れない時には、まず、そもそもニーズがあるかどうかを一度見直してみることをおすすめします。

見直し②:商品写真の見栄えは綺麗か

メルカリでは商品写真は売るために最も大事な要素の1つです。写真の写りが悪かったり、商品の一部だけしか写っていない写真の場合は、いくら本当に良い商品だったとしても売れなくなってしまいます。

メルカリでは検索一覧で表示されるのは、1枚目に登録されている写真と値段のみです。

つまり、「写真がイケてない=クリックしてもらえない」ということになります。

どんなに価値のある商品を出品していても、商品の中身(商品ページ)を見てもらうことが出来なければ、それが売れることはありません。

逆にいうと、魅力的な写真であれば、より商品は売れやすくなるのです。

メルカリで売れるための商品写真とは、一言でいうと「一目で商品の正確な情報が伝わる」写真です。少し抽象的かもしれませんが、要は、商品の大きさ、質感、色、形などがハッキリとわかればOK。

例えば、商品の一部分だけをズームで取ったり、暗い場所で商品の外観が見えづらい写真などはNGです。

また、綺麗な写真を撮影するためのコツとしては、

  1. 明るさ
  2. 構図

の2点が挙げられます。

「明るい場所」で撮影した方が綺麗な写真が取れるのは、ご存知の方も多いと思います。おすすめは、家にあるアルミホイルや白い紙で光を反射させて商品に当てるやり方です。これならレフ板代わりに使えて、商品をしっかりと照らすことができます。

また、構図も重要な要素の1つ。構図1つで写真の印象はガラっと変わります。ちょっと難しそうな気がするかもしれませんが、初心者の方はまず「三分割法」を覚えると良いでしょう。

三分割法とは、フレームを縦横三分割にします。「井」の字のようなイメージですね。そしてこの縦横線が交わる部分に被写体を持ってくると綺麗な構図になるという手法です。

簡単なことですが、これを意識するだけで商品の見栄えが格段によくなります。「写真にちょっと自信がない」という人はぜひ試してみてください。

見直し③:商品ページのカテゴリ・タイトル・説明が適切か

次に商品ページの情報が適切なものになっているか確認しましょう。

ここでは、以下の3点をみていきます。

  1. カテゴリ
  2. タイトル
  3. 商品説明

カテゴリ

メルカリでは、カテゴリから商品を探すユーザーが非常に多くいます。そのため、自分が取り扱っている商品がしっかりとターゲットユーザーが探すであろうカテゴリに登録されているか重要です。

タイトル

また、欲しいものがピンポイントで決まっている人は、商品名を直に検索することも有りえます。その際に適切な文言を使っているタイトルであれば、検索ユーザーにも見つけやすくなります。

例えば、 iPhone6のケースを探している人に対して、タイトルが「iphone6」だけ、や「アイフォンカバー」になっていると検索時の関連性が薄れ、ユーザーに表示されづらくなってしまいます。しっかりと検索者が使うワードを使ってタイトルを作りましょう。

商品説明

商品説明は、非常に大切です。対面でコミュニケーションが取れる店舗販売や企業が運営しているネットショップと違い、メルカリは個人間売買なので、「商品の質は大丈夫だろうか」「写真にごまかされてないだろうか」など買い手は色々な不安を抱えています。

商品説明には、以下の項目は最低限しっかりと書くようにしましょう。

  • 使用感、使用歴
  • 破損している箇所
  • サイズ、大きさ

具体的な書き方は、同じ商品を出品していて、既に購入済みになっているページを参考にすると良いでしょう。「既に購入されている」という点が大事です。成功している人の書き方を参考にして、修正してみてください。

見直し④:出品価格が相場と比べて高すぎないか

商品には相場というものがあります。特にメルカリの場合は、「中古品でもいいから、安く手に入れたい」というニーズが多いので、価格設定は非常に大切です。

適正価格をチェックする時はメルカリ以外にもヤフオクや他のフリマサイトを活用して、売ろうとしている商品の状態や使用年数を鑑みて、どれ位の金額が相場なのか調べるのがおすすめ。

逆にNGなのは、自分が買った時の値段がこれくらいだから、少なくてもこの値段では売りたいな、と相場を調べずに出品してしまうこと。

買い手のニーズと売り手の価格にギャップがあれば、もちろん購入にはつながりづらいですよね。

見直し⑤:出品価格は送料込みの値段になっているか

メルカリで送料込みで販売することは、一見細かいように見えて、すごく重要なポイントになります。

なぜかというと、購入者の多くは面倒を避けたいという心理を持っているからです。購入者はあらかじめ予算を決めて商品を探します。着払いにしてしまうと、購入者の住まいによって値段が代わるので毎回送料を調べなれければいけません。

基本的には送料込みでの商品の方が好まれやすい傾向があります。実際、メルカリで販売されているほとんどの商品が送料込みになっていますので、別料金にしていた方は一度見直してみてください。

見直し⑥:プロフィール情報は購入者が見て安心できる内容か

商品の正確な情報も大事ですが、購入前には、「出品者が信頼できる人か」も見られます。そこで大切なのがプロフィール情報です。

信用できるのかを判断するため、取引数の評価を確認されます。もし取引数が少ない場合はプロフィールに少しでも多くの情報を記載しましょう。

何を書けばいいかわからないという人は、以下を意識してみてください。

  • 自分が何者か
  • 商品を出品している理由
  • 連絡が取れる頻度
  • その他メリット(ほぼ未使用)や注意事項(ペット有無や喫煙有無)

例えば、

  • 自分が何者か→小学生の子供が2人いる専業主婦
  • 商品を出品している理由→引っ越しに伴ってダイニングテーブルが不要になった
  • 連絡が取れる頻度→平日10時〜17時
  • その他メリットや注意事項→3ヶ月前に購入したばかりなので、汚れはほとんどありません。

というような感じです。

ダラダラと書きすぎず、パッと見で分かりやすく書くことがポイントです。

見直し⑦:ユーザーが少ない時間帯に出品していないか

メルカリでは出品した商品はタイムラインに更新順に表示されています。購入されないと新たな商品がどんどん出品されてしまい、自分の商品が埋もれてしまい購入される可能性が下がってしまいます。

例えば、学生向けの参考書を出品する際に、平日のお昼頃に出品しても、学生は授業を受けているので売れませんよね。もし参考書を出品するなら学生がスマホをチェックしている夜などに出品するのがベターです。

自分の商品を購入してくれるであろうターゲットの生活時間を意識しみるといいですよ!

見直し⑧:売れないまま再出品せずにページを放置していないか

1、2週間経っても売れない場合は、再出品してみましょう。再出品とは、一度掲載した出品を取り消し、同じ商品を新たに出品しなおすことです。

前述した通り、メルカリはタイムライン形式なので、情報が古いほどページが下に埋もれて閲覧機会が少なくなります。再出品すると、商品が新たにタイムラインの上に表示されるので購入者の目に留まりやすくなります。

また再出品する時は、自分と同じ商品又は似ている商品で売れている商品よりも、少し安く価格を設定することでさらに買ってもらいやすくなります。

見直し⑨:購入者とのやりとりは迅速かつ丁寧か

メルカリは、お店と違って一般人同士での取引です。

  • 買っても届かない
  • 届いた商品が写真と全然違う
  • 偽物が届く

購入する側は常にこういったこと事を不安に感じています。

その為、質問の対応が不親切な対応を取ってしまうと、不安を感じてしまい、商品を購入していただけません。

安心感を与えるためにも常に、誠実で素早い返信を心がけてください。もし仕事の都合などでやり取りをできない時間帯がある場合は、プロフィール欄にその旨を記載することで、購入する人に安心感を与えることができるのでお勧めです。

メルカリ購入者の気持ちになって、不安を感じないような工夫をしよう

本記事ではメルカリで商品が売れない時の対策を9つ紹介しました。

改めて以下にチェックポイントをまとめます。

  1. 需要のある商品を出品する
  2. 綺麗な写真をとる
  3. カテゴリ・タイトル・商品説明は適切に書く
  4. 相場を踏まえた出品価格にする
  5. 送料込みで販売する
  6. 安心できるプロフィールを書く
  7. 購入してくれるユーザーが多い時間帯に出品する
  8. 売れなかったら再出品
  9. 質問には、素早く丁寧に返信する

基本的には、「買う側」の立場に立って物事を考えてみることが重要です。できれば、一度自分もメルカリで購入者側になって、どんな商品を買いたくなるだろう、逆にどんなページに不信感を覚えたか、を分析してみるのも良いでしょう。

本記事を参考にみなさんの出品のお役に立てば幸いです。

暮らしに役立つお金の情報を無料でお届けしています!