初心者でも簡単!IPO投資の始め方やメリットを解説!

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皆さんはIPO投資という単語をご存知でしょうか!?

普通、株式投資というとじっくりと新聞を読み込みながら銘柄を検討したり、チャート分析をして売り時を見計らう、なんてイメージがありますよね。

 

しかし、IPO投資ではそうした株式投資とはやや異なり、公募価格というあらかじめ決められた価格で新規に公開された株式を購入して、任意のタイミングで売却します。

その売るタイミングも、初値という上場したばかりのタイミングという極めてわかりやすいものであることが多く、株式の売買の初心者であってもやりやすいものになっています。

 

のちに紹介するデメリットでも触れますが、利益を出すまでに根気は必要ではあるものの、ローリスクミドルリターンに分類される勝率の高い投資ではあるので、しっかりと基礎知識をつけて実践してみましょう!

 

そもそもIPO投資ってどんな投資?株式投資と何が違うの?

IPOとは、Initial Public Offeringの略語であり、簡単に言えば企業が事業をしていく上で必要な資金を、自社の株式を新しく投資家に売り出すことで調達する仕組みを指します。

日本語では、「新規公開株」「新規上場株」と呼ばれます。

 

IPO投資とは、企業が上場する際に発行する株式を買う権利を抽選で獲得し、上場日に初めて値がついたタイミングで(その時の価格を初値と言います)売りに出すことで、短期的に利益を上げようという手法です。

つまり、新規に発行される株式を上場前に予約しておいて、上場の当日に売りに出すというものです。

 

リーマンショック後にはIPO後の初値の推移もそれほど冴えない企業も多かったものの、市況が安定した現在では公募価格に比べて初値が高くなる確率は9割近い状況であり、勝率自体はかなり高い投資手法と言えるでしょう。

 

購入する際の最小単位は100株ずつとなっており、基本的には数十万円ほどの資金があれば始めることが可能です。

株式投資のように、毎日チャート分析をしたり、頻繁に売買をする必要はなく、抽選に応募して当選したら購入手続きと上場日に売却するだけで取引は完了する手軽さも魅力ですね。

 

また、株式投資では市場の状態やマーケットの情報に関してアンテナを貼っておく必要がありますが、IPO投資の場合にはその企業の将来性や経営状態を簡単にチェックしておくだけでも十分戦うことができます。

さらに投資対象となる企業の数も、株式投資は膨大にありますが、IPO投資の場合には年間数十件ほどですので、かなり限られた中での情報収集で済むので取り組みやすくなっています。

こうした点でも投資初心者にもIPOはおすすめです。

IPO投資の始め方!利益を出すまでの手順を簡単に解説!

IPO投資の始め方・やり方はいたってシンプルです。

 

まずは証券会社の口座を開設しましょう。

開設する証券会社は一つに限定するのではなく、いくつか開設しておいたほうが抽選に参加できるチャンスも多くなります。

開設するのは大手の証券会社(野村證券・SMBC日興證券・みずほ証券など)だけではなく、ネット証券も開設しておきましょう。

ネット証券ですと、マネックス証券やSBI証券などがIPOに比較的強みを持っているのでおすすめです。

 

次にするべきことは、IPO株の抽選への申し込みです。

口座開設を行なった証券会社から、ブックビルディングというものを選択して公開価格の仮条件のうちいくらで購入するかの意思表示をします。

このブックビルディングが抽選への参加になり、仮条件のうち最高値で申請を出すことで抽選に当選しやすくなります。

人気の高い銘柄だと、最高値以外ではほとんど勝負にすらならないケースも多いので、ここはケチらずに最高値をつけることをおすすめします。

 

ブックビルディングが終わると、公開価格が決定します。

抽選の結果が出て当選した場合に限り、その銘柄の株式を購入する権利を得るのです。

また、この当選連絡を受けただけでは株式を購入したことにはならず、購入期間内に新規公開株の購入手続きをすませなければならないのです。

新規公開株の購入期間はおおよそ1週間程度とかなり短いものになっているので、せっかくの当選したチャンスを無駄にしてしまわないためにも、しっかりと購入手続きを行いましょう。

 

以上をまとめると、IPO投資をする際にやらなければならない手順は

  1. 証券会社の口座を解説すること
  2. ブックビルディングに申し込み、抽選へ参加すること
  3. 当選したら期間内に購入手続きを完了すること

の3ステップといえるでしょう!

 

IPO投資のメリットやデメリットは?初心者にオススメの理由とは?

チェックリスト

ここまではIPO投資を始めるまでのステップを紹介してきました。

では、IPO投資には他の投資に比べてどんな利益やデメリットがあるのでしょうか?

 

こうしたIPO投資のメリットにこそ、初心者の方にもピッタリである理由が秘められているのでぜひチェックしておいてください!

IPO投資のメリット

IPO投資のメリットの一つ目は、「勝率が極めて高いこと」です。

先ほども紹介したように、新規公開株は公募価格よりも9割近い確率で高い初値がつきます。

抽選に当選し、公募価格で購入して初値で売ってしまえば、かなり高い確率で売買差益を出すことができるという仕組みです。

 

また、IPO投資では基本的な売買手数料がかからないため、初値が上がってくれさえすればしっかりと利益を出すことができるのです。

 

二つ目のメリットは、「長期保有をすることで大化けする可能性を秘めている」という点です。

IPOをする企業の多くは、高い将来性を期待されており、実際に開発中のサービスが完成して世の中に出たタイミングなどで大きく株価が跳ねる場合があります。

初値と公募価格の差で短期的に儲けることも可能ではありますが、将来の大きなリターンを期待して長期保有をすることも大きなメリットがあります。

 

三つ目は、「早いスパンで投資を経験を積むことができること」です。

IPO投資では、抽選に当選しなければ投資することはできません。

ですから、とりあえず気になる銘柄の抽選に申し込みをして、ダメだった場合にはすぐに次の銘柄を探すことになります。

 

また、当選した場合にもすぐに購入手続きを済ませ、上場後に初値がついたら売るというサイクルを回していれば、何年もじっと値上がりを待つ必要などもありません。

IPO投資のデメリットと注意点

いいところばかりのように錯覚してしまうIPO投資ですが、いくつか気をつけなければならないこともあります。

 

まず、注意点の一つ目は「必ずしも儲かることばかりではない」という点です。

確かに他の投資の仕方に比べると、リスクに対するリターンは大きい方ではありますが、それでも時には公募価格を初値が下回ってしまうケースもあります。

例えば、巨大なIPOをしたことでも知られるソフトバンクの場合には、公募価格よりも2%低い初値をつけたので、この場合には短期的な売買をすると赤字ということになってしまいます。

 

二つ目のデメリットは、「抽選の申し込みによって資金が拘束される」ということです。

落選してしまった場合には、お金はしっかりと戻ってきますが、抽選中に資金を他の用途に回せなくなるので、あくまで余剰資金でIPO投資を行うことをオススメします。

 

三つ目のデメリットは、「抽選に当選しなければそもそも投資するチャンスすら得られない」という点です。

IPO投資において、株式を購入できるのは抽選に当選した場合のみとなってしまいます。

そのため、抽選に当選してやっと収益をあげるチャンスが巡ってくるのです。

 

では、IPOの当選確率を上げるためにはどんなコツがあるのかを紹介していきます!

IPO抽選に当選確率を上げるためのコツとは?

IPO投資の最大の難関は「抽選に当選すること」といっても過言ではありません。

ここでは、IPO投資の当選確率を上げるための方法をいくつか紹介していきます!

 

まず一つ目のコツは、「複数の証券会社の口座を持つ」ということです。

これは非常にシンプルな考え方で、1回しか抽選できないよりは、なんどもチャレンジした方が当選できる可能性は広がるからです。

新規公開株をどこの証券会社が引き受けるのかは直前までわからないので、複数の証券会社にアカウントを持っておくことで、どこが引き受けても抽選に参加できる状態を作っておきます。

 

「主幹事の証券会社から申し込みを行う」というのも大きな効果があります。

主幹事というのは、ある会社の上場の際に取りまとめを行うリーダーのようなものです。

主幹事にはより多くの株式が分配されるので、主幹事の証券会社では当選する本数自体は他の証券会社よりも多くなります。

 

上とは反対に、「マニアックな証券会社から応募する」というのも一つの策です。

引き受ける株式数自体は少ないものの、そこから申し込みをする人も少なければ当選確率は高くなる場合もあります。

ですから、メジャーな証券会社とともに、それほど知名度の高くはないネット証券などにも口座を持っておくと良いかもしれません。